【コラム】音楽ジャンル
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【コラム】音楽ジャンル

2013-05-11 09:15

    ロック、パンク、ヒップホップ、エレクトロニカ、
    テクノ、ポップス、インダストリアル、メタル etc...。


    音楽のジャンル。更にそれぞれのジャンルが更にサブ・ジャンル化され細分化されていく。
    例えばメロディック・スピード・デスメタル等(そういえばどのジャンル名が1番長いのでしょうか?)。

    常に移りゆく音楽というものを言葉で必死に捉えようとし命名しようとする。


    そういう人間の、分類したがる要求(最近の言い方だと『タグ付け』要求)が新たなジャンルや、サブ・ジャンル名を生み出しているのでしょう。


    このジャンル分けにおける1つの問題点として、ジャンル分けの悲劇があります。

    1度バンドが、とあるジャンルに分類されてしまうと、本来ならば自分好みの音楽にもかかわらず、そのジャンルが好きじゃないが故に、そのバンドに出会うことができなかった。こういうことだって十分に起こりえます。特ににジャンルとジャンルの境界にいるようなバンドは。

    例えば、限りなくポップスよりのパンク・バンドが、パンクとしてカテゴライズされるとします。彼らはパンク・ファンからは「こんなのパンクじゃない!」と罵られ、パンクのジャンルを普段聴かないor嫌っているポップス・ファンには、何らかの偶然がない限り、聴かれることがありません。需要と供給が噛合ってません。

    あるいは、とあるジャンルのパンクでは、ゆっくりかつロック調の曲は一般に最低呼ばわれされます。それが故、そういう曲が多くつまったアルバムをパンク・バンドが出すと、ほとんど評価されずに終わります。しかし、そんなアルバムだってパワー・ポップ、ロック&ポップス方面であれば評価が高いってこともあり得ます。

    どうしてもジャンルという色眼鏡(偏見)で持ってその音楽を見つめてしまいます。

    (余談ですが上記のようなジャンルの呪縛を解き放つのがきっとDJの役割の1つなんだろうな、
    と思います)


    『音楽は可変的、ジャンルは固定的』

    音楽を捉えようとジャンルという投網を投げども、
    往々にして音楽はその網を突き破ってしまうものです。

    ジャンル分けとは投網を絶えず投げ、投げ、投げまくり音楽を捕捉していく終わり無き行為。


    『加速する音楽の多様化』

    近年とみに音楽のジャンルの細分化が激しいです。
    裏を返せば音楽の多様性が加速して行っているからでしょうか。
    今はコンピューター&インターネット時代。

    コンピューターにより様々な試行錯誤を簡単に試みることができる時代。
    如何様にも音楽を作ることができます。

    そしてインターネットで曲を発表できる時代。
    作り手も聴き手もインターネットのチャンネルで出会うことができる。
    ウイルスの如く爆発的に繁殖する音楽にネットで瞬時にアクセス出来てしまう。

    世の中、変ったものです。


    最後に、ジャンルの発展法則について。

    同じことをしていれば飽きてくる。
    息苦しくなり新しいことを求める。
    新しいものを求めすぎると疲れてくる。
    そして安定を求める。

    人間は安定と変化を交互に求める生きものなのでしょう。
    音楽ジャンルの発展もこの繰り返し。

    あるジャンルが流行ると飽きてきてそれぞれの原点に戻り出す。
    しかし原点に戻った後、そこに今という時代の味付けを施す。
    こうして新しい変化を遂げていくのですね。


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