§2「1番手の初期配置」 ~いかなる場合も数字の強い場所~


〇強い数字に置け


1番手の初期配置は、「いかなる場合も数字の強い場所」を探す。


数字を最も足していい場所に置く。できたら12以上は欲しいが、デッキによっては11になることもある。(この数字は§1参照)


ちなみにABC順に置くと、最も強い数字は6.5.9の13になる。


これは強い数字に置くと資源力が増えるということもあるが、同時に、他のプレイヤーが一番強い数字に置けなくなることが目的。


強い数字に置かないと、他のプレイヤーが強い数字に置けてしまうから、一番手は必ず数字の強い場所に置く。例え、土6、土5、土9でも、一番強い数字がそこしかなかったらだったらそこに置く!


「土が独占できてええねん!上手く交渉したらええねん。」という考えである。


厳密にプロとしての一手が絶対に数字か?!と言われたら、答えはNOになる。


それは盤面によるし、公式戦の1戦しかない場合で土3資源に飛び込む勇気はない。


しかし、初期配置を完璧にするまでの中級者レベルの場合は、間違いなく数字重視をしておいていい。


ちなみに年間を通してのリーグ戦のような試合の場合、躊躇なく土3資源の最大数字に私達は飛び込む。


 

 

〇資源の重視


数字が同じ場合だった時。例えばABC順で8・5・10と5・5・9の2つが残っていた場合。これは12と、同じ数字であるから、§1の通り、重要な資源が抑えられる配置に置く。


 

〇枯渇資源を見る


資源の重要性は、§1で記載した通りだが、応用編として、「枯渇資源を抑える。」という考え方もある。


例えば鉄が6、8、5.麦が6、3、12、2。という場合は、鉄よりも麦を重視することもある。


しかし、これは麦と鉄の順番くらいであり、1番手であれば基本通りに重要資源を抑えれば間違いはない。


 

 

〇道の方向


一番手は基本的には外側の港に向ける。内側は死に道になるケースが多いからだ。外側に3:1貿易があれば最高!


一番手は、圧倒的資源力で、力でねじ伏せるカタンをしよう!



記事作成者:社団法人ボードゲーム カタン池袋リーグ しんちゃん、岩田会長