【WoT】榴弾のダメージについて(計算式と使い方)
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【WoT】榴弾のダメージについて(計算式と使い方)

2016-06-04 22:44
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この記事では、榴弾の特性、ダメージの計算式、使い方を特集する。

1.榴弾の特性
特性については日本語wikiの抜粋で割愛する。榴弾の項目(日本語wikiへのリンク)

ダメージに影響する項目は、
・敵装甲を貫通しなくても爆発でダメージを与えられる弾種。
・非貫通時は爆発範囲内の車両に最大50%のダメージを与える。
・距離が離れても貫通力が低下しない。
・標準化がないので傾斜装甲を貫通しにくい。
・空間装甲に弱い。
上記5点が重要になる。

2.ダメージ計算式

まず、ダメージ計算式をみてみよう。
AP・APCR・HEATは貫通=ダメージと分かりやすいが、HE・HESH*は特別な計算式を用いてダメージ計算されている。
(※ゲームではHESHは貫通力の高いHEとして扱います)

注意:ブログ内では計算式などの画像が縮小され、見にくい可能性があります。
画像クリックで拡大表示、または画像直下のテキストで計算式をご覧ください。


・榴弾が貫通した場合の計算式

与ダメージ=威力
APなどの計算と同じく威力が直接与ダメージとなる。


・榴弾が非貫通の場合の計算式

与ダメージ=(威力/2)×(着弾点からの距離/爆発範囲)-1.1×装甲厚×内張り装甲補正

【計算式中の用語解説】
・威力…榴弾のダメージ。平均ダメージが910であれば、ダメージ幅は683~1,138で平均ダメージ±25%の値となる。非貫通時は威力に1/2の係数が掛かる(最大50%のダメージ)。

・着弾点からの距離(単位:m)…至近弾の地面から装甲までの直線距離、または爆発範囲内で榴弾が直撃した装甲より薄い装甲までの直線距離。

・爆発範囲(単位:m)…榴弾固有の爆発範囲。ゲーム中最大主砲のT92で11.64m、軽戦車T49の5.11m(いずれも課金弾)など。

・装甲厚(単位:mm)…榴弾が直撃した装甲の装甲厚。与ダメージ計算では装甲の傾斜は関係なく、純粋な装甲値をとる。榴弾は跳弾しないためこのような計算になる。

・内張り装甲補正
…拡張パーツの内張り装甲を装備したときの補正。非装備では数値が1倍、小で1.2倍、中で1.25倍、大で1.3倍、特大で1.5倍の補正がかかる。

また、計算結果が複数ある場合はダメージが大きい方を採用する。

つまり、榴弾で装甲の薄い所を撃てば大ダメージが出るということ。

但し、榴弾でも100mm以下の榴弾はダメージが出ないリスクが大きい(榴弾自体の威力が小さいため)。
小口径の榴弾でダメージを稼ぐのであれば装甲が薄く、貫通が見込める車両に限り撃とう。

この式を用いて至近弾・直撃弾(非貫通)の計算をする。



至近弾・直撃弾(非貫通)の計算

計算の例として、日本Tier8重戦車O-Hoの15cm榴弾を使って計算する。計算結果のダメージ数値は小数点第一位で四捨五入する。
(Grille15やE100なども15cm榴弾を射撃でき、O-Hoの榴弾と比べて与ダメージや貫通力に若干の差があるものの計算結果はほぼ同様の数値になる。)

[ 至近弾 ]


至近弾は着弾点から装甲までの距離が最短になるように計算、もしくは爆発範囲内かつ、着弾点と直線上にある一番装甲の薄いところを探す。つまり、榴弾の爆発範囲内で与ダメージが最大になるよう計算される。

下記の式にあてはめて計算される。

(式①の表記については後述)

1,着弾点から装甲までの距離が最短になるように計算した場合、補正値[1-着弾点からの距離/爆発範囲]が1に近づく
2,一番装甲の薄いところで計算した場合、装甲厚が小さくなり与ダメージから引かれる数値が減る
1,2を計算し、計算結果が大きい方のダメージを採用する

