日記266 「チャッピー」
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日記266 「チャッピー」

2016-03-27 15:16
    3月27日 土曜日

    結論からいうと個人的には非常に胸糞悪い。
    最後まで見れなかった映画は久しぶりだ。
    後半早送りにしたよ。
    誤解を招かないように補足しておくと
    作品自体がクソという話ではない。
    先の真夏の方程式でも話したけれど、
    報われない話が基本的に嫌いなのだ。
    その典型ともいえる。

    登場人物がすべからくクズで感情移入が出来ない。
    チャッピーという人間並みの感情を備えたAIロボットが報われない話だった。

    創造主である青年は自分のエゴを具現化したかっただけ。
    その無責任な行動がチャッピーを犯罪に走らせた。

    チャッピーを実質育てたマフィア連中はただのクズ。
    そこに同情を得るような設定はない。あってもどうかと思うけど。
    ママ代わりの女はまだかろうじて人間味があったけど
    女性特有(というと差別になるのだろう)の母性本能を刺激されて
    まともに見える錯覚だろう。
    よくあるよね。悪人だけど子供にだけは優しいっていう。
    私はそういうのが吐き気を催すほど嫌いだ。

    青年のライバルっぽいおっさんはただのキチガイ。
    自分が作った兵器が警察に売れず、
    青年の作ったロボットに負けたからといって
    そのロボット全部をフリーズさせて町を大混乱に貶める。
    そして自分の作った兵器でそれらを鎮圧することで
    評価を得ようとかいう典型的エゴイストのキチガイだわ。
    だいたいそれ軍に売ればいいだろっていう。

    誰一人まともな人間がいないので不愉快指数マックス。
    到底最後まで視聴できるものではなかった。
    早送りして眺めていた結果(音声なし)、
    青年は瀕死の重傷を受けて、チャッピーが彼の精神をデータ化、
    テスト用ロボットにダウンロードされていた。
    おっさんは普通に死んだ。マフィアはリーダー以外は死んだようだ。

    そしてオチが逃走したチャッピーが
    ママ代わりの女のデータ化された精神を
    遠隔操作で女性型ロボット?にダウンロードして終わり。

    なんだこれ、気持ち悪い。
    面白いとかつまらないとかじゃなくて
    不愉快で気持ち悪い。

    重ね重ねいうけど多分、作品のレベルを高いのだと思う。
    よく出来ているから、人間のクズの部分だけを真正面から捉えているから
    これほどまで嫌悪感を抱くのだろう。
    そういう意味で優れた作品であることに否定はない。

    ただ私という個人の観点から見ると
    道端のゲロに匹敵するぐらい見たくないものだった。
    ほんと最後まで視聴できなかったのは何年ぶりだろう。
    そもそもそんなに映画を見ないし、
    基本的に悪党が全滅するアクション映画か
    笑えるコメディくらいしか見ないからね。
    こういった類の映画にあたることは極めて稀だ。

    そこらのSF映画よりはるかにリアルな感じはしたね。
    実際こういう超高性能AIロボットなんてできたら
    人間のエゴでチャッピーみたいな結末を辿りそうだ。

    利権、犯罪、戦争、暴力、エゴ…
    行き着く先はこれだよね。
    現代だってそう外れているわけじゃない。
    結局人間の程度が知れている時点で
    それ以上の未来を望むことはできない。

    なんて思わせてくれる程度には
    心の底から不愉快で気持ち悪くてイライラする作品だった。

    これ、褒めてるんだけどね。

    うんざりしたからなんかスカっとする作品を借りよう。
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