赤ずきんちゃんと不思議な森のお話
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赤ずきんちゃんと不思議な森のお話

2015-08-21 08:24
    「先日、さあやさんと声劇の仲間さんたちと一緒に、リリンがシナリオを書いた「赤ずきんちゃんと不思議な森」の声劇をやりました。声をあててくれた皆様、本当にありがとうございます。まさか自分が書いたお話しがこんな形で世の中に出すことができるなんて思ってもみませんでした。第二回公演も予定していますが、まず最初のシナリオを公開いたします。」

    「赤ずきんちゃんと不思議な森」

    キャスト

    赤ずきんちゃん・グレーテル CV さあやさん

    バーバラ ・女神様(不思議な声)   CV セレンさん

    ヘンゼル ・ジャック   CV 春風リリン

    イカロス    CV タツさん

    ナレーター  あおまめさん





    ナ「お母さんからおばあちゃんの家に行くように言われた赤ずきんは、途中で猟師のおじさんと悪い狼に出会い、狼から花畑の場所を教えてもらった後のお話です。赤ずきんちゃんは不思議な森に迷いこんでしまいました。」


    赤「狼さんに教えてもらってきたけど、全然お花畑なんてないじゃない、それに変なところに迷いこんでしまったわ、ここはどこかしら」

    ナ「途中、道に小さな小鳥の雛が鳴いていました」

    赤「あら、こんなところに小鳥がいるわ、かわいそう、きっと巣から落ちたのね、ここにいたら危ないわ、巣に戻してあげる、巣は、あそこね」

    ナ「赤ずきんは小鳥を巣に戻してあげました」


    赤「長いこと歩いてきたからお腹もすいてきちゃった、どこか休めるとこないかしら、あれ?あんなとこに家があるわ、きっと誰かいるわ。」

    ナ「赤ずきんちゃんはやっと家に辿り着きました、しかし、それは普通の家ではありませんドアや窓、壁や屋根まですべてお菓子で作られている、お菓子の家だったのです。」

    赤「わー、これ、全部お菓子で出来ているんだわ、おいしそう、でも、勝手に食べちゃたらよくわないわよね、誰かの家かもしれないし、誰かいないのかしら。」


    赤「すみませーん、誰かいませんか?道に迷って困ってるんです。」

    ナ「すると中から声が聞こえてきました」

    声「それはお困りじゃろう、どうぞ中にお入りなさい。」

    ナ「中には老婆が一人で椅子に座っていました」

    赤「ありがとうおばあさん、私は赤ずきんっていいます、ここらへんにお花畑があるってきいてきたけど、道に迷ってしまって、それにお腹がすいて、動けないの、なにか食べ物をわけてください。」

    老婆「そうかいそうかい、それは大変じゃったの、見てのとおりこの家は全部お菓子でできておる、好きなだけ食べていきなされ。」

    赤「ありがとう、おばあさん。」

    老婆「いいんじゃよ、ここにはめったに人もこないから人が来てれるとうれしいんじゃ、私はあっちの部屋で用があるので行くが、ここで好きなだけ食べて休んでいきなされ。」

    赤「はーい、ありがとう親切なおばあさん、あなたのお名前を教えてくださいませんか?」

    魔女バーバラ「私はバーバラ、ちょっとかわりもののばばじゃよ」

    ナ「赤ずきんはお菓子をもらって食べると疲れていたので少し横になっている間に眠ってしまいました。しばらくしてなにやら変な音が聞こえてきました、それはおばあさんのいる隣の部屋からでした、おそるおそる隙間から除くと、なんとおばあさんは包丁をといでいるではありませんか。」

    魔女「うひひひ、久しぶりに若い娘が迷いこんできたわい、あの子の体をいただくことにしようかのーこれで若返ることができる、うひひひ。」

    赤「あれは?まさか、私を・・・。ここってもしかして噂に聞く魔女の家なんじゃ、どうしよう、私とんでもないとこに迷いこんじゃった、早く逃げなきゃ殺されてしまうわ、でも、この家のドアはおばあさんの部屋を通らないといけないし、どうしよう。・・・そうか、この家はすべてお菓子でできてるんだし、壁を食べて穴を作ればそこからでられるわ、そうときまったらよーし。」

