【レビュー】Spotted Flower 1・2巻
閉じる
閉じる

新しい記事を投稿しました。シェアして読者に伝えましょう

×

【レビュー】Spotted Flower 1・2巻

2016-12-08 00:26

    ●白泉社 木尾士目(著) 『Spotted Flower』



    以下あらすじ(Amazonより引用)-------------------
    「げんしけん」の作者による甘くて苦いオタクな旦那と非オタクな奥様のセキララな新婚日記。コスプレ好きな大学時代の友人も加わって大騒ぎな毎日です。カバー他描きおろし多数。
    -------------------------------------------------------

    既に雑誌掲載時に読んだものの『げんしけん』の最終巻も買ってしまったんですが、そのとき同時にこの本が目について、こちらも読んでみました。

    なんかもう表紙を見れば大概の人はピンとくるでしょうが、ハイ、その通りの話です。

    『げんしけん』のスピンオフというよりアナザー・アフターストーリーとでもいうべきでしょうか?

    いわば、原作者自身がパロディを描いているようなもので、勘所の押さえ方は本人ならではといったところ。 

    「もし、春日部さんが高坂くんではなく班目くんと結婚していたら・・・」という世界ですが、登場人物の名前は一切出てこない・・・"あんた"とか"きみ"とか呼び合うだけなので、特に『げんしけん』を意識しなくても読めると思います。 つか、枝分かれした未来の話として読むも良し、オリジナルとして楽しむも良し、という趣向なのでしょう。


    班目くんは結婚してもなお、オタク趣味にどっぷり浸かっていて、それでもしっかり働いて真面目な社会人であり夫としての役割もこなすという、ある意味、男子オタの理想像のような生き方?

    一方の春日部さんは、時にやさしく、時に厳しく接しつつも、飽くまで主導権を握り続けるのは学生時代と同じ。
    物語は、春日部さんが妊娠して、お腹がかなり大きくなってるところから始まりますが、メインテーマは「妊娠中のセックス」ということで(?)、あの手この手で旦那を焚きつけるのが各エピソードの柱といえるでしょう。 この辺、かなり直接的というか有り体に言えばエロいですw。

    1巻目はほとんど二人だけでお話が進んで、途中で大野さんが出るくらいですが、2巻では成熟した女の色気ムンムン(?)の波戸くんとか、痩せた矢島っち(!)とか、やはり『げんしけん』本編の読者なら見逃せない話が増えてくるところも楽しく、同時に他のメンツたちのその後も気になるところです。

    どうやらこちらの世界では笹原くんと荻ちんは破局したようで(笹原、荻上は出てきませんが)、こちらも今後どう描かれるのか、非常に楽しみです。


    p.s. そういえば、同じ作者で妊娠~育児ものの『ぢごぷり』という作品もありましたけど、あれは読んでて気が重くて途中で投げてしまったなぁ・・・

    p.p.s. 個人名が出ないのは出版社違いだからか。



    広告
    コメントを書く
    コメントをするには、
    ログインして下さい。