【ミリシタ論文】属性分けを考えよう
閉じる
閉じる

新しい記事を投稿しました。シェアして読者に伝えましょう

×

【ミリシタ論文】属性分けを考えよう

2017-12-09 01:53
  • 1
アイドルマスターの歴史が、また1ページ。



来る10月31日、唐突に発表された
GREE版アイドルマスターミリオンライブ!の更新停止のお知らせに
私もミリオンライブを四年半続けてプレイした身としては驚きを隠せなかったものです。
冗談であればいいと願いつつも、しかしやはりこれは現実の模様。
騒ぎたくない、というのは本心ですが心中穏やかでないのも事実です。

アイマスにおいて、ソーシャルゲームが一つ終わる、という事は
歴史的にも初めてな出来事だったと言えます。
悲しみに暮れるプロデューサーも多いのも仕方なし。

しかし、いつまでも悲しみに暮れている訳にはいきません。
我々には『アイドルマスターミリオンライブ!シアターデイズ』があるのですから!


▲ミリシタって略称未だに慣れないんだけど

さて、GREE版の更新が停止したとは言え
アイドルマスターミリオンライブ!というコンテンツが終了したわけではありません。

アイドルマスターミリオンライブ!(以下ミリオン)は新たなステージに上りました。
その最たるものは、まさに今年発表された
『アイドルマスターミリオンライブ!シアターデイズ』(以下ミリシタ)です!

以前までの50人のアイドルに加え、二人の仲間を加えて、
AS13人、劇場39人となった新たなミリオンライブ!まさにサンキュー!
みんなと一緒にトップアイドル、劇場の運営はまさに我々の手にかかっています!

……と、まぁそんな感じで鳴り物入りで開始したミリシタ。
TLもガシャの怨嗟の声で溢れる素晴らしい(?)状況です。
時代はリズムゲーやな! なんて気持ちにもさせられつつ
今までと違って軽い時間に出来ないのでたまーに放置しすぎたりして。
そんなこんなですが、逆に言うと今までよりもミリオンに支配されてないので
気楽に触れてもいいんだ、って思えるのが好きですね。
もう毎日三時間おきにログインしなくていいんだ!

そんなわけで稼働から半年ほど経過したミリシタ。
イベントも多数こなされ、非常に評判が良いのがTL上から見て取れます。
ですが、プレイしている内に私はそろそろこの辺について突っ込むべきではないかと考えました。


そうです、ミリシタの属性分けです。


1.序論:なんでこんな属性なのさ


▲これもうわかんねえな…

数あるソシャゲが生み出した、『属性』という概念。
それは良くも悪くもゲーム性を引き出し、そして頭を悩ませられ続けてきました。
ゲームによって相性差があるのは勿論のこと、
自分の属性と違うアイドルを育てると発揮値が低いなど、
個性でも在り、同時に弊害でもあったのがこの『属性』という概念です。

悲しいかな、グラブルの時代を経てなおこの影響は残り続けています。
特にFGOなんてのは相性ゲーの極みみたいなところにいるからね!
とはいえ、運営側としてはガシャってもらわないとお金にならないので
『一番好きなキャラ手に入れたから満足!』みたいにされないように
魅力的なキャラ、相性のいいキャラ、そしてバランスを壊すキャラを投入したりと
時間をかけて様々なキャラクターを追加することに事欠かないわけです。

が、このミリシタ、
遊ぶだけならこんな質面倒くさいこと考えないで全くオーケー!
ハイスコアを叩き出すために能力値が高いほうが有利なのは事実ですが、
逆に言えばそこ気にしなけりゃいっくらでも自由な構成ができます!
ハイスコアが高いからってマーリンがもらえるわけでもねえしな!
(実は超高得点出すと一回だけジュエルが貰えたりするけど腕前在りきなんで)

まァ問題はそもそも担当アイドルのカードが出てこないってことだけどな!


▲出てくるまで5日かかったぞ(半ギレ

というわけでミリシタ、好きなアイドルを組み合わせて踊るもよし、
一人で好きな曲を踊らせて歌わせるもよしの魅力的なゲームになりました。
今までの属性になっていた『Vocal』『Dance』『Visual』はデータ的な数字になり、
しかもカードごとに能力値が違うのでキャラクターの個性の位置づけからはなくなりました!
素晴らしい! 強くないカードでもアイドルを踊らせられる! 楽しい!