    ナ「赤ずきんちゃんは壁のビスケットをはがして食べはじめました」

    赤「だめ、ビスケットなんか水がないと喉につまって食べられないわ、どうしよう。」

    不思議な声「赤ずきん、壁にむかって強く押しなさい。」

    赤「こうかしら、えい。」

    ドシン

    ナ「赤ずきんは思いっきり壁に体当たりしましたが、硬くて逆に後ろに飛ばされてしまいました。」

    赤「えい、いたた、どういうことなの、全然だめじゃない」

    女神「赤ずきん、そこではありません、もっと右ですよ」

    赤「えー先にそれを言ってよ、よいしょ。」

    ナ「赤ずきんは魔女の家から逃げることができました、逃げている間、森の中で男の子と女の子が二人で歩いているのをみかけました。」

    赤「あれ?こんな山奥に、子ども二人で一体なにしてるのかしら、ねえ、待って」

    オトコノコ「おねえちゃんは誰?」

    赤「私は赤ずきんよ、あなたたちは?ここでなにをしているの?」

    オトコノコ「僕はヘンゼル、こっちは妹のグレーテル。」

    赤「え?ヘンゼル?グレーテル?もしかしてここは別の絵本の世界?あなたたち、悪い魔女には注意よ。」

    ヘンゼル「はーい、ありがとう赤いずきんのお姉ちゃん」

    グレーテル「ばいばーい」


    ナ「赤ずきんは、二人と別れ元の暗い森の中を彷徨っていました」


    赤「もう、ここはどこなのかしら、あら、なにこのでっかい木、上が見えないわ。あれ、これ木じゃないわ、でっかいつるみたい、なにかしら、きゃ、なに?」

    ナ「急につるが赤ずきんちゃんをまきこんで雲の上まで連れ去ってしまいました」

    赤「いたた、なによ一体、ここはどこなの?なんだか足元がふわふわしてるわ、これは雲?あれはさっきの蔓、豆の木ね、するとここはひょっとして。ジャックと豆の木の世界にきちゃったのかしら、ということはここは巨人のすみか?」

    ナ「赤ずきんはとりあえず大きな家まで歩いて行くことにしました、家の中に入るとそこは真っ暗でなにも見えません、さまよっているとなにかにぶつかりました。」

    男の子「いてて、なんだ?」

    赤「いったーい?だれ?」


    ジャック「僕はジャック、ん?赤いずきんの女の子?ひょっとして君、赤ずきんちゃん?」

    赤「そうよ、あなたにあえて光栄だわ、ジャック。」

    ジャック「僕もだよ、絵本の業界じゃ君は有名人だからね、へぇ、絵本で見るよりかわいいね。」

    赤「ありがとう、ところで今はどの場面?」

    ジャック「いまは、3回目かな、巨人がおっかけて地上に降りて来るってとこだ。」

    赤「ということは・・・。」

    ジャック「ああ、もうじき巨人が怒り狂ってこっちに来るぜ、ここにいちゃ危険だ、一緒に逃げよう、さあ、こっちだ。」

    ナ「赤ずきんはジャックと一緒に豆の木まで逃げることになりました、しかし、広い巨人の家の中で迷ってしまいました。」

    ジャック「あれれ?どっちだったかな?」

    赤「なによ3回目なのにまだわからないの、どうしよう巨人がすぐそこまできてるわ。」

    不思議な声「赤ずきん、ジャック、手を繋いで外に出たい強く念じるのです。」

    ジャック「な。なんだ?頭に直接語りかけてくる。」

    赤「この声?さっきも助けてくれたの、今は言うことを聞きましょ、ジャック。」

    ナ「ジャックと赤ずきんは手を繋ぐと一瞬で巨人の家から脱出することができました。」

    ジャック「ん?くっせー、ここは巨人のトイレだぞ」

    赤「う、ひどい匂いだわー。」

    女神「ごめんなさい、転送場所を間違えました、もう一度手を繋いで目を閉じてください」

    ナ「赤ずきんちゃんとジャックはこんどこそ巨人のすみかの外に出ることができました。」

    ジャック「やったぞ、外に出られた。」

    ナ「ジャックは赤ずきんに巨人から奪った金のたまごを渡しました」

    ジャック「君と出会えてよかった、それはあげるよ、どっかで役にたつさ、あ、いっけねー。巨人だ、二人でいたらつかまっちまう、僕が囮になって逃げるから君はさきに豆の木まで行くんだ。」

