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怪奇蒐集者 職業別怪談帖 正木信太郎
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神職、古物商、清掃作業員…そして怪談師まで! 仕事の数だけ怪はある! 年代物の風鈴から吊り下げられていたもの… いちばん最初に死んだ人が連れに来るんだよ… 子どもの影の頭の部分がボトリと… 人が置かれたポジションによって怪異は違った貌を見せる… 「異職怪談」を著し、多様な職業別怪談を集める怪談作家が 一癖も二癖もある皮肉の効いた怪異譚を語る! 【収録エピソード】 1.一人で入店したにもかかわらず二人分のラーメンが運ばれる。それは〝ある条件〟が揃ったときに起こるというのだが… 塩ラーメン 2.日雇いのごみ処理場での仕分け作業。暑さにぼんやりしていると、ベルトコンベアーから異様なものが運ばれてきて… ゴミ処理場 3.勢いで借りた古民家に店舗を移した古物商のIさん。初めは気付かなかった備え付けの年代物の風鈴を来る客ごとに見せていたが… 南部風鈴 4.一人死ぬと十日以内にあと二人死ぬ。自分の町内だけに伝わっていた言い伝えを怪談会で話したところ… 呪いの作り方 5.家業の神職修行のため派遣された神社。宮司の子供のこっくりさん遊びのお膳立てまでさせられていたのだが… 呼ばれた狐 6.「あの話、障ります?」 怪談本の編集者からかかってきた1本の電話。そう聞いてきた理由を聞いてみると… 31番目の話 7.Iさんのライフワーク。それはタブーを侵した結果を身をもって試すことだった… 食い合わせ