出会いを果たして
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出会いを果たして

2020-11-26 22:13

    チョリーッツ!
    遅くなってすみません!

    今回はいきなり小説に入っていきます!
    前回の続きからです!
    ↓↓↓




    正直なところそんなに印象は良くなかった。
    犯罪者と定義されている連中だったし、世間からの印象も悪いはずなのに、
    ほんの十数秒見ただけで、オレは彼らをもっと見たくなってしまった。
    アイドルと呼ばれるグループやアーティストとかも
    所長になるのだから「好む」というより、全体的に知って置く程度で良いと教わってきたから
    特にこだわりがあったわけではなかった。
    なのに、何故彼らだけ、こんなにも求めてしまうのだろう。
    本当は見てはいけないといわれていたはずの動画を、気が付けば次から次へと
    彼らが写った動画を見ていた。
    川辺で水遊びをしている様子や、パソコンを仕事ではなく娯楽のために使う様子、
    人に悪戯を仕掛けたり、夜遅くに花火をしたりなど
    ダメだと思いながらも、もっと見たいという気持ちの方が強かったためか
    扉がノックされるまで何十件という動画を見ていた。
    急なノック音に思わずスマホをベッドに放り、返事をしながら教科書を開く。
    「あら、お勉強中だったのね。お茶の時間にしない?」
    適度な休息、などと言えない状況だけどとりあえず頭を冷やしたくて
    母さんの言葉に頷いて部屋を出た。

    「~~だと思うのだけど…レイ?聞いているの?」
    ティーカップを持ってお茶の水面を見つめたまま
    動きを止めていたから母さんの言葉に我に返る。
    「体調が優れないの?無理をしても母さんにはバレバレよ?」
    違う、そうじゃない。という言葉が出てきそうになったがぐっとこらえて、
    「…うんそうだね。少し部屋で休むよ。」
    ちょうどいいと思って“嘘”をつき部屋に戻ってベッドへ倒れこむと
    先程放り投げたスマホが目に入る。
    (今見たら、バレるかな?)
    そこまで考えてハッとした。
    ダメだ、彼らは犯罪者グループなんだ。
    ブンブンと首を横に振って瞼を閉じるが、頭の中で先ほど見た動画が鮮明に流れているせいか
    眠りにつけない。
    (何なんだよ、一体。)
    この胸に付きまとう靄は何だ?
    さっきからやけに居心地が悪いような気がして落ち着かない。
    「あぁ、全く面d『感情だよ』…は?」
    変な声が聞こえてきて辺りを見回すけど誰もいない。
    感情?これが?
    声を思い出して胸に手を当ててみる。
    ドクドクと波打つ心臓が何を物語っているのか、
    『楽しいんだね、きっと。』
    先程と同じ無邪気な子供のような声がして、スッと胸の靄が薄れていくような感覚に
    キモチが高揚していくのが分かる。
    嗚呼、何故この世界の法律は彼らを犯罪者と罵り、蔑むのか不思議でならない。
    胸が苦しい、けれどそれは嫌な苦しみではない。
    爽やかで清々しく、何度でも味わいたくなるような…
    (そうか。これが国語や小説で読んだ“楽しい”という感覚、いや感情か。)
    胸の内に柔らかいぬくもりが広がり、そっと瞼を閉じた。

    ~To be continued~


    これは個人的な意見ですが、個性がない=表情や感情も薄くなる、と私は考えてます。
    感情や表情ってその人の本質を表わしているように感じているからこその
    独自の考えですが実際のところはどうなんでしょうかね…

    次回は犯罪者と呼ばれている彼らの紹介と、物語の続きを書いていきます!!
    それでは良い夢を!チャオ!


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