経済再生の道
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経済再生の道

2016-05-10 00:56

    日本の高度経済成長期と言われる時代は、黒字体質であったのは事実として残っている。
    では、なぜ今 国家財政が際限なく赤字であるのか。
    切り口の一つとして考察してみた。
    今回はマクロの話である。


    ★道徳と団塊の世代

    高度経済成長期が黒字であったのは
    働き手の質×量が支出を上回っていたから
    これに嘘はないはずである。

    健全なバランスが成り立っていたゆえに、経済が成長し、細かいことが問題にならなかった。

    教育の成功で、高度な価値観を共有でき、道徳は「他人のために良いことをするのが良い」という概念を定着させた。

    それが団塊の世代に浸透し、社会全体に価値があふれ、経済を活性化させた、というところだろう。

    国民全体の維持コストより、働き手全体の作り出す価値のほうが大きかった、ということだ。


    ★財政赤字

    国家財政でいうなら
    「働き手の税×人数」ー「国民のコスト×人数」が黒字ならいいだけだ。

    あらゆる政治的しがらみを無視するなら、これをプラスにするのは難しい話ではない。
    これはお分かりだと思う。

    残念なことに、過去いろんな不手際があったため、支出を減らすのが困難になっている。

    これを解消せんとして、「消費税」の導入が行われた。

    しかし、国家財政赤字は増える一方だ。

    なぜか。

    もちろん、働き手の数が減り、働けない人が増えているのもある。

    しかし、とどのつまりは

    「消費税導入の景気衰退効果が、消費税のパーセントを上回るマイナスになっている」
    消費税の%をあげれば税金の総額が減る

    これ以外にないのだ。

    つまり、消費税を3%にすると、消費が4%衰退する、ということだ。

    5%にしたら7%衰退する。8%にしたら11%衰退し、10%にしたら14%衰退する、ということだ。


    ここで載せた数字が妥当かどうかはわからないが、

    税金を増やせば経済が衰退するのは、常識中の常識

    なのだ。


    ★貧しい国家

    根拠を載せる。

    税率を増やした極限は「100%税金の理論共産主義」である。お分かりだろう。

    ちなみに、ここまでやった国家はない。

    社会主義は、それのだいぶ緩和された姿である。

    地球に存在した共産主義国家は、国民が餓死する国である。

    事実だ。

    地球に存在した社会主義国家は、国民が逃げ出す国家である。

    これも事実だ。


    理念がどうかではない。

    現実に実験してみると、税率を増やせば増やすほど貧しくなる、という結論が出ているに等しい。

    隣国から食べ物が買えないほど貧しい国民から、どれだけの税金を取れるというのか。


    資本主義の国でも餓死する人はいるかも知れない。
    が、国として、そういう人を救済する措置はとってある。

    餓死するなら個人の責任だといえる。

    十分に働いていて、食べ物が買えないということはないのだ。


    ★格差について

    資本主義の問題として「格差」が取り上げられるが、格差そのものは問題にならない。

    いくら働いても貧乏なままの方には大変申し訳ないのだが、
    資本主義では「お金が儲かること」をやった場合、お金が手に入る仕組みになっている。

    そして、同じようなものである場合、「より価値が高いほうだけが儲かる」という仕組みなのだ。

    これをよく踏まえて、自身の生み出すものの価値を高める努力をしていかなければ、経済的には衰退していくことになる。

    100年前の企業がほとんど生き残っていないことを見れば、お分かりになるはずである。

    日本にできた企業の99%が、つぶれて当然の会社であったはずがない。

    新しい価値に対して競争にならず、一生懸命やったにも関わらず赤字になった、とみるのが妥当ではないだろうか。


    現在、馬車を専門で作っている会社はないと思う。

    車にとってかわられるとき、
    「車だけ儲かって馬車職人が貧乏だ。この格差はおかしい。」
    という意見はあっただろう。

    では「格差反対論者」よ。今、あなたは馬車を買うのか?

    格差がいけないなら、あなたが馬車を買わなければ、馬車職人の収入はないのだ。

    栄枯盛衰は常なることだ。

    それを悪というなら、あなたも滅びるかもしれない。

    無常なる日常で、常に新たな価値を世に問い続けることこそ、仕事の本道ではないだろうか。

    多くの人が喜ぶ仕事をした人が、経済的にも認められるのは、喜ばしい限りだ。

    あなたがそういう立場になれば、
    「私はすべての人が喜ぶ仕事をした。なのに適当に仕事をした人と同じ収入なのはおかしい」
    と思うはずである。

    自由主義経済が、必ずしも生み出した価値と収入を結びつけるものではないことは認めるが、
    市場に反映できる価値を生み出した人が経済的にも認められるのも事実だ。

    資本主義経済では「お金が儲かる行動をとった人が儲かるチャンスがある」という事実を認め、その中でも「価値が高いものに富が集中する傾向が高まっている」ことを知るべきだ。

    貧乏な人は「お金が儲かる行動をとっていない」「価値が低くなったため、富が逃げている」のどちらかだろう。


    ★経済再生の道

    「増税」「格差是正」いずれも国家財政を衰退させる方向に行くことを載せた。
    マイナンバーも同じ結論になる。

    国策も民意も、国家財政を救えないのである。

    ではどうする。

    冒頭の式を思い出していただきたい。

    マイナスが減らせず、増える一方なら、税収を増やすしかない。

    増税しては逆効果なら、現状維持か減税による景気回復しかない。

    それに加えて、お金を生み出す仕組みの浸透個人の能力による家庭経済の複線化学習と熱意による新たな価値の創造それを助成し新しい形の財閥と天才を創出する政策が望ましい。

    現在の政治家には大きな制約があり、政策にすべてを期待するの無理だろう。
    現在の、縄張りと権力に縛られている全政党に引退していただかなければならないからだ。

    民意の中から「生涯学習からの経済再生」が立ち上がり、メディアの後押しを得て広がり、
    個人の財政的価値を高めて、国家経済を引きずりあげる動きが待たれる。


    国家100年の計は「経済効果が高い個人の創出である。

    日本初の新しい価値は、お金の流れに乗って世界に浸透していくことだろう。

    ターニングポイントは東京2020である。

    日本の諸君、バブルの壁に再挑戦だ。



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