• マッシュアップあげました

    2020-05-16 21:30
    なんかブロマガの閲覧数もこれまでより全然少ないのでここで宣伝しても感がなくもないのですが。
    みんなステイホームとか嘘だろ。
    いや、動画あげました。




    わりと自信作なのだけど自分のマッシュアップたいがい延びないんだよなあ。
    私の耳がおかしいのか。

    なんか自動音量調整機能がいつのまにかついてたのね。
    おかしいなあと思ってやたら音量大きくしてしまった。
    でも調整機能オフにして大音量で聞いてね。

    とたまに
    https://www.twitch.tv/po_phuket/
    ここでDJして遊びますのでぜひ。
    今日は週末だけど眠くってやらないけど。

    なんと言いますか。
    もうなんか諦めてしまって近い将来もう贅沢できない楽しむことできないから今のうちに楽しめることやっとこう的心理にあります。
    ほとんど動画の投コメと同じ内容ですが、では。


    ロックダウンについて言いたいことはやっぱりまだまだあるのですが・・・




  • 広告
  • コロナまとめ その6

    2020-05-13 19:44
    残りの疑問については簡単に。
    疑問その7
    日本(アジア)が欧米に続くというのはどのような理由なのか

    はい、統計学的な理由ですね。ウイルスは指数関数的に感染拡大する。だから日本でもアジアでもそうなる。
    それだけです。
    いろいろ指摘できることもあるんですけど、まあその反論もまた考えられる。
    めんどくさいし、まああまり当たらなかったじゃん。
    おわり。


    疑問その8
    そもそもコロナウイルスはそんなに危険なものなのか

    当時も疑っていましたが現在は私はもうたいした危険のないものと見ています。
    カルフォルニアやドイツでのランダムサンプリングによる抗体検査、これは現時点ではもっとも精度が高いと思われるものですが(他の検査は大きく見かけ上のものであるけども、これはそうではないため)、その結果から推測されるウイルスの致死率は0.1~0.4%未満。
    高齢者でなければさらに大きく致死率は下がる。

    限定された地域の検査であるためこれをそのまま全体に当てはめるわけにはいきませんが、しかしウイルス自体の致死率はそんなものでしょう。
    もともとその程度だろうという思いはありました。
    当初言われていた致死率は2%ほど。そしてこの数字はおそらくほぼ確実に大きく下がるだろうからです。それはパンデミック下の検査対象が大きく偏っているためです。
    実際に検査で判明してるよりもずっと多く感染者は存在している(いた)だろうからです。

    検査で確認されてるよりずっと多くの感染者がいるだろうことを以て不安がる人を見ますが、ちょっと不思議です。それはウイルスの危険性が今思われてるよりも低いことを意味するのですから。

    ともあれ予測と、それを証明するようなその後の検査結果から、ウイルスの危険性はそこまでたいしたものではないと私は既に考えています。


    なおウイルスそのものの危険性に絡んでひとつ注意してほしいことがあります。
    当初、医療専門家はウイルスをそこまで危険視していない人が多くいました。
    しかし、彼らの少なからずが現在は危険視しています。認識が変化しています。

    ところで、専門家はなぜどうのように危険視し始めたのでしょうか?
    彼らは実はウイルスは当初考えてたよりずっと致死率の高い強い毒性のあるものだった、と言ってますか?
    言っていないはずです。

    彼らが見誤ったのはウイルスそのものの危険性、毒性の見積もりではなく、その社会に対しての作用です。
    ウイルスそのものの致死率だけを見て当初彼らは感染が広がってもそれほど危険はないと見ていた。しかし欧米で実際に感染が広がると医療が圧迫し危機に陥った。
    彼らが認識を変えたのはそこです。
    感染拡大すると医療を圧迫して被害を拡大させてしまう。
    ウイルスそのもの危険性の認識をあらためたのではありません。
    その社会への作用に対する認識をあらためたのです。

    彼らはウイルスの社会への作用の認識をあらため方針転換し一気に強力なロックダウン、自粛に舵をとった。
    しかし残念ながら私の見解では、彼らはまたもや社会がよく見えてなかったのです。
    これまで書いた通り、彼らは時間軸で見て感染の集中、それによる医療崩壊を防ごうと考えた。しかし一方で地域的な感染の集中の可能性を考えてなかったように思えます。