じゃあますますこの属性は何なんだよ!

というわけで、新たにミリシタに配られた属性。
『プリンセス(Princess:姫)』
『フェアリー(Fairy:妖精)』
『エンジェル(Angel:天使)』
の三種類。

フワッフワしすぎなんだよ!

「お前のアイドル、クール属性だから」と言われると納得はします。
クールかどうか微妙なやつも勿論居ますが、クールな要素を少なくとも兼ね備えている。涼しげだったり、冷静だったり、物理的に冷たそうだったり。
勿論それはアイドルを構成する大の部分であって、決してそれ以外の要素がないということではありません。ただ、その属性で割り振れらた時の納得はたしかに合ったのです。

だからこそ何だよ『プリンセス』って!
「お前のアイドル、プリンセス属性だから」って言われてどういう顔すればいいんだよ!
姫か! うちのアイドルは姫か! ならもっと崇めろコノヤロー!


▲シアターの姫

すいません取り乱しました。
ま、そういった話はさておいても、やはり中々難しい区分けだなと見て思いました。
何せこの属性分け、今まで僕が見てきた属性分けの中でトップクラスにアバウトです。
『スマイル』『ピュア』『クール』に並ぶレベルのアバウトさです。

まぁ他所のゲームをどうこう言い始めるのは炎上案件なのでこの辺にして。
実際、この3つの属性分けって何なのさ? って顔は未だにしています。
別に良い悪いの話ではなく、『なぜこの区分けなのか?』という事です。


2.疑問:そもそも新しく分けた理由って?



▲ええアイコンやこれは…

お向かいのシンデレラガールズは、スターライトステージを立ち上げるに辺り
この属性を全て統一したまま送り出しました。
その為、シンデレラでクール属性だったものはデレステでもクール。
これは混乱を招かない意味も含め、悪い選択肢ではなかったと思います。

ですがここはアイマス革命の最前線、ミリオンライブ。
今まであったものなど灰燼と帰して当然と言わんばかりに新属性を投入。
こうしてミリオンアイドルは、空前絶後の二重属性を得て
新たなるステージに立つことになったのである。

まさかこれが10月31日の重大発表のフラグだなんて誰が思うよ…


▲ライブの後の喪失感をゲームで体験したのは初めてでした

つまりこの区分け、地味に「想定内」だったとも言えます。悲しい。
しかし確かにこの区分けをしなければならない理由というのは在りました。
そう、いわゆるViDaVoデータです。
お向かいのデレステに即し……というよりも、はるか昔のアイドルマスター(アーケード)に準じ、アイドル達のカード上のステータスが必要だったわけです。
そのステータスがフワッフワしたものであるよりも、今までアイドルに課せられてきた能力であるViDaVoの方が的確でかつ解りやすいのは間違いなし。
これらを数字上にしたアイドルの総ステータスを基準としたほうがゲームを作りやすいわけですよ。

で、そうなると……今までViDaVoの属性分けをされていたアイドル達が困ります。
カードによって属性変更ってわけにはいきませんからネ。
そうなると、新しい枠組みが必要なのです。特に今回、新しく増えた二人の仲間がいるわけですから彼女達にもルールを与えなくては。
その為に『プリンセス』『フェアリー』『エンジェル』が生まれたのです。

……やっぱりこの区分け、謎が深まるなあ。


3.調査:実際に区分けされたアイドルを見てみよう。



▲公式区分け画像

さて、まぁグダグダ言っても始まらないので。
実際に区分けされたアイドルをまず並べるところから初めてみましょう。

プリンセス
春日未来/佐竹美奈子/徳川まつり/七尾百合子/高山紗代子/松田亜利沙/高坂海美/中谷育/エミリー・スチュアート/矢吹可奈/横山奈緒/福田のり子/田中琴葉/天海春香/萩原雪歩/菊地真/我那覇響

