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北島秀一・山路力也・山本剛志 共同責任編集
「ラーマガ」THE RAMEN MAGAZINE
#050

・北島秀一・山路力也・山本剛志 共同責任編集
・2015年2月20日発行(月3回)2月第2号(通刊 第51号)

【目次】

■巻頭コラム
 「50」(山路力也)

□クロスレビュー「必食の一杯」
 元祖 名島亭@新横浜「築炉釜出しとんこつラーメン」

■ラーメン実食レビュー

【北島秀一】
  魁龍 博多本店@東比恵「ラーメン」

【山路力也】
  まぜそば三ッ星@恵比寿「和牛まぜそば」
  本枯中華そば 魚雷@春日「稲庭中華そば」
  林檎舎@池袋「ラーメン」
  肉煮干し中華そば さいころ@中野「肉煮干し中華そば」
  長浜ナンバーワン 天神店@天神「長浜らーめん」
  鈴木商店@赤坂「博多そば」
  びっくり亭本家@南福岡「ラーメン」

【山本剛志】
  くじら食堂@東小金井「油そば」
  こむらさき@新横浜「王様ラーメン食べ比べセット」
  さなだ@三郷「特製つけ麺」
  丸安そば@牧志「沖縄そば」
  三角点@安里「支那そば(黒)」
  マホロバ@美栄橋「台湾まぜ麺+パクチー」
  つけめんsakura@牧志「つけめん少なめ」

□拉麺人インタビュー 
 黒木直人<饗 くろ㐂 店主>②
 『変わらないでいると置いてかれちゃうのがラーメンの世界ですからね』(聞き手 山本剛志)

■異論激論!
 『煮干しラーメンの意義』

□告知/スケジュール

■編集後記


■巻頭コラム
「50」山路力也

 一昨年の10月に創刊した「ラーマガ」も、今号で50号を数えることになりました。気がつけば50号というのが正直なところで、手探りのままであっという間にここまで来たという印象です。あらためていつもご覧頂いている皆様に心から感謝を申し上げたいと思います。

 何事に関しても飽きっぽく長続きしない男でした。幼稚園の時にピアノを習い始めたのですが、小学校に上がった時にスッパリとやめて絵を習い始めて。その後、野球が好きになり4年生の時から地元の野球チームに所属し、先輩があまりいないチームだったこともあって5年生からレギュラーになって白球を追いかけていましたた。しかし中学に入ると野球はやめてバスケット部に入り、さらに高校生になったらバンドを始めると、まぁ次から次へとよく手を出していたものだと思います。

 しかし、ラーメンに関しては今のところ自分の中でも随分と長く続いています。もちろん途中からラーメン評論家という仕事になったこともあるかも知れませんが、先日私が開設しているラーメンサイト「千葉拉麺通信」は15周年を迎えました。ラーメンの食べ歩きを始めて今年で17年目。16歳からやっているバンド活動を除けば、圧倒的に長い間興味を持って向き合っているのがラーメンなのです。

 飽きっぽい私がなぜ今もラーメンを追いかけているのか。それはラーメンそのものが進化し続けているからでしょう。ラーメン食べ歩きを始めた頃に流行っていたラーメンと今の最先端のラーメンは別のものになっていますし、逆に17年経った今の自分がかつてのラーメンを食べるとまた新たな発見があります。さらに地方によって異なるラーメン文化も面白いし、老舗のノスタルジックラーメンもとても奥深い。ラーメンの世界は広くて深く、17年ごときではそうそう理解出来ない世界だからなのでしょう。

 ラーマガは今号が50号。まだ50号です。これからも奥深いラーメンの世界を楽しく伝えて、皆さんのラーメンライフがより楽しくなるメディアでありたいと思っています。今後ともラーマガをどうぞよろしくお願いします。


□クロスレビュー「必食の一杯」

 一杯のラーメンを三人が食べて語る。北島、山路、山本の三人が、今最も注目しているラーメン店の同じ一杯をクロスレビュー。それぞれの経験、それぞれの舌、それぞれの視点から浮かび上がる立体的なラーメンの姿。今回は2月18日、新横浜ラーメン博物館にオープンした新店『元祖 名島亭』の「築炉釜出しとんこつラーメン」を山路と山本が食べて、語ります。

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元祖 名島亭@新横浜
「築炉釜出しとんこつラーメン」750円