    ともあれ、ウイルス自体の危険性(毒性)についての認識は専門家も当初から変化していないはずです。そしてそれは低いものでしょう。


    もうひとつ、これは非常に意地悪なものの見方で、まったく根拠のあるわけでもない推測というより妄想で、余談でありますが。
    医療専門家が態度を変えたもうひとつの理由。
    それは責任問題だったんじゃないかとちょっと思ってます。

    えーと。次に述べる言葉は私がまったく賛同できない人物によるもので引用するのはちょっと癪なのですがw
    なにもしないで50万死ぬよりも必死に努力して100万死ぬほうを評価する人が多い。
    これ、おそらく実際そうじゃないかと思います。
    多くの人間は実際問題として結果よりもやってる感を評価する。好む。

    医療専門家は仮に1万2万以上の死者が出てもその程度はたいした問題ではないと当初は考えていたと思います。
    私自身そう思います。今でも。
    他にもそれくらいの死者の出る病気、あるいは現象は少ないわけではなく、そして人間はそれを容認して社会を営んでいるからです。

    しかし合理的にはそうだとしても人々の感情的にはそうとは限りません。
    イタリアで感染爆発したとき、死者数百人のレベルですでに大騒ぎになった。
    これを見た専門家は考えをあらためたのではないでしょうか。
    もし1万も死者が出ればとんでもない大騒ぎになり、そしてそれに対して危険視せず大きな対策を主張しなかった自分たち医療専門家は強い批判を受けるのではないか。責任を問われるのではないか。

    実際そうなりそうだし、専門家がそう思うのも当然でしょう。
    それで専門家は強い対策をとる主張をし始めたのではないか。そしてもはやその効果はほとんど関係ありません。
    なにもしないで50万死ぬよりも頑張って100万死ぬほうを評価する人が多い、のです。
    とにかく強い対策を取ったほうが彼らが受ける評価的にはいいのです。責任を問われないのです。
    だって頑張ったんだから。

    そして実際そうなりました。
    たとえ欧米で数万人死んでも専門家を批判する人はもはやほとんどいません。
    賞賛はしても。

    これが危険視しないまま普通の対策であれば死者が1万に至る前に猛烈な批判に晒されたでしょう。専門家は社会はともかく人間心理はよく見てましたw
    のかもしれません。

    日本においては少々異なりますね。専門家会議など批判のほうが大きいです。
    そしてそれは主に対策がぬるいという思いからのように見えます。より強い対策を求め、それを主張する人が支持される。
    被害=死者数が未だ少ないにも関わらず。

    これもむしろ被害が小さいから批判が大きいという逆転的な現象があるのかもしれません。
    強い対策をとってやってる感を示しているならば、むしろ死者が多ければ多いほど賞賛されるようにも思えます。一定のしきい値はあるでしょうけど。
    人間感情とは度し難いですねw

    スウェーデンはあらかじめ数千人の死者が発生すると言っていました。
    おおむねスウェーデン国民はそれを納得した。
    日本の人口規模ではその数字は数万人以上となります。日本人はそう言われて納得できたのだろうか。

    このへん合理性よりも心理の問題ですね。
    心理、感情を軽視するのは間違いですが、それでも感情ではなく合理・論理がより正解に近い結果をもたらすはずです。
    難しいですね。

    誰さんでしたっけ?日本の専門家会議は日本で生じる可能性のある最悪の死者数を40万人と言いました。これは先に自分が引用したアメリカの研究所のレポート、日本における死者数推測60万人よりはかなり低い数字です。
    しかし、氏の立場、その心理を想像すれば、40万という数字もかなり大きめに見積もったものだったのではないでしょうか。


    医療専門家らを批判する意図はありません。
    ただし彼らがロックダウンや自粛のような社会に大きく作用することを決定するのは誤りです。彼らは医学の専門家ではあっても社会や経済の専門家ではないのだから。
    医学分野以外の責任が彼らにあるわけもないので、彼らが決定したとしても悪いのは彼らではなく、彼らに決定させたほうです。