フェアリー
最上静香/所恵美/ロコ/天空橋朋花/北沢志保/舞浜歩/二階堂千鶴/真壁瑞希/百瀬莉緒/永吉昴/周防桃子/ジュリア/白石紬/如月千早/水瀬伊織/四条貴音/秋月律子

エンジェル
伊吹翼/島原エレナ/箱崎星梨花/野々原茜/望月杏奈/木下ひなた/馬場このみ/大神環/豊川風花/宮尾美也/篠宮可憐/北上麗花/桜守歌織/星井美希/高槻やよい/三浦あずさ/双海亜美/双海真美

並べてみると中々圧巻。
それでもまあ、シンデレラガールズを属性分けするよりは遥かに少ない!
こうして区分けをしてみると、簡単な属性分けのわかり易さは見えてきますね。
基本的には、いわゆるCuCoPaに近しい分類分けなのだろう、という想定が出来ます。

プリンセスは可愛らしさ重視。
フェアリーは可憐さ重視。
そしてエンジェルは愛らしさ重視、ってところで……

被ってんじゃんか!!!
プリンセスエンジェル、めっちゃ方向性被ってんじゃんか!!!

っていうか
『ロコは可憐ってより可愛いじゃね?』だとか
『可憐は愛らしいより可憐じゃね?(いっぱつギャグ)』とか
『徳川まつりどう考えても違う理由で入ってきただろ』みたいな
突っ込みどころが多すぎるんだよね!! なんなの!!!


▲ずっとこんな顔してるよ!

取り乱しました(80行振り二度目)
というわけでこの区分け、簡単なものではなさそう、というのがわかります。
少なくとも、パッと見た時に『この子はプリンセス!』みたいなシンプルさを取り除いた感じがしますね。
確かに言われると『あぁなるほどプリンセスね』と思わなくもないのですが、
じゃあその三属性から『この子の属性はなあに?』って言われても答えられない。
その微妙なラインを揺蕩っている属性分けだと思うのです。

しかし、属性分けされたからには何かしら共通項があるはずだ。
と言うか共通項を見出したほうが面白いはずだ!
というわけで今回はこの三属性を考え、ちゃんとした分類を自分の中で考えようと思います。
本題に行くまでがいつもいつも長いんだよ!!!
良い論文は最初に結論在りきって大学で言われませんでしたかあ!?(


4.推論:とりあえず当てはめてから考えてみるべし

さて、じゃあ実際に属性ごとにどういう基準があるのか?
各キャラクターから一つずつ要素を引っ張ってきて確認……したいのは山々ですが、
そんなことをしていたら日が暮れるというか何ヶ月掛かるか解りません。
専門のプロデューサーめっちゃ呼んできたいですが如何せんここは僕一人。
可能な範囲で僕はアイドル達の要素を調べ、ある程度の共通項を探さねばいけません。

という事で、仮定をでっちあげた上で
それに当てはめて、当てはまるものかどうか、という事を基準に考えようと思います。


・プリンセス
プリンセスの女の子達は、主に性格がアイドル向き、と言えます。
全体的に前向きで交友関係が広く、元気いっぱい。
少しドジなところもあるけれど、それを勢いや可愛らしさでカバーするのが
プリンセスアイドルに共通する特徴でしょう。

プリンセスのアイドルはみんな可愛らしく、アイドルを目指して、という意思が見えます。
この点において殆どのアイドルが重点されているところですね。
「何らかの目的のためにアイドルをしている」のではなく、
「アイドルになることがそもそもの目的である」という点です。
可愛らしく華やかな舞台で美しく輝くアイドル!
それを目指す女の子たちが、プリンセスに集まっていると言えます。
ある意味、一番女の子らしい、という場所に彼女達が居ることの印でもありますね。

彼女達の特徴はもう一つ。それはその「献身性」にあります。
アイドルとは「誰かを喜ばせる」ものだという認識が根底にある存在ですね。
やり方はどうあれ、彼女達は他人の喜びを自分の喜びと思える為、
ある意味では魂レベルでアイドルであるという事だと思われます。


