ユーザーブロマガは2021年10月7日(予定)をもちましてサービスを終了します

孫子が課長だったら~孫子解説1
閉じる
閉じる

新しい記事を投稿しました。シェアして読者に伝えましょう

×

孫子が課長だったら~孫子解説1

2016-04-10 23:26

    表題は少しだけ「客寄せ」に振った(笑)。
    なのでちょっとだけ「釣られた」と思うだろうが、今回はご容赦いただければ幸いである。
    読み切るのが難しい「孫子」の解説である。
    なお、私は孫子を本で読んだことがない(笑笑)。
    「なのに、解説を出す」という度胸に免じて、ほかの解説本と比較していただきたい。


    ★希代の軍師「孫武」

    「有史以来最高の軍師はだれか」とアンケートを取れば、おそらく「孫武」が1位になるだろう。

    西洋にも素晴らしい方が多いのだが、私の勉強不足でわからない。
    孫武が全部まとめたわけではないと読んだことがあるのだが、
    書物になった時点で孫子が世界一の兵法書になった
    といえるだろう。

    孫武については、他に有名な解説が多いだろうから割愛する。
    もちろん知名度だけではなく、本当にその書物の内容に力があるようだ。


    戦国時代最強と言われることもある武田信玄の「風林火山」は有名だが、これのオリジナルは孫子である。
    オリジナルにはあと2つあるので、興味ある方はググっていただきたい。

    まあ、とても実力のある将が孫子を実践したら、戦国最強と呼ばれるようになった、ということだ。
    どの程度が素質で、どこからが孫子の影響なのかは、詳しく調べないとわからないが、私が尊敬している武将の1人である。

    ちなみに、私が一番尊敬している日本の武将は上杉謙信だ。関羽も尊敬している。
    好みがばれるところだ。

    最近の話では、ソフトバンクグループを作った「孫氏」が孫子の実践者らしい。
    私はこの方の考え方を知らないので「らしい」でご容赦いただきたい。


    ★兵法書「孫子」の解説

    孫武の兵法をまとめた「孫子」は世界最高の兵法書として読み継がれているのだが、既存の解説などを読んでも「うーん。」という部分が多い。

    言葉は選ばないといけないが、「この解釈はどうなのかな。」ということだ。
    なので解説本をさわりだけしか読んだことがない。

    私は拙い知識しかないので恐縮だが、実践論としての孫武の力を示すことはできるかもしれないと考えた。

    私の大言壮語や断定が、どの程度妥当であるのか、最後まで読んでいただきたい。
    それで、私が狂人や厨二と判断されるなら致し方ないことだ。
    皆様の判断が私の真の姿でもあるだろう。


    私は書物として読んだことがないので、マンガなどになった有名なエピソードでしか解説できない。
    いつかまとめて勉強しておくことにして、孫武のエピソードを紹介する。
    内容は借りものだ。謝罪しておく。

    これが孫子を読んだことがないreiの、孫子解説1号である。


    ★孫子姫兵を勒す

    ご存知の方は飛ばしていただきたい。長い。

    出典 ウィキペディア

    前515年、呉の王に闔閭が即位すると、伍子胥は闔閭に「孫子兵法」を献上し、七回にわたり登用を説いたため、闔閭は孫武を宮中に呼び出して兵法を問うた。この時のエピソードが『史記』巻65孫子呉起列伝第5[4]に記されている次の「孫子勒姫兵」(孫子勒兵とも)である。

    孫子姫兵を勒す[編集]
    闔閭「先生の著作十三篇はすべて読んだが、宮中の婦人で少し軍の指揮を見せてもらうことはできるか」

    孫武はこれを了承した。孫武は宮中の美女180人を集合させて二つの部隊とし、武器を持たせて整列させ、王の寵姫二人を各隊の隊長に任命した。太鼓の合図で左や右を向くように命令してから「右!」と太鼓を打つと、女性たちはどっと笑った。