    ん、ちょっと別の話に展開しそうなのでこれについてはここで止めます。
    医療専門家批判ではないというだけ。
    ただ。
    合理的ではない人間の心理が医療専門家に結果を問わない強い対策をとらせ、また人々もそれを求めたのではないかなあ。
    そう思えます。

    近年やってる感が批判されますが、それもやってる感が評価される現実があるからでしょう。
    実際の効果・結果やさらには大きな被害・デメリットをほとんど無視してまで強い対策が求められる。こういう人間心理、その状態はたしかにあるのでしょう。
    国民が熱狂的に戦争を求め突入するときというのも、そういう心理状態なのでしょう。
    そしてこの心理は不安、特にわからないという不安が生んでいるように思います。

    敵はウイルスではなく人間の不安に思う心理だと私は思います。
    不安が合理性を放棄させ判断を誤らせる。
    早くウイルスに対する不安が取り除かれる、人々が納得できるなにかが見つかる、あるいは出来ることを希望します。
    ロックダウンのような無茶な対策でその不安を取り除くというのは、あまりに合理性(効果とデメリットの釣り合いなど)に欠けます。


    さて余談が長くなりました。
    今回のまとめはいったんここでおしまいとします。
    私もある程度すっきりしました。

    ただ、私の関心はウイルス自体にはあまりなく、ロックダウンという対策のほうにあります。
    これについてはまだいろいろ言いたいことがある。気がします。
    ロックダウンは今解除の方向に向かってはいますが、ロックダウンの巨大な影響は今後も長く続くでしょう。
    というかこれからが本番です。

    コロナ騒動はウイルスの収束(おそらく医学的には収束しないでしょうが収束したことにする)によって終わりません。
    世界はあまりに大きな社会・経済に対する操作をしてしまいました。その甚大なダメージ、そしてあらゆる場面で発生する問題をこれから解消していかないとならないのです。
    大変なのはこれからです。
    人々がウイルスにあまり意識を持たなくなってから、今度は社会の様々な問題と向き合わなければならないのです。
    そっちのほうこそウイルス対策よりもよほどずっと困難なことだと私は思っています。

    そのへんも今後また書くかもしれませんが。
    今はひとつだけ。
    ソーシャルディスタンスなんていうのも私は馬鹿らしいと考えています。
    まず単純に無理だからです。
    ロックダウンもソーシャルディスタンスも富める者の贅沢です。

    それでは。

  • コロナまとめ その5 欧米はなぜ失敗したのか

    2020-05-13 12:34
    疑問その6
    アジアと欧米で被害の大きさに違いがあるのはなぜか

    この疑問を提示したときは私もアジアと欧米という視点でいたようですね。
    現在は異なります。
    アジアだけでなく欧米以外のほとんどの国で被害=死者数はそこまで大きなものではない。
    ほぼ欧米だけが多くの死者を出しているのです。

    欧米が特殊であり、欧米になにかしら死者を大きく増やした原因があり、アジアや他の国になにかしらの原因があるわけではありません。
    なぜ日本が?なぜアジアが?と考えても答えは見つからないでしょう。
    欧米のほうに答えがある。

    疑問を提示したときは世界ではなくアジアと欧米という比較でしたが、欧米に原因があると疑っていたためここまで書いてきたようなロックダウンに対する疑問となったのです。
    なぜ私はそう思ったのか。

    私は現在タイのプーケットに住んでいます。
    タイは世界一中国人観光客の多い国です。
    日本で危険視された夜の娯楽も非常に盛ん。クラブやライブハウスの類もまた然り。
    さらに観光客とローカルのタイ人の接触も非常に多い。
    そして対策は事実上日本同様に緩いものでしかなかった。

    このタイで感染が広がらず欧米で広がる理由がさっぱりわかりません。
    考えられるのはタイでは気づかなかった、検査されてなかっただけでとっくに感染は広がっていたこと。
    実際私も年始に1週間以上体調を大きく崩してずっと部屋にいました。もしやコロナだったのでは?と思わなくもないです。が、まあそれはそれ。

    あるいはヨーロッパに上陸後の変異の可能性ですね。
    これについてはまた後で書きます。

    仮にタイでは実は感染が広がっていたとした場合、この可能性を当時は高く考えていましたが、そして今もそれなりにこの可能性を疑っていますが、これはウイルスがそこまで危険じゃないことを意味します。
    感染が広がっていても被害=死者がろくに出てないのだから。
    コロナの死者数の把握がされてないだけかもしれませんね。しかしそうであっても、把握されてなくても誰も気づかない程度のものでしかないわけです。