・フェアリー
フェアリーの女の子たちは基本的に根っこがネガティブです。いやマジでマジで。
基本的に自分に自信がなく、けれど必要なプライドが高い。
加えて、プライド相応の実力を身に着けているものがほとんどで、
自分のやるべき事、成すべきことをある程度把握している節が見られます。
ですが大概、人間的に問題がある子が多いのも事実です。

フェアリーのアイドルは、大体において「アイドルは手段」と言う視点を持ちます。
その方向性は様々ですが、少なくともアイドルを「終着点」と考えている子は少ないですね。
その先にある大きな(?)目標であったり、
自分の野望のための足がかりであったり。
ある意味でこれが前述の「人間性の問題」にも繋がることが多いです。
良くも悪くも青い、若い、と言った行動が目立ち、プロデューサーが傍に居ないと
どういった問題を起こすか解らない可能性を常に秘めています。

フェアリーの原義は「妖精」ですが、妖精は基本的に「小人」と称されます。
人間らしい見た目を持ちながら、人間ではない者、を指すことが多いのですね。
これを「人として未熟」、という視点で捉えるか、「人と異なるもの」と捉えるか。
どうあれ彼女達の中にはうっすらと暗い物を抱えている子が多いのも特徴的です。


・エンジェル
エンジェルの女の子たちは全体的に自由な体質をしている風潮があります。
性格は様々で、上記プリンセスやフェアリーの要素を含む子も多いです。
ですが基本的に度量が広く、様々な考えを許容することに長けています。
これは決して自分の意志がない、ということではなく、
「周りは周り、自分は自分」という意思がある程度ハッキリしているからかもしれません。

エンジェルの子たちはアイドルになりたい、という欲求が多く見えますが、
その実、必ずしもアイドルでなくてはいけない、という子達ではありません。
アイドルに対する姿勢は、「夢」でも「使命感」でもなく、
どちらかと言えば「好奇心」が大変を占めます。
主には自分に為のアイドル活動が多く、それも決して永遠のものではないと
心の何処かで知っている子が殆どです。

ある意味では「人間離れ」「達観」した空気が蔓延している子が多く、
アイドルをしていなくてもそれなりに生きる事の可能な人の集まりであります。
自分の欲求を満たす、それ以上のアイドル活動でない者が多いのは確かでしょう。
好きではあるが、憧れにも、理由にも至らない。
それはある意味で人間らしい、刹那的な喜びを信じている傾向にあるかと思われます。


という全体的な推論。
なんか推論の割に自分の中で纏まってる答えが出ちゃった感じだな!
割りとこの区分け、時分の中で見覚えがあるんですよね。
というのもFateの隠し属性である「天」「地」「人」にそっくりなんですよ。


▲エミヤ先輩の天地人教室

割と多くの人が聞いたことがあるだろうと思われる「天地人」という単語。
大河ドラマのタイトルなんかでも使われたことありますね。
この言葉、様々な意味合いで使われるので必ずしも正解、というものはないのですが
区分けとして近いものは、
「世界を形成する三つの要素である天・地・人の働きを指す『三才』
「三国志演義などの三国総大将の戦略を示した『天の理・地の利・人の和』
どちらかであると想像できます。
この区分けであると想像すると、

「人を超えた存在・天空に住まうものとしての『天』」=『エンジェル』
「神などが住む場所と対比され、人の気持ちを支える『地』」=『フェアリー』
「知ること・考えることを喜び育つ事で形を成す『人』」=『プリンセス』

という区分けになるのではないか? と考えられます。
フェアリーの論じ方がちょっと強引ですね……
ただ、妖精と言うのは基本的に自然界のものであり、
人の形を宿していても本質は大地に根付いた魂そのもの、という意味では
妖精は大地、という意味合いには取れるのかもしれません。
人(絆)に根ざすより、場(生き方)に根ざした存在。それがフェアリーという推論は立てられるのではないでしょうか。


5.反論:そうじゃない子もいるんじゃなくなくない?


