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中川淳一郎のネット事件簿(3月8日版) SHARPと一部ブロガーと原口議員の巻
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中川淳一郎のネット事件簿(3月8日版) SHARPと一部ブロガーと原口議員の巻

2013-03-08 12:00

    『NEWSポストセブン』の総監修者でもあるネット編集者の中川淳一郎が、ネット上で起きた事件を解説します。

    【1】韓国との提携がもはやネットではリスクに

     経営再建中のシャープがサムスンから約100億円の融資を受けることとなりました。私は3月6日の朝刊でこのことを初めて知ったのですが、その瞬間、「こりゃ、ネット炎上するわ」と思いました。

     案の定、シャープのツイッターIDには批判の声が殺到しました。中には「もう買わない」「提携先がマズい」といったことのほか、台湾メーカーのホンハイを袖にして韓国から出資を受けることを批判する声もありました。不買運動を呼びかけるネットの声さえあります。ただ、ホンハイはシャープにとって条件が悪すぎたんですよね。そこでライバルのサムスンを取ったという苦渋の決断なわけです。

     とにかく技術を盗まれてポイッといった事態は避けていただきたいものですが、今回の提携については、経営陣が決めたことなわけで、外野が何を言おうが当事者以上にこの件について考えた方の気苦労も察してあげましょうよ。

     本当は屈辱的だと思いますよ。ただ、従業員を守るため、シャープが倒産するのをなんとか回避するための決断だったのでしょう。ネットの各所では「売国奴」扱いする声が多数書き込まれました。

     ここ数年、韓国とかかわった日本企業はなぜかネットで叩かれる状態が続いております。韓国メーカー・農心と提携した亀田製菓は不買運動を起こされ、アマゾンのカスタマーレビューで続々と「★1つ」がつきました。ロート製薬も韓国女優をCMに起用したことにより、デモを起こされました。

     シャープのツイッターの「中の人」は、押し寄せる批判に対し、ツイッターで連投をしました。その中でも、以下のツイートはグッときますよ。

    〈本日の資本提携の発表に関しては、すいません、私から申し上げることはなにもありません…率直に言って、私はなにも、わかりません…し今後のことも知り得ません、ごめんなさい〉

    〈どうかこれからも、弊社製品を気にかけてください、その存在を知ってください…そして願わくば、好ましく思っていただき、さらにあわよくば…みなさまの生活の中で使っていただけると、幸いです〉

    〈私のことは嫌いになっても…シャープの製品のことは嫌いにならないでください〉

     日本の企業であるシャープが生き残ろうとして提携した先が韓国だったというだけで、なんで文句を言うのでしょうか。そして、不買運動をするのでしょうか。これこそ「反日工作活動」ではないですか? 

     とはいっても、韓国に関連した企画をやると、電凸や誹謗中傷書き込みがされますので、韓国関連企画を考えている企業のみなさまはどうかその点を前提としていただければ、と思います。

    ※参考ページ

     
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