    しかし欧米で被害が出ている。なぜか?
    タイはもちろん、世界(当時の認識ではアジア)全体で被害はあまり出ていない。
    国ごとに対策も環境も習慣もまちまちであるのに。
    これは欧米のほうにこそ原因があると考えました。

    今はアジアのみならず被害が大きいのが世界でほぼ欧米のみとはっきりしてるので、欧米にこそなんらかの原因があるとほぼ確信しています。
    なぜみな日本がどうして?東アジアがどうして?と考えるのが不思議です。
    欧米でなにが起こったかをよく検証すべきでしょう。

    あ。大前提ですがこれまで書くのを忘れてました。
    私の記事での被害はほぼイコール死者のことです。感染は被害の前提となるものではありますが、感染だけでは被害ではありません
    あと欧米というのもだいぶ雑で西欧およびNYなどアメリカ東海岸の一部というべきと考えますが、これも今後欧米と表記します。


    欧米を見ているのかアジアを見ているのかで違いはありますが、様々な説が言われてます。
    それから見ていきます。


    まず人種説およびBCG説。
    私はこれを採用しません。
    人種説ですがオーストラリアなどでは被害は大きくありません。
    そしてたとえばプーケットにも多くの西欧人がいますが彼らが多く死んでいる、なんてことはありません。
    プーケットに限らず欧米以外の地域で白人もしくは西欧人が優位に多く死んでいるなんて事実はないでしょう。
    このためこれらの説は採用しません。

    なにより単純でわかりやすい解釈はたいがい間違ってると思ってるので。
    まあこの判断は合理的ではないですけどw

    NYCなどでは黒人に感染が多くアジア系がもっとも少ないようです。しかしこれは人種そのものの違いによるのではなく、各人種によって経済的社会的環境に差が生じてるからでしょう。
    またイギリスでの調査だと、人口比を考えるとアジア系が最も感染が多いという結果も出ているようです。


    次にマスク。
    東南アジアではマスクをほとんどしてませんでした。バンコクはわりとしてたようですが。
    シンガポールも3月後半までマスクはむしろ禁止に近いものでした。
    インドもロシアもマスクをしてませんでした。
    そしてマスクは効果があるとして感染に対するものであり致死率には関係ありません。欧米が明らかに異なるのは致死率、死者数です。

    もともとマスクには専門家の多くはほとんど効果がないとしてきました。
    現在、欧米でもマスクをするように言われてます。けど、ロックダウンしてからマスクって意味あんの?欧米のそれはほとんどやってる感、やれるものはなんでもやっとけでしかありません。
    今現在もマスクの効果にエビデンスはありません。

    というわけで却下。


    ウイルス変異説。
    これは自分も考えました。
    しかし、ウイルスはもちろん変異を繰り返していくものですが、基本的にそれは弱毒化していくそうです。
    自然淘汰を考えれば当然です。宿主を殺すような毒性の強いウイルスはウイルス自体も死んでしまい感染拡大は難しくなる=ウイルスの生き残りは難しくなります。
    弱毒化するほうがより感染拡大が容易となり残りやすいわけです。

    ただし現実には強毒化する場合もある。
    これには条件があるようで、その理屈は私はいまいち理解しきれてはないのですが、宿主にライバルとなる外の病原体などがいた場合。あるいは死者の多い環境。
    このとき、ウイルスは強毒化することがあるそうです。
    発展途上国はこの環境が生じやすく、そのため途上国で強毒化したウイルスがしばしば発生するとのこと。

    で、この条件はイタリア北部が当てはまるのではないかと当初私は考えました。
    それで欧州のウイルスは強毒化したのではないかと。
    この場合ヨーロッパのウイルスがアジアに再び入ってきた場合はアジアも危険な可能性がありますね。

    しかしその後情報を追っていてもどうも専門家はヨーロッパ株が強毒化したとは考えておらず否定的である様子。
    また3月末からシンガポールで、そしてロシアで感染爆発します。シンガポールはなぜ3月も末になって今さらなのか。これらの国のウイルスもヨーロッパ株の可能性がある。しかし死者数は低いままです。
    欧州株の強毒化の線もどうもなさそうだ。