▲僕もよくわからなくなってきた

じゃあ、この推論に対する反論。
この方向性に当てはまらないアイドルを何人か見繕ってみようという話。
これを否定、或いは別方向の共通項に移動することで
属性への強さをより強く認識させていくわけですね。


・プリンセス/高坂海美

▲愛する姉のために、そして本当に憧れていたアイドルのために

この子は昔から「アイドルになりたい」という憧れを持っていました。
というのも、実姉にバレエのダンサーを持っておりまして、
当初は彼女のようになりたい、と思っていたらしいのですが
姉は彼女が本当になりたいもの、アイドルについて気付いていたようで
彼女のダンサーとしての夢を諦めさせ、アイドルに向かうようにさせました。

一見すると彼女の行動は利己的、刹那的なもので
プリンセスというよりはエンジェルに近いものがあるように思われます。
ですが、彼女の「自分の夢を叶えたい」という気持ちは
生まれ持ったアイドルへの憧れ、自分自身の「夢」を感じます。
また、アイドルへの目的意識も「姉への恩返し」であったり、
「アイドルを見た時に楽しいって感じた気持ちを誰かに届けたい」という
非常に献身的な気持ちから生まれるものです。
こうした点が彼女はやはりプリンセスだろうと位置づける要因になるかと思われます。


・フェアリー/白石紬

▲それは失われていた遠い日の憧れ

フェアリーの新入社員として鳴り物入りで現れた彼女も、推論から外れるように見えます。
スカウトからアイドルになったのですが、彼女はどうやら昔は
「アイドルになりたい」という憧れが存在していた模様。
昔の夢を叶えに来た、という描写が強くその憧れはプリンセスへの近さを感じさせます。

ですが、彼女には「献身性」というものが存在しません。
彼女のアイドルとしての憧れは、「過去に対するけじめ」のようなものが感じられます。
どちらかと言えば卑屈で、アイドル活動に対して楽しみのようなものは見出しておらず、
謎の責任感を胸に秘めて、耐えきれないと逃げ出し、泣き出してしまう弱さがあります。
憧れの一つではあるかもしれませんが、彼女の中で憧れはすでに姿を消し、
アイドルに対する一種の恐怖であったり、使命が自身を食い潰している印象です。
勿論そうであっても素の実力が高いのもあってか今のところ上手くいっているのですが…
何にせよ、幼いころただアイドルに憧れた彼女であったならともかく、
今の白石紬は間違いなくフェアリーであると言えるでしょう。


・エンジェル/望月杏奈

▲一人でも続ける変わりたい自分への挑戦

望月杏奈は、憧れていたアイドルになれることに喜びを感じています。
また、ミリオンのイベントの後半ではどちらの性格の自分がファンに喜ばれるのか、
自分の立ち位置を誰よりも考え、それを喜んでくれる人のために尽くそうとしました。
彼女のアイドルの心意気は非常にプリンセスらしく思えます。

ですが、彼女は本質的に「自分の楽しみ」の為にアイドルをやっています。
というのも、前述したファンへの考えはミリオンライブの後半で生まれた意識で、
彼女のアイドルとしての成長によって生まれた考えのため、
そもそもの根底に存在していなかったものであるからです。
誰に見てもらう場所でもない場所で、一人きりのアイドルらしい姿を見せるのは、
誰かに対するものではなく、自身の変化、及びイメージによる喜びです。
誰かを喜ばせるのは(少なくとも初期の)彼女にとって副次的なものであり、
それには必ず自分自身の楽しさ、というのが前提に宿っているからです。
そもそも本当にファンを喜ばせたいのなら、仮面をかぶる必要もないわけで。
あれは大きな「望月杏奈の遊び場」があるからこそ成り立ってるんですよね。
そこが危うくも在り、しかし完結しているからこそ望月杏奈はエンジェルなのです。

ちなみに同じことは野々原茜にも言えます。
彼女もまた献身性の強いアイドルですが、根底にあるのは「自己愛」に他なりません。
自分を強く愛してくれる存在あってこそ、彼女達は愛を振りまけるわけですね。
地味にこの理論、萩原雪歩にも通じます。エンジェル理論として結構強いのでは?


