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「ラーマガ」#086
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「ラーマガ」#086

2016-02-21 23:00
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    北島秀一・山路力也・山本剛志 共同責任編集
    「ラーマガ」THE RAMEN MAGAZINE
    #086

    ・北島秀一・山路力也・山本剛志 共同責任編集
    ・2016年2月21日発行(月3回)2月第2号(通刊 第84号)

    【目次】

    ■巻頭コラム
     「ラーメンは次世代へ繋がるか?」(山本剛志)

    □クロスレビュー「必食の一杯」
     麺屋武蔵 鷹虎@高田馬場「金乃武蔵 獺祭 酒芳る河豚ら〜麺」

    ■ラーメン実食レビュー
    【北島秀一】
      中華料理 新雅@江戸川橋「ラーメン」

    【山路力也】
      中華そば 金色不如帰@幡ヶ谷「味玉味噌」
      天使担々麺@蘇我「天使担々麺(醤油)」
      麺屋ことぶき@葭川公園「あっさり鶏らーめん」
      豚ゴッド 稲毛海岸店@稲毛海岸「ラーメン」
      中華蕎麦とみ田@松戸「特製つけそば(並)」
      しょくどう照」@祗園四条「あさりらーめん」
      一麺天@中洲川端「豚骨魚介ラーメン」

    【山本剛志】
      一条流がんこ総本家@四谷三丁目「ラーメン塩」
      登竜門@市川真間「濃厚担々麺」
      れん@伊勢崎「燻つけ麺」
      いそじ@南郷13丁目「みそ」
      ラーメン虎@南郷18丁目「琥珀」
      だるま軒@大通「醤油ラーメン」
      彩未@美園「辛味噌ラーメン」

    □拉麺人インタビュー 
     田中剛 <田中商店 店主>②
     『俺、ここまで信用されてなかったの?』(聞き手:山本剛志)

    ■侃々諤々!
     『自家製麺VS製麺所の麺』

    □告知/スケジュール

    ■編集後記

    ■巻頭コラム
    「ラーメンは次世代へ繋がるか?」(山本剛志)

     最近、ラーメン好きの若い人に「好きになったきっかけは?」と聞くと「子供の頃、お父さんにラーメン屋に連れられて」という話をよく聞くようになった。私が子供の頃は外食自体も一般的ではなかった(一度だけ、駅から家までの道沿いにあったラーメン店に寄った事を覚えているくらいに珍しい出来事だった)が、最近は家族での外食も一般的なのか、ラーメン店でも家族連れを見かける事は極々当たり前のことになっている。

     その一方で、新規に独創的なラーメン店が次々と開業する昨今、作る側の世代交代は上手くいっているとは言い切れない。ご子息が名店の二代目、三代目になるケースもあるが、後継ぎがいない事で閉店する老舗もある。戦後すぐにラーメン店を開店させた老舗には「生活の為にやむなくラーメン屋を選んだ」という人も少なくなく、「子供には好きな仕事をしてもらいたい」「継がせるつもりはない」と言う人もいる。

     そんな中で、その店に通っていた常連さんが名店を受け継ぐ、というケースも見られる。有名なところでは「蒙古タンメン中本」の白根氏は、「中国料理中本」が好きで通っていたが閉店。店主の中本氏の教えを受けて開業した。

     新しい所では、次代の店主を公募する動きもみられる。播州ラーメンで知られる兵庫県西脇市と、西脇多可料飲組合では、「播州ラーメンの後継者育成事業」を始めた。西脇市内では4軒が残る「播州ラーメン認定店」を増やすべく、西脇市内でラーメン店を開業する意志を持つ人を、市や商工会議所のサポートも受けて研修・育成させようとの事。後進を育成する動きは、ラーメン関連業者に出てきているが、役所が出てくるケースは珍しい。その土地の人達に愛されたご当地ラーメンを次代に繋ぐ取り組みは簡単ではないと思うが、成功するように行く末に注目したい。


    □クロスレビュー「必食の一杯」

     一杯のラーメンを三人が食べて語る。北島、山路、山本の三人が、今最も注目しているラーメン店の同じ一杯をクロスレビュー。それぞれの経験、それぞれの舌、それぞれの視点から浮かび上がる立体的なラーメンの姿。今回は高田馬場にある麺屋武蔵鷹虎で、25日から提供される限定ラーメン「金乃武蔵 獺祭 酒芳る河豚ら〜麺」を山路と山本が一足早く食べて、語ります。

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    麺屋武蔵 鷹虎@高田馬場
    「金乃武蔵 獺祭 酒芳る河豚ら〜麺」2,160円
    (2/25〜28、1日10食限定)
     
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