    比較的最近になって欧州株は感染力が強くなっているという論文が出ました。
    感染力が強くなることは基本的には弱毒化を意味するはずです。
    シンガポールなどアジアで3月に入ってから感染が広がったのはどうしてか疑問でしたが、もし感染力が強くなった欧州株が入ってきたのだとすればそこそこ説明がつきます。

    とはいえこれは欧米で死者が多くなった理由とはならないでしょう。


    さて。
    以上否定してきましたが、ではなぜ欧米で死者が多くなったのでしょうか。
    素人なりに考えました。

    まず危険なのは単に感染が広がることではなくてそれが集中することです。
    欧米のロックダウンも日本の自粛もそれを防ぐことを目的としています。封じ込めではありません。封じ込めが不可能となったからこそロックダウン/自粛で感染の集中、そしてそれによる医療崩壊を防ごうとしてるのです。
    感染拡大速度を抑えてワクチンなどの開発、あるいは集団免疫を待つという戦略です。
    カーブの平坦化、あるいは日本の専門家会議の説明からはそういうことになるはずです。

    しかしその集中は時間軸でしか見ていない。
    前の記事で述べたようにロックダウンは地理的な、地域的な、部分的な感染の集中を発生させたのではないでしょうか。
    中国による自宅隔離は逆効果という指摘。ムンバイに見られるような低所得者層の居住環境。
    欧米のロックダウンは都市内にいくつものダイアモンドプリンセスを作ってしまったのでは?と思います。

    ウイルスは満遍なく広がるわけではありません。
    中国でも被害が大きいのは武漢に集中し、他の地域はほとんどたいしたことがありません。アメリカも同様で、NYC周辺などに被害が集中しています。アメリカからNYを覗いたら、やっぱりアメリカの被害はそこまで大きなものではないのです。
    このような集中、偏りは他国もおおむね同様でしょう。ロシアは死者数は少ないですが、感染はやはりモスクワに集中しています。

    日本でもアメリカでも医療崩壊の危機となってる病院はごく一部です。全国の病院の9割は普段どおり、いえむしろ普段よりもずっと患者数が少なくなっており経営危機を感じる病院もあるほどのようです。
    そっちの理由で病院がどんどん潰れて医療崩壊なんてなったら笑えない。
    いえどっちでも笑えないけども。

    ウイルスの感染は地域的にも偏り集中するし、そしてその集中が危険です。


    ロックダウンで生じる社会的なこと、人間の動き、そして実際の都市の様々な環境を疫学および統計学の理論は考慮に入れてませんでした。実際になにが起こったのか。
    まずイタリアはじめ各国でロックダウン直前に都市から脱出する大勢の人の流れが生じました。これはもちろん混雑を伴います。いったん感染が生じやすい密な環境を作った上で拡散させたのです。

    なかでもアメリカはまずかった。
    3月半ば、トランプがヨーロッパからアメリカへの入国を禁止とします。
    それが発動される前のわずかな期間に全ヨーロッパからのアメリカへの帰国者が殺到しました。当然ヨーロッパ各地の空港、および飛行機、そしてアメリカ東海岸のいくつかの空港は長時間の大混雑に陥りました。
    こんなのウイルスが感染拡大しないわけがない。

    アメリカで帰国者が殺到した空港は限られます。最終的には各地に散ったかもしれませんが、入り口である空港はNYのジョン・F・ケネディ空港はじめ東海岸の3つほどだったはずです。
    ざっくり言えばアメリカは全ヨーロッパからNYCにウイルスを集めたようなもんです。
    当時はこの混雑がニュースになりましたが、アメリカで感染爆発してからはあまり触れられているのを見ません。なぜだろう。

    ただし特にヨーロッパのそれは直接はあまり問題なかったと考えます。
    拡散だから。
    危険なのは集中であって拡散だけなら被害をたいして大きくはしない。
    日本でも椎名林檎のライブやK1が批判されましたが、その結果は結局はどうだったのでしょうか?
    追跡ができておらず実際にそこで感染拡大が発生しており各地に拡散したかもしれません。しかし集中が生じてないので結局のところ被害は大きなものとなってません。
    ただ拡散するだけではウイルスは大きな被害をもたらさないのです。

