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ついに発売した伝説の作品『月姫』リメイクのお話(SE編集者のコラム)
リレーコラムでもこんにちは。平和です。仕事が忙しくても少しは遊びたい……という時、自分は主にPCとPS4でゲームをしています。(PS5がまだ買えていません……)ジャンルはアクションや街づくりシミュレーションなどが多いのですが、それらはどちらかと言えばストーリーは控えめです。
ライトノベルで描かれるような、王道のボーイミーツガールのゲームを最近やっていないかも……?と思ったら、ついに発売されたのです。そう『月姫 -A piece of blue glass moon-』通称月姫リメイクです。 -
【10月新刊】ストレートエッジが編集したライトノベルのご紹介
みなさんこんにちは!
いつも「三木一馬と石飛恵里花のラノベは人生!」ブロマガをご覧いただきありがとうございます!こちらではストレートエッジが制作に携わったライトノベルのご紹介をさせていただきたいと思います。弊社の10月新刊ライトノベルはコチラ!!
↓ ↓ ↓ ↓ ↓ソードアート・オンライン26 ユナイタル・リングV著者:川原 礫 イラスト:abec
電撃文庫(10月8日発売)二つの世界を巡るキリトたちの戦いは新たなステージへ!「キリトさま……アスナさま……アリスさま。……お帰りなさいませ」セントラル・カセドラル八十階《雲上庭園》。そこでキリトたちを待っていたのは、懐かしい人々との再会だった。彼女たちを目覚めさせるため、そして《アンダーワールド》に迫る悪意の正体を突き止めるため、キリトは策謀渦巻く惑星アドミナへと飛ぶ。そのころ、《ユナイタル・リング》世界ではシノン、シリカたちにより、フィールドボス攻略戦の幕が切って落とされていた。キリトとアスナ、アリスという主戦力を欠きながらも善戦する一同だが、戦いは熾烈さを増していき――。
編集者からのおすすめコメント《アリシゼーション》編から200年の時を越えて、キリトたちがあの懐かしい顔ぶれとついに再会!一方で、《ユナイタル・リング》の世界では、シリカやシノンたちが大活躍しますので、彼女たちのファンも必見!見どころしかないシリーズ最新刊に、ご期待ください。へヴィーオブジェクト 人が人を滅ぼす日(下)著者:鎌池和馬 イラスト:凪良
電撃文庫(10月8日発売)鎌池和馬が送る近未来アクション、堂々の完結!『正統王国』、『資本企業』、『情報同盟』、『信心組織』、どれも完璧ではなかったはずだ。オブジェクトだってそう、核の時代を終わらせた超大型兵器はそれなり以上の歪みも抱えていた。ただそれは、こんな事態を受け入れなければならないほどのものだったのか。オブジェクト地球環境破壊論を起点として、世界全土を巻き込む『大戦』が始まる。『クリーンな戦争』とは程遠い、四大勢力が全滅するまで続いていく史上最悪の終末が、今ここに。際限なく脱線していく世界の中で、クウェンサーやヘイヴィア達は一体誰と手を取り合って戦い抜くのか。近未来アクション、堂々の完結!編集者からのおすすめコメント2009年から11年20冊にわたってお届けしたヘヴィーオブジェクトシリーズが堂々完結です!最終巻ということもあり、世界全土を巻き込む大スケールの戦争が展開されていきます。その結末はどうなるのか、ぜひとも最後までお楽しみください!隣のクーデレラを甘やかしたら、ウチの合鍵を渡すことになった3著者:雪仁 イラスト:かがちさく
電撃文庫(10月8日発売)二人で温泉旅行!? お互いの想い交わる青春ラブストーリー第三弾!「じゃあユイはその旅行、行くの?」「それは……その、まだ話せてなくて」一人暮らしの高校生、片桐夏臣とイギリスから留学してきた隣室の少女、ユイは夏の花火大会デートを経て相手への恋心を自覚していた。だが、二人が大切な想いをどう扱うのか考える間もなく、訪れた福引で温泉旅行のペアチケットに当選してしまう。「行きたい」という気持ちはあるが、どう話して良いかわからない夏臣とユイ。それぞれの友人にも相談するのだが、気持ちはもう固まっていて――「「……あのさ」」
居心地のよい関係を続けるのか、その先へ踏み出すのか。甘い日々を過ごしていた関係が、変化しようとしていた。
編集者からのおすすめコメント好評の甘々青春ラブストーリーの第3弾が登場です。
今度の舞台は箱根の温泉!? どんなやりとりが繰り広げられるか、お楽しみに!
さらに、皆さんの応援のお陰で、コミカライズも決定しました!!シャインポスト ねえ知ってた? 私を絶対アイドルにするための、ごく普通で当たり前な、とびっきりの魔法著者:駱駝 イラスト:ブリキ
電撃文庫(10月8日発売)『俺好き』の駱駝とブリキが贈る、極上のアイドルエンタメ――此処に開幕!「世界中の人たちにアイドルを大好きになってほしい! そのための輝く道標……それが、シャインポストだよ!」大きな夢を抱くも、小さな成果しかあげられないアイドルユニット『TiNgS』の玉城杏夏、青天国春、聖舞理王。彼女らに救いの手として用意されたのは、曰く最強マネージャー、のはずが……「僕、マネージャーはやらないよ」現われたのは、まるでやる気のない男、日生直輝だった。だが、彼には一つ特別な力が備わっていて……?これは、絶対アイドルを目指すため、君と少女たちが光り輝く物語。『俺好き』の駱駝とブリキが贈る、極上のアイドルエンタメ、此処に開幕!
