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とある龍神のお話
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とある龍神のお話

2021-08-05 21:02
    むかしむかしの、そのまた大昔___
    澄んだ青い空とその下には広大な海原が広がり、
    白い砂浜を隔てた先には深い森が存在している。
    海の幸と、山の幸を採り、人々は営みを繰り返し
    自然と共に暮らしていた。

    その土地にはとある神様が住んでおったそうな。

    その神様は、空を統べ、海を住処とし、森の魔物を使役するといわれていた。

    人々はその御姿と、村の守り神である神を
    敬い、崇め、親しみを込めて「龍神」と呼んだのだとか。

    ところがある時、人々の間で戦が起きた。
    その年は稀にみる凶年で、どの村でも作物は不作、
    魚も、山菜も満足に採れぬ、人々はその日を暮らしていくのが
    精一杯だったのだ。

    食べ物を求め、人々は移動し、出会えば
    どちらかが命を落とすまで戦い、わずかな食べ物を
    奪い合った。

    そんな中、龍神の村だけは平穏無事であったのだとか。

    むしろ食べ物を求めてやってきたよそ者を迎え入れ、
    水や食べ物を与え、生活を共にした。

    後に凶年が終わり、人々が争わなくなると
    人は龍神の村のことをこう呼んだ。

    神とその愛し子たちが住まう奇跡の土地、
    神の恩恵を受ける唯一無二の村『セオフェローメ』と。

    そして人々は神の大切さを知り、各地に
    龍神「リーネ・アストラ」の像を建て、
    いつまでも、いつまでも人々の笑顔を守ってくださるように
    お祈りをしていたそうな。


    「それももう廃れてしまった風習、か…。」

    荒れ果てた村の真ん中にそびえる教会の跡地で
    椅子に腰かけボロボロになった童話を読んでいた少年。

    「『龍神様には村一番の娘がお嫁さんとなって、
     その後も土地を守っていくのでした。めでたしめでたし』…ねぇ。」

    ため息をつくと本を、倒れていたその村の神父の胸元に置き
    手をそろえ、黙祷をする。

    だがその表情は決して安らかではない、
    憎悪、悲壮、そしてそれらに埋もれたかすかな愛情。

    かつての先代は少年に言った。
    『人は欲望に塗れている。我ら“神”とは違った欲の形。
     そんな中でも必死に純真無垢な魂を持って生きる人間もいた。
     だからこそ愛おしいのだよ。』

    このまま旅を続けていれば理解できるだろうか。
    人を救った貴方を信仰もせず、泥を塗り、汚し地に貶めた彼らを…。
    屈辱を受けてなお、愛おしいと最期まで守り続けた貴方の意思を…。

    「俺は理解したくない。」

    風が頬を撫で、同胞が村の在り処を教えてくれるから、
    ふらふらと覚束ない足で大地を踏みしめた。


    これは龍神の子、見習い龍神の少年の物語…。



    はい突然書きましたが続くかは分かりません!!

    良いお話になるのでは!とかってに期待はしていますが、
    如何でしたでしょうか。

    ということで今回は小説を書きたくなってしまったレグルスでした!

    この物語の続きが気になる!という方
    是非コメントお願いします!

    それではこのブロマガに出会ってくださって
    ありがとうございます(*´ω`)

    皆さま今宵も良い夢を、チャオ♪


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