・フェアリー/天空橋朋花

▲独善的な献身と野望の果てに行動を見出す

ライバルのまつり姫がプリンセスにいる中、
彼女は「献身性を持ち」「自分本位のアイドル活動」のため、
フェアリーよりはプリンセス、エンジェルの方の傾向が強く感じられます。
特に自分のファンを喜ばせるためにアイドルになった、とまで自称する彼女は
たしかにその高い献身性を持って多くの子豚ちゃん(≒ファン)を連れています。

しかし、基本的に彼女のこの行動の独善性はそこから先の物のためにあります。
「アイドルをやる事が自分のファンを増やすために最も都合がいい」という思想が中心の為、
刹那的な楽しみの為でも、(少なからずあるにせよ)献身がメインというわけでもありません。
そもそも、ファンに対する献身を本気で行う気があるのならばファンの数を増やすよりも先に「自分を巡って問題を起こしている子豚ちゃん達」を律するのがどう考えても先です。
彼女の行動は発言に対し矛盾が多く、やはり本気で誰かのためにアイドルをやるのではなく、
あくまで自分自身の欲望、目的意識のためにアイドルという手段を取っているに過ぎません。
そこに夢や憧れなどの介入の余地が無いのも上記で述べたフェアリー的だと言えます。

ちなみにプロデューサーに対する深い愛情もある意味ではフェアリー的です。
普段こそ毒舌や罵倒などをプロデューサーに向けるなどしますが、
その反面、素の笑顔や照れ顔、本音を吐き出すのもプロデューサーのみです。
信頼を愛情と認識しやすい傾向が強く、独占欲もあります。
これはフェアリー全体に言える要素でも在り、人間という全体を愛するのではなく
個体そのものを依代、土地として根ざす妖精らしさがあるのではないでしょうか?
(それっぽい事を言えばいいと思ってる)


・フェアリー/真壁瑞希

▲自分を見出してくれた人を信じる気持ちが力を生む

割とこうした内容で話すと、特に一番問題になりやすい子。
彼女は知っての通りかなり「献身性」の強い子です。
周りがどうすれば生きるのかを常に考え、周りのために立派であろうとします。
同時に、アイドルへのあこがれもそれなりに強く
むしろ「プリンセス」が最適な子だと今でも思っています。
自信の無さもそれなりにあるものの、それはプリンセス・エンジェル共通で存在するため、
決定的要因にはならない要素かと思われます。

ですが、大きな視点で見るとこの辺りが難しいところ。
恐らく彼女のアイドルへの憧れ、そして活動自体は
自分に期待してくれた人に対する献身であり、恩返しの役割が強いのではないでしょうか。
自分のアイドル活動によって笑顔を増やす、というよりは
「真壁瑞希としての活動が周りを支えたい」という気持ちのほうが強く見られます。
彼女にとってアイドルは成長の場であり、絆を紡ぐ場所なのだろうと思います。

プリンセスの根底は、やはり「アイドルになりたい」なのだろう、と思うのです。
それに対し、彼女にとっての献身の手段は決してそれに限りません。
彼女にとって、周りに役立って喜んでもらえるのなら、アイドルでなくとも良いのです。
(それを証明したのがゲッサンミリオンライブだったという印象があります)
なんならスカウトの時、自分がアイドルという役割でなくとも彼女は喜んで引き受けたのではないでしょうか。それが誰かの為になるなら、と彼女は笑うと思うのです。
憧れは一つの方向性でしかなく、本質はやはり自己犠牲によるものがとても強く見えます。

ちなみにこのフェアリーの傾向は恐らく所恵美にも当てはまります。
自分が中心に立とうとしないところも含め、あくまで彼女達は『大地』であり続けます。
……このゲームの三属性、やっぱり『天地人』とかなんじゃね?