    孫武は「命令が不明確で徹底せざるは、将の罪なり」と言い、命令を何度も繰り返した後に「左!」と太鼓を打つと、また女性たちはどっと笑った。

    孫武は「命令が既に明確なのに実行されないのは、指揮官の罪なり」と言って、隊長の二人を斬首しようとした。壇上で見ていた闔閭は驚き「将軍の腕は既によくわかった。余はその二人がいないと飯もうまくないので、斬るのはやめてくれ」と止めようとしたが、孫武は「一たび将軍として任命を受けた以上、陣中にあっては君命でも従いかねる事がございます」と闔閭の寵姫を二人とも斬ってしまった。そして新たな隊長を選び号令を行うと、今度は女性部隊は命令どおり進退し、粛然声を出すものもなかった。

    孫武は「兵は既に整いました。降りてきて見ていただきたい。水火の中へもゆくでしょう」と言ったが、闔閭は甚だ不興で「将軍はそろそろ帰られるがよろしい、余はそこに行きたくはない」と言った。孫武は「王は言を好まれても、実践はできないのですね」と答えた。しかし以後、闔閭は孫武の軍事の才を認めて将軍に任じたのである。


    以上、9割がた伝えられている事実と相違ないと思う。

    簡単にいうと、ある王が「とてもいい軍師がいるので是非召し抱えていただきたい」と勧められ、孫武が紹介された。
    孫子を理解できず、やっかんだ武将が「恥をかかせて追い払おう」と罠を企画したのだが、
    孫武は見事に切り返した、という話だ。


    このエピソード解説と実践論を載せていく。
    私個人は「兵は詭道なり」が好みから外れるので不勉強だが、孫子は大変素晴らしい内容のはずである。
    私は世界一の兵法家だと信じている。尊敬する方の一人だ。


    ★リアリスト孫武

    孫武が招かれたときに、まず危惧したのは「2人の情婦」であろう。

    いつの時代でも「最高責任者」が欲にまみれて遊び始めた瞬間に破滅がスタートする。
    おそらくこれは孫子に載っている。
    ないなら、当時の常識だったと考えるべきだ。

    「傾きそうな企業の立て直しに呼ばれたが、オーナー社長が夜遊び熱心だった」
    ということだ。

    孫武はまずここに目を付けただろう。
    値踏みしていたのは孫武のほうである。

    そこへもってきて、重役が
    「理論だけの若造が何をできる。恥をかかせて追い出せ。」
    というイジメを行った。
    王はそれに乗せられて「宮中の婦人部隊の訓練」を公開の場で行った。

    うまく動くわけはないので、
    王は「無理だろう」
    将たちは「恥をかけ」
    と考えていただろう。

    しかし、「宮中の婦人」「軍事訓練」この時点で孫武は勝っていた
    何も心配がない。当然了承する。

    あとは予定の行動をとっただけだ。

    「2人の寵姫を隊長に任命し、適当に指揮させる」
    「うまく動かないのは隊長の責任であると説明する」
    「それでも動かないはずだから、寵姫の首をはねて厄介払い」
    「同時に自分の命令が絶対であることをわからせる」
    「新しい隊長を任命して、よく考えるよう伝える」
    「うまく動くまで繰り返す」
    「1発目でうまく動いたなら仕方ない。1発で完全に指揮できたことをアピール。
     寵姫を葬るのはまた今度。」
    うまく動いた時点でアピール。
    「どうですか?仰せの通り指揮をお見せしました。」

    国の脅威を葬り、自分の実力を示せることが分かっていた、という時点ですごい実力だということがわかる。

    この部隊の指揮を短時間で取れる人はなかなかいないだろう。
    「できるわけがない」
    というのが99%だと思う。

    出来もしないのに、必死になって自らが駆け回り、パニック、自暴自棄、八つ当たりなどの害悪をまき散らし、それでも涼しい顔で動かない部下に「あの人おかしい」と言われるのが関の山だ。
    リーダーがばたつく組織は沈む。当たり前のことが当たり前に起きるだけだ。


