通信講座用「心理統計２（多変量解析編）」の収録

こんにちは。通信講座用の心理統計２（多変量解析編）の授業収録が、先日

終わりました。



画像の左下には、何やら不穏な雰囲気がただよう表が出ていますが（苦笑）、

右上の図を使って、仕組みのイメージが理解できるように解説しています。

行列などの数学的知識は必要ありませんので、１つずつ手順を踏んでいって

ください。

ただやはり統計１に比べると、スッキリ割り切れない部分が増えたかもしれ

ません。統計ソフトが算出した数値に対する意味づけを、心理学的な枠組を

参照しながら判断する必要が出てくる場合もあります。

また、物理学では0.9以上あって当然な指標が、心理学の慣例では0.3～0.5

あれば認められるというのは、心理学が目に見えない・触ることのできない

構成概念を扱う難しさを表しているとも言えます。

なお、これは言わずもがなで恐縮なのですが、プロセスを詳細に解説してい

ますので、丸暗記をお考えの方には少々不向きかもしれません。

逆に旧帝大等、研究者養成系と言われる学校を志望されている方には、必須

の内容になっているかと思います。統計1の範囲にもなりますが、区間推定や

効果量、分散説明率といった概念の捉え方は、ぜひ押さえておいてください。

仕組みを理解することに主眼を置いていますので、例えばステップワイズ法

を不適当に使用して、査読でダメだしをされてしまうということは無くなる

かと思います。

動画の編集と印刷教材の作成をなるべく早く行って…と思っているのですが、

（何か言い訳めきますが(^^;）ちょっとお待たせしてしまうかもしれません。

できるだけ急ぎたいと思います。

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