と、まあ目立ったキャラクターに対する自分の中で行える反論はこのようなものでしょうか。
まァ自分で推論建てておいて自分で反論するのってなんだよって感じですけど。
でもまぁ、少なくとも考える方向性の目処はたった、という感じですかね。


6.結論:そうか…アイドルとは…ミリオンライブとは…

という事で、自分なりの三属性に対する結論を考えてみました。


『プリンセス』は、姫であり、人であり、太陽であります。
自分の夢と憧れの為に絆を紡ぎ、周りに幸せを与えることに喜びを感じる子達です。
純粋過ぎるが故に騙されたりする事もありますが、それに対しても笑えます。
多くの人達を喜ばせる彼女達にこそ、人の上に立つ意思が宿ります。
それは確かに、『姫君』と呼ばれるべき彼女達の使命なのだろうと思います。


『フェアリー』は、妖精であり、大地であり、月光であります。
強い意志と目的の為に自分の意思を曲げること無く、強い覚悟と共に生きています。
それでも自身を輝かせるために誰かの力や場所をどうしても必要とします。
覚悟のために諦める事をせず、それでも誰かの為に心の底から尽くす、何処か儚い姿。
それは人が頼り願い、夢に見た『妖精』の姿そのものなのではないでしょうか。


『エンジェル』は、天使であり、天であり、恒星であります。
自分の力で強く輝ける事を知ってか知らずか彼女達は気ままに輝きます。
彼女達の居場所は本当はアイドルではないのかもしれません。
それでも、そこに居る事が今は楽しいと思うのなら、それをただ行うだけです。
人の意思を外れた『天使』とはこうした彼女達を指すのではないでしょうか。


と、まあ。
こんな感じで自分の中での落とし所はついた感じですかね。


▲アイドルプリズン(大嘘

最終的にはこういうのは自分の中で納得がいくかどうかです。
正解っていうのは多分ないんだろうな、って思いますし。
むしろ正解にたどり着かないからこういうのは楽しくて好きです。
正しいことは公式がやってれば良いんだよ!(暴論

勿論皆様なりに意見などあるかと思います。
もし宜しければ、「このアイドルはなんでこの属性なの?」というのがあれば
聞いて頂ければ私なりの答えは変えさせて頂きたく思います。
こういうのをみんなと話し合って自分の中の答えをより深めたいって思うのよね。

ただ、大事なのは僕に答えを聞いてもそれが正解ではないってことだと思います。
それを聞いて「キミはそういう考えなんだね!でも僕は違うね!」
僕のことを適度に解ってない野郎だなと思いつつバカにして頂ければ
それで多分このブロマガは存在価値が合ったんだと思います。

そんなわけで、久し振りにしずわかブロマガ以外での更新になりましたが
楽しんで頂けましたでしょうか?
相変わらず論文みたいな文章で楽しんでもらえたかは不安ですが、
これを見て少しでもミリオンを考える切っ掛けになってくれたら幸いです。
みんなも自分の中のプロデュース活動楽しもうな!




とりあえず亜利沙と紗代子はお願いだから恒常できてね!!!
いやほんとお願いね!!!!!!
(限定北沢志保で給料を溶かした男の顔)

ミルキーウェイイベなら上位でも良いけど!!!!!(

広告
×
はじめまして。
僕も初見で「なんてふわっとした属性なんだ…」って思った一人です…
そして多分、おっしゃる通り
「基本的には、いわゆるCuCoPaに近しい分類分け」なんだと思いますね!

あと、付け加えるとしたら、
プレイ初回で流れる「チュートリアル」の話にヒントがあると思います。
(チュートリアルはなぜかコミュ回想で見返せなかったので、何かで見てください…
https://youtu.be/2-mBeI089Z0?t=9m34s)

もしこれの通りだとすれば、
プリンセスは「お姫様みたいにカワイイ」
フェアリーは「幻想というよりも、神秘的、憧れの存在」
エンジェルは「羽があって空が飛べて、自由」ってことだと思います。

プリンセスはおそらく正統派の可愛さ、
エンジェルはやや自由奔放、マイペースさがあるんだと思います。
なので、プリンセスはCuに近いしエンジェルはPaに近い。
後は……フェアリーが一番謎なんですが、
神秘的、つまり「ミステリアス」が、本来意図した感じなのかなーと。
だからこれもCoに近い。
(ただ、ミステリアスだと6文字で長いので、神秘的な生き物として
「フェアリー」が選ばれたという感じではないか。)

長くなってしまってすみません。
ですが僕もちょっと前に考察したことがあったので、
一助になれたら幸いです! それでは。
39ヶ月前
コメントを書く
コメントをするには、
ログインして下さい。