    ★リーダー像の勘違い

    孫子には「現場を必死にさせよ」という内容があるはずだ。

    指導者としての実力が足りないリーダーは、部下が動かないことによるマイナスをカバーするために、自分が必死に動く方が多い。

    それでは判断ミスも多いだろう。
    結果、余計に手間がかかり、死の行軍になりかねない。

    重役さんはこのあたりのことを考慮して、年若いリーダーを育てていくといいと思う。

    リーダーは、部下に対してことあるごとに
    「○○だから、こうやらないとマズイだろう?」などと、目標目的期限達成ラインを説き、
    「××されたら、あなたもいやだよね?」と品質期限維持の重要性を説明し、
    「同意」を得ておくべきだろう。
    これは「1対1」で話すのをお勧めする。

    集団に話すと少々強いリーダーでも力関係で負ける上に、陰口を挟む余地があるからだ。
    人間関係が良好なうちに1対1で話せば「そうですね」と答えるしかない場合が多い。
    この「そうですね」「はい」をしゃべらせるのが肝心だ。

    もちろんそれ以前に良好な人間関係を言葉で築き上げておく必要がある。

    そうすればある程度の人数に対して話しても「目標」「期限」「品質」が守られる方向に、力を割いてくれるようになる。

    気楽に、「時間が過ぎればお金をもらえる」と考えているような部下には、「必死に動いてる自分」より、「自分の覚悟」「自分の実力」を示したほうが良い。

    「一生懸命動いてる姿」は良い見本であり、悪いわけではないが、
    「俺がこんなに動いているのに、あいつは云々」
    という考え方が出てきやすく、この考え方からは悪いものしか生まれないからだ。

    しかも、どれほど一生懸命でも、それが伝わる距離は短い。せいぜい3mだ。
    逆にいうなら「バディから3m以上離れてはいけない」ということでもある。
    悪いものも2~3mなら伝わる。
    1対1をお勧めしたのはこの意味も強い。
    1対多だと意識の低いほうが距離が短いので、並みの力だと負けるのが当たり前なのだ。

    「一生懸命に働くリーダーは空回りに終わることが多い」ので注意したほうが良い。

    よく感情的になって「お前この野郎!なんでこんなことができないんだ!」
    と怒鳴るリーダーは多いが、これは愚の骨頂だと言わざるを得ない。
    いや、気持ちはわかるし同情もするが、それをやると害悪が大きいのが事実だ。
    偽るわけにはいかない。
    どなるのは、昨日までにそれを解決できなかった自分の実力のなさの証明である。


    ★実践「姫兵を勒す」

    ではいまいちいうことをきかない部下はどうすればいいか、だが、
    「まず責任範囲を限定する」
    「そのなかで責任感を持たせる」
    これがおすすめだ。

    そしてうまくいかなければ
    「これがうまくいかないなら君はこういう処遇になる。頼むね。」
    と先に伝えて置き、
    うまくいかなかったらそれを実行する。
    頑張っていたら多少の失敗はカバーする。
    いい結果がでたら、まず言葉で「頑張ったこと」「結果を出したこと」をねぎらい、「感謝」を伝える。
    できるなら特別報酬を用意する。

    これですでに指導者の実務の大半は終わっている。


    を出そう。

    ある知人に「遅刻ばかりして仕事の集合時間に来れない部下」がいた。
    出発の時間が変更できないために、「客先が指定した人数をそろえられない」で、いろいろ苦言をぶつけられていた。
    ここで彼は「普通の人間ならちゃんと仕事するのも当たり前なのに、半人前のお前が仕事に出ても来ないのはどういうことだ!明日遅刻したらぶっ殺すからな!」と電話していた。

    この場に居合わせた私は
    「出来もしない恨みごとで怒っても、相手は他人事かもしれないよ。
     本当にやることを伝えないと。」
    と助言をしたが、そのときはあまりピンと来なかったかもしれない。
    2度、3度と同じことを助言して少しだけわかったようだ。