    日本でも被害が比較的大きく発生してるのは病院のように集中してる場所です。
    病院に来させないようにしていた日本の対策は、そこはやはり間違ってなかったと思います。

    他にもロックダウンは様々な専門家の想定してない多くの人々の動きを起こしています。
    入店制限による店外の大行列。買い貯めのためのスーパーの混雑。支援物資配給を受け取る人々の混雑。支援その他に必要な行政手続きのための混雑。
    それらを批判するのは簡単ですが、しかしロックダウンというあまりに大きな社会への圧力をかけたのです。様々な普段と違う行動を人が起こして当然でしょう。

    ただじっとしてるだけで人は生きていけません。生きるためにはなにかする必要があります。社会が普段と大きく異なるなら、その行動は普段と異なるものとなります。
    そうしたことは一切考えられていなかった。


    さて、そのようにヨーロッパはウイルスを拡散させたあと、強いロックダウンで人々の移動を禁じました。
    とはいえ完全な隔離ではない。
    感染があって移動を禁じれば、そこが余裕ある環境でなければまるでダイヤモンド・プリンセスみたいなものとなってしまうでしょう。
    終われば解散してしまうライブなどと違い、密度があって移動がない場所にウイルスが存在すれば感染は連鎖し継続する。ダイヤモンド・プリンセスがそう言われたようにわざわざ培養してるようなもので、結果その場所での感染の集中が発生しかねないでしょう。

    移動を禁じることで感染者との接触を防ぐ。これは理屈でしかありません。
    誰が感染者かわからず感染者がある程度存在しているならば、移動を禁じることは逆に感染拡大をより大きなものとする可能性、そういう場所が生じる可能性があるでしょう。


    とはいえ、この集中が起こっただけではやはり被害をそこまで大きくはしません。
    感染者の大半は無症状、もしくは軽症だからです。
    実際にムンバイやシンガポールでの感染の集中的爆発は被害=死者を欧米のようには大きくしていません。

    では他になにが原因となってるのか。


    ロックダウンが逆効果を生じさせた可能性以上にずっとはっきり確実な事実としてあるのは、死者は高齢者に大きく偏っていることです。
    そしてヨーロッパでは高齢者に感染を広げることを許してしまったことです。
    最近情報を追っていないので少し前のものとなりますが、たとえばタイの感染者の平均年齢は40歳少々。日本もたしか40歳台だったはずです。
    しかし欧米の感染者の平均年齢は高く、イタリアやフランスなどでは60歳台。
    その欧米でも比較的死者の少ない(欧米においてはですが)ドイツはやはり感染者の平均年齢はやや低く40歳代後半だったはず。はっきりと死者の少ないノルウェーも40歳代の平均年齢。

    なお余談となりますがドイツに対しては批判もあり、ドイツは高齢者施設などの死者をカウントしていないため死者数が少ないとも言われていました。ドイツの実際の死者数はもっと多い可能性があるし、そうであるならまず感染者の平均年齢も上がるでしょう。

    このように感染者の平均年齢が高いと、つまり高齢者に感染が広がってしまうと死者が増える。致死率が上がる。
    当たり前すぎる当たり前の話です。
    これが欧米において起こった。
    それはなぜかということになります。


    まず高齢化社会であること。
    高齢化社会では高齢者の感染が多く出るのは当然です。逆にいうと国民の年齢の若い国では大きな被害は出ない。おそらくそのような国、主に途上国では欧米のような被害は今後も出ることはないでしょう。
    しかし日本は世界一の高齢化社会ですし東アジアの国々も高齢化が進んでるところが多くあります。
    ではなぜ欧米だけ。

    感染拡大は主に若者の行動によるという調査結果の報道がありました。
    ロックダウンを開始してから欧米メディアは若者も危険だと盛んに言い始めました。国民全員をロックダウンに従わせる、納得させる必要があったからでしょう。
    ミクロな事例や視点によって若者も危険だと言うことができても、全体で見て高齢者にとっては危険が大きくても若者にとってはそれほどではない、危険性は大きく異るというデータ=事実は当初も今も変わっていません。