編集者からのおすすめコメント『俺好き』の駱駝先生とブリキ先生が、再びタッグを組んだ意欲作『シャインポスト』が遂に発売となります! テーマはなんと「アイドル」! 駱駝先生だからこそ書けるアイドルたちの独特な世界観を、ブリキ先生が超美麗なイラストで描き出します! 是非その手に取ってご覧ください!
以上、ストレートエッジ 新刊のご紹介でした!
気になった書籍がありましたら、ぜひお手にとってみてくださいね。
今後のストレートエッジ新刊情報は、弊社ホームページご確認くださいませ。
ストレートエッジHP
ではでは、また会う日まで~!! -
ラクラク作家になる方法(SE編集者のコラム)
みなさんいかがお過ごしでしょうか、ストレートエッジ編集者のTMです。早いもので10月、今年も終わりが見えてきましたね。オフィスの引っ越しの都合もあり、毎日歩くようになったので、ほどよく健康になった気持ちで生きています。健康診断の結果にも反映されると平和なのですが、どうなんでしょうか。もうおじさんなので、体力づくりも兼ねて引き続き頑張りたいです。■みなさんはボードゲーム、やったことありますか?テレビなどで特集されているようなハイカラなものには触ったことはないけれど、トランプや人生ゲームぐらいなら遊んだ人は多いんじゃないかなって思います。
Vtuberの配信を見ていると、たまに七並べとか、ババ抜きみたいなものでも遊んだことがないという人がいて、びっくりすることはあるんですけれど。自分はボードゲームが好きで、時節柄もあって最近はめっきり遊ぶ機会が減ってしまったのですが、一時期は毎月友人と集まって遊んでいたこともあって、いろいろなゲームに触れてきました。それこそ、バックギャモンのような古くからあるゲームも遊んだことがありますし、ゲームマーケットなどで売られているような新しいものもチェックしています。
そんな中で、印象に残っているゲームの1つが、「ラクラク大統領になる方法」です。だいたい4人ぐらいで遊ぶゲームで、選挙や資金を運用して、大統領への当選を目指すという明快な内容です。パッケージが特徴的なのもありますし、発売当時は話題になりましたから見たことのある人もいるんじゃないでしょうか。このゲーム、何がすごいって、当時流行っていたいくつかのゲームシステムをパクったものなんです。
海外のゲームなのですが原題も「Fremde Federn」というもので、”他人の羽で身を飾る”、つまり”他人の功績を我が物にする”というドイツのことわざのようなものからの引用のようです。つまり原作者も意図的にパクってるんですよね。具体的なところだと「ドミニオン」、「アグリコラ」、「スルージエイジズ」、「プエルトリコ」などで、どれも大ヒットした作品ばかりです。
「ドミニオン」は日本でも大きな大会が開かれたり、ニュースに取り上げられたりもしました。ガワだけ変えた商品であったり、ルールを派生させたゲームもたくさん出ていますから聞いたことのある人もいるんじゃないでしょうか。そんな有名ゲームの、いわばキメラみたいなものなのですが、絶妙にバランスが取れていて、遊べる、面白いものになっているところがすごい作品です。あまりアナログゲームに詳しくなかったりするとそれって権利的にはどうなの?というのが気になるところだと思いますが、実はゲームのルールといいますか、アイディアは権利が発生しないんですよね。
文字数の都合もありますから詳しくは調べていただきたいのですが、例えばパッケージのデザインであったり、ルールブックの文章やカードのテキストは著作権が発生するので、そのまんまコピーすることは違法です。
しかし、ゲームルールは知的財産として認められませんので、同じルールのゲームを作ること自体は問題ないんです。近いところだとデジタルゲームの場合には、特許が申請されて守られることもあるんですけど。
最近でも任天堂とコロプラが特許を巡って係争していましたし、コナミの音ゲーの特許なんかも界隈では有名だったりします。それ以外だと、サッカーゲームの特許を巡って係争が行われたということもありました。ですから、トランプやオセロ、ドンジャラなどがいろいろな会社から発売されているのも、著作権が切れているからとか、誰が作ったのかがわからないからみたいな理由ではないんですよね。
「ラクラク大統領になる方法」みたいに露骨なのは少ないですが、アナログゲームでは、参考にした作品がひと目でわかるゲームが世にでることが結構あるんです。ちょっとだけ補足しておきますと、ルール無用の邪悪な世界…というわけではなくて、たいていのゲームは根源的にはトランプだったり、石並べのようなシンプルなところに行き着くために、お互いに節度を守って影響を与えながら良いゲーム、面白いゲームを作っていこうという健全なサイクルが出来ているように思います。■ライトノベルに限らず、エンタメ作品においても、パクリ、オマージュ、リスペクトなど言い方は様々ですが、他の作品の影響というのは大きいものですよね。
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