    私なら
    「お客が人数を指定してくるのは、どうしてもその人数が必要だからだ。
     君もどうしても人数が必要な時に、約束した相手がドタキャンしたら怒るだろう?」
    「約束を破るたびにうちの信用がなくなっていき、最後には会社ごと取引を切られる。
     それもわかるだろう?」
    「だから、今度大切な時に遅刻したなら、もう君を使うことはできない。
     そう思っておいてくれ。」
    「とりあえず朝、頑張って起きて、客先で一生懸命やればいいんだよ。
     目覚ましを10個ならせばいい。遅刻しないよう頼む。」
    というだろう。
    この知人みたいに何十回と遅刻を容認して怒る前に、だ。
    おそらく3回目にはこういう話を1対1でやっている。

    孫子の登場エピソードでいうなら、これで遅刻したなら通告した処遇に処す、で終わりだ。

    かれが問題の中心ならこれで公式に厄介払いができる。
    他の遅刻予備軍は、首になりたくなければ頑張って起きてくるだろう。
    なにより、実際に「リーダーに自分たちを左右する権限がある」という経験が規律を守らせる。
    遅刻が無くなればよし。
    問題児がいなくなってもよし。
    リーダーが部下の失敗をカバーに奔走するとか、毎日起こしに行くとかは組織のためによくない。
    あくまでも、あらかじめ納得させた責任を当事者に取らせる、ということだ。
    その一部を自分が解決する度量は必要であることはくぎを刺しておく。
    「本当にやることを伝えておき、やる」
    これにリーダーの感情が逆立つことはない。
    しかし、力のない脅しとは違い、組織を動かす力がある。


    ★マクロな孫子

    「孫子姫兵を勒す」の解説なら、これでよしとしないと仕方ないだろう。

    孫子はあくまでも「大軍」を動かして戦乱の世を生き抜く「兵法」を記した書である。

    ミクロ単位での問題は載っていないかもしれない。

    私の実践にはミクロ的な考え方が入っているので、既に一部分、このエピソードから逸脱した考え方が入っているが、組織の人員が入れ替え不能なら、こういう実践は難しい場合が多い。

    「無限の責任を負わせない」
    「あらかじめ罰則について相互理解しておく」
    「やむを得ない事故などで罰則条件を満たした場合は、無理やりこじつけてでも切り抜ける」
    「責任感欠如による失敗は罰則を必ず行う」
    「それ以外ではカバーする」

    こういう考え方は共感を得やすいのでお勧めはしておく。

    ただし、「規則が組織を滅ぼすのは、本末転倒である」と忠告しておく。
    力がある人が行う仕事は「許すこと」でもある。
    リーダーの権限が力を発揮し、規律が守られる状態を構築したのち、
    全軍躍動を開始したならば、傷ついた前線の兵士をねぎらい、守り、許すのはリーダーの役目である。

    ただひとつ、大いなる目標をかかげ、拙いものを戦士に育て上げ、傷つきさがるものを支えながら、縁あった人々を、まだ見ぬ彼岸へ連れていくのが真のリーダーである。


    ★真のリーダー像

    孫子には載っていないかもしれないが、リーダーの真の役目は希望を与えることである。

    一人一人の未来の成功をその胸に抱かせることである。


    夢は小さくてはあいならない。

    簡単に実現できるものに 人は夢を抱けない。
    あなたの熱意が強いなら、夢は大きければ大きいほど多くの人を引き付ける。

    夢は見るものではない。引き寄せるでも生ぬるい。

    人を巻き込み、空間を捻じ曲げ、次元を飛び越えてかなえて見せよ。

    それが人類史にのこり、多くの人を照らす灯台となるのだ。


    『孫子』(そんし)は、中国春秋時代の思想家孫武の作とされる兵法書。後に武経七書の一つに数えられている。古今東西の兵法書のうち最も著名なものの一つである。
    出典 ウィキペディア


    あとがき

    思ったよりうまく書けなかった。
    読み返すと、伝えたい内容の半分の価値もない気がする。
    ラストに別の考え方が入ってしまったのも申し訳ない。
    重ねて謝罪する次第である。
    次回、その2ではもうすこしだけましな文章になるようにしたい。
    また、いつか。



    広告
    コメントを書く
    コメントをするには、
    ログインして下さい。