    そのようなことがあるのでその報道も恣意的な解釈してないかと思ってしまわなくもないのですが、しかしまあ事実でしょう。
    今の高齢者が元気だといくら言っても、若者や働き盛りの行動範囲、活動力にとても敵うものではないでしょう。
    感染を広げるのは若者や働き盛りがメインとなるのは当然でしょう。

    ということは若者や働き盛りから高齢者に感染するのが危険ということになります。

    イタリアで感染が拡大した初期。学校が休みとなることで家庭内感染によって高齢者がウイルスに感染した可能性があるという指摘がありました。
    中国は自宅隔離は逆効果だと言いましたが、その理由は自宅隔離はまったく不十分な隔離であり、近所における感染を防げずまた家庭内感染も引き起こすからというものです。

    ロックダウンによってほとんどの国民が長時間自宅に閉じ込められた。そのため家庭内感染が多く発生し、その際に高齢者にも多く感染してしまったのではないでしょうか?
    特に南欧においては三世代同居の家庭が多い。イギリスはそうでもありませんが最近再同居が勧められており、また別居のケースでもその殆どは高齢の親と独立した子供の家族はごく近所に住んでるそうです。ロックダウン下でもその接触は減っておらず、むしろ増えていたのかもしれません。

    一方でムンバイやシンガポールでは感染爆発しても死者は少ない。それはその感染爆発した場所で高齢者がほとんどいないから。


    まとめると、ロックダウン前に都市の脱出、帰郷する大きな人の動きと混雑が発生し、ウイルスが一定の濃度で拡散してヨーロッパおよびNYCなどアメリカの一部の都市に一定の感染者が存在するという下地を作った。
    そしてロックダウンによって人の移動をふさぎ、特定の地域において逆に感染が爆発するというダイアモンドプリンセス化が生じた。
    さらにその際に家庭内感染により高齢者への感染も多く発生した。
    この感染集中および高齢者への感染がその地域の医療を強く圧迫することになり、さらに被害を大きくした。

    これだけが原因とは思いませんが、大きなひとつの可能性としてあるのではないか。
    しかし家庭内感染による高齢者への感染拡大は、南欧についてはわりと説明できると思うのですがイギリスについては少々苦しいかもしれませんし、NYCその他においても疑問です。
    特にアメリカというかNYCは別の大きな要因があるのではないかと思います。
    非常に怪しいと思うのは欧州からの入国禁止の際に生じた大混乱ですが、自分はそれがなにを生じさせたのかまだちょっとわかりません。


    欧州でなぜ高齢者に感染が広がったか。まだ疑問は残ります。しかし高齢者への感染の拡大が被害を大きくするのは事実としか言いようがないでしょう。
    ヨーロッパでも被害=死者の少ない国にノルウェーがあります。
    この国について私は直接調べてはいませんが、隣国スウェーデン政府が見解を出していました。それによればノルウェーは高齢者施設等へ出入りする人間を厳密にチェックするなどしていたそうです。
    スウェーデン政府はこれを見習い、高齢者への感染対策を強化しました。

    効果的な対策がなにかはもはやほとんど明らかと私には思えます。
    ロックダウンというなにが起こるかわからない無茶な対策ではなく、高齢者(や持病持ち)への感染を防ぐことに集中することです。
    ロックダウン当初からなぜそのような無謀な対策をいきなりするのか、高齢者への対策集中をしないのか不思議で、自分の考えの及ばないなにか重要な欠点があるのかとも思いましたが、今となってはやはりそれが有効な対策だったのだと強く考えます。
    インフルエンザだってそれがより危険な子供への対策に傾斜してるのです。

    なにより全市民国民の感染を防ごうとする無茶よりも、特定の層への感染を防ぐほうがはるかに容易くかつ経済社会が負うコスト、ダメージもまたはるかに小さくて済む。

    欧米がなぜ被害が大きいのかここに書いたことは素人考えに過ぎず疑問はまだまだ残りますが、コロナの疑問を解くのに必要なのは欧米でなにが起こったかの検証でしょう。日本やアジアを調べるのではなく。
    失敗した欧米をより調べることでより有効確実な対策を見つけることが可能となるのではないでしょうか。