    赤「え?ありがとう、私もあえてうれしいわ、でも、そんなことしたらジャックが。」

    ジャック「心配すんなって、絵本の中じゃ僕は死なない、君もだ、ここは僕に任せて君は逃げるんだ、君が願えばまた会えるさ、元気でな。」

    ナ「そういうとジャックは走り去って行きました」

    赤「ありがとうジャック、この恩は一生忘れないわ。」

    ナ「赤ずきんはジャックと別れ豆の木にたどりつきました、おそるおそる降りるが、途中で足をすべらせて落下してしまいました。」

    赤「きゃー。」

    ナ「すると途中でなにかに引っかかったのか、体が軽くなりました」

    赤「あら?私たしか豆の木から落ちたはずじゃ、あなたは誰?」

    ナ「なんと赤ずきんは羽の生えた男性にかかえられて空を飛んでいました。」

    イカロス「僕はイカロス、君は赤ずきんだね、危ないところだった。」

    赤「イカロス?あのイカロス?でも、あなたの羽はたしか・・・。」

    イカロス「ああ、だけど空から落ちてくる君をほっておけなくてね。」

    赤「どうして?」

    イカロス「君は森で小鳥の雛を助けただろ、鳥と僕は友達みたいなもんだからね、恩返しさ。」


    赤「ありがとう、イカロスさん、助かりました。」

    イカロス「赤ずきんちゃんも大変だろうけどがんばるんだよ、僕もがんばるから。」

    ナ「イカロスと別れ森を彷徨う赤ずきん、お母さんから預かったおばあさんへのお土産も途中で無くしてしまい、持っているのはジャックがくれた金の卵だけでした」

    赤「いっけなーい、早くおばあさんの家にいかなくちゃ、きっと待ちくたびれてるわ。あ、。」

    ナ「赤ずきんは金の卵を落としてしいまいました、そのままころころと転がっていってしまいました。赤ずきんは慌てて卵を追いかけました」

    ナ「しかし、たまごは途中の池に落ちてしまいました」

    赤「あー、ジャックがせっかくくれたのに。」

    ナ「すると、池から誰か出てきたのは、美しい女神様でした」

    女神「あなたが池に落としたのは、この金のたまごですか?それとも銀のたまごですか?」

    赤「え?この声ってお菓子の家や空の宮殿で聞こえてきた声、ここは金の斧銀の斧の世界なのね。ということはあなたがヘルメスなの?」

    女神「よくわかりましたね。赤ずきん、あなたが落としたのは金のたまごですか?銀のたまごですか?」

    赤「いえ、どちらでもありません、というか、女神様のわりにドジなのね」

    女神「そんなことはありませんよ、神でも間違いはあるのです。それよりも、あなたが落としたのはこの金のたまごですよ?いらないのですか?」

    赤「あ、誤魔化した、まあいいか、私が欲しいのは、無くしてしまったおばあさんへの贈り物です。」

    女神「赤ずきん、あたなはとてもきれいで優しい心を持ってますね、自分のことよりも他者を思いやる気持ちです。あなたが欲しいものあげましょう、そしてこの金のたまご、銀のたまごも持って行きなさい。」

    赤「え?そんなつもりで言ったんじゃないんです。」

    女神「いいのです、さあ、おゆききなさい。」

    ナ「女神から花とおばあさんへの贈り物がはいったバスケットをもらいました。」

    赤「ありがとう女神様。でも、道がわからないの。」

    女神「それなら心配いりませんよ、この道をまっすぐ進むとおばあさんの家につきますよ。」

    ナ「そして、赤ずきんは森を抜けおばあさんの家にむかいました。」

    赤「ふう、やっとおばあちゃんの家についたわ、元気かなーおばちゃーん、赤ずきんよー」

    本編に続く


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