150mm榴弾がMaus(内張りなし)の側面(185mm装甲)から1mの地面に直撃し、至近弾によるダメージが発生した場合(車体底部まで1.5mとする)、
1,側面装甲へのダメージは、(910/2)×[1-(1/3.57)]-1.1×185×1=124
つまり、平均ダメージ124(振れ幅93~155)のダメージが見込める計算になる。
2,車体底部(50mm)へのダメージは、(910/2)×[1-(1.5/3.57)]-1.1×50×1=209
よって、平均ダメージ209(振れ幅157~261)のダメージが見込める計算になる。
ダメージが大きい方を採用するので、
1と2を比べ、1<2。よって至近弾ダメージは2の平均ダメージ209が採用される

また、150mm榴弾がMaus(内張りなし)の車体底部(50mm)の地面に直撃し、至近弾によるダメージが発生した場合(地面から車体底部までの距離を0.5mと仮定)、
(910/2)×[1-(0.5/3.57)]-1.1×50×1=309
よって、平均ダメージ309(振れ幅231~386)のダメージが見込める計算になる。

(実際に当てた時のスクリーンショット)

下振れ16.5%の258ダメージが出た。

[ 直撃弾(非貫通) ]

非貫通の直撃弾は2通りの計算がある。

上図のように砲塔正面(240mm)に榴弾が直撃した場合、爆発範囲内の直線上にある、榴弾が直撃した装甲より薄い装甲(=式①)直撃した装甲へのダメージ(=式②)の2通りを計算する。


式①は至近弾と同じ式になる。


式②は直撃弾の式。直撃の場合は至近弾による補正(1-着弾点からの距離/爆発範囲)がなくなる

式①と式②を計算してみる。
ただし砲塔正面から車体上部(50mm)までを1m、Mausは内張り装甲なしとする。
式①(910/2)×(1-1/3.75)-1.1×50×1=279
よって、平均ダメージ279(振れ幅209~349)のダメージが見込める計算になる。
式②(910/2)-1.1×240×1=191
こちらは、平均ダメージ191(振れ幅143~239)のダメージが見込める計算になる。

計算結果が大きい方のダメージを採用するので、
式①と式②を比べ、式①>式②。よってダメージは式①の平均ダメージ279が採用される。

【補足】
砲塔天板(50mm)もあるから砲塔正面の上部を狙えばいい!という考えもあるが、
着弾点からの距離の定義で、爆発範囲内で且つ直線上に薄い装甲が条件のため狙っても砲塔天板へダメージ判定は発生しない。


(実際に当てた時のスクリーンショット)

式①を用いて車体上部(50mm)の判定でダメージ104が出たと考えられる。
【補足おわり】

☆理想的なのは車体上部(50mm)に榴弾を直撃させることであり、
段差や高低差を利用した撃ち下ろしであれば貫通の可能性はあるが、平地での撃ち合いでは貫通は不可能。

車体上部(50mm)に直接撃ち込んだ時の式は、(910/2)-1.1×50×1=400
平均ダメージ910の砲で出せるMausへの非貫通榴弾のダメージは300~500ダメージで、
最大500ダメージが限界である(内張り装甲なしの場合)。




3.使い方
計算式の項目で使い方に気づいた人も多いと思う。榴弾でのダメージの与え方をまとめると、

・装甲の薄い戦車には直撃や至近弾で大ダメージを与えられる。
・装甲の薄い部分(車両天板や車両背面など)へ撃ちこめば大ダメージが期待できる。
・車体底部の地面にわざと榴弾を当てることで、装甲の厚い正面に撃ちこむより大きなダメージが期待できる。

ほかにも榴弾の特性で乗員の負傷やモジュールの破壊を狙えるので、榴弾を適切に有効活用すると優位に戦うことができる。

※お願い※
過度の榴弾プレイを勧める記事ではありません。榴弾で大ダメージを与えることを目的とした記事です。
小口径榴弾プレイは味方に負担を掛けます。
榴弾砲以外の戦車はAPやAPCR、HEATを適切に使いましょう。ときどき榴弾(HE/HESH)。

榴弾の使用は計画的に。

さいごに...検証に協力してくれた96siki氏に感謝します(>ω<)

おわり

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SandBoxの最新の調整を見てググったらここに来ました。

HEはデバフ効果を敵に与える代わりにダメージはあまり与えられないようにするみたいですね。
味方との連携を推奨する方向なんでしょうけど、味方があてにならないことの多いランダム戦で
個体の戦闘力を下げて味方依存度を高めるので連携してねっていわれてもちょっと困りますね。

実際にどんな調整なのかはまだわかりませんが、よりプレイを楽しめる変更だといいのですが。
49ヶ月前
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