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皆様、シーズン13お疲れ様です。
タロットポケモントレーナーの「ろーにん」です。
個人的に注目していた「ヌケニン」で結果を出すことができたため構築記事を書いてみました。
ヌケニンを使いたいけど弱そう、難しそう、キツそうと採用に踏みきれない方のために、少しでも参考になれば幸いです。
タイトルのタロット戦術とはなんぞや、という方は以下のリンクからどうぞ。

【パーティー紹介】
1.ウーラオス(連撃)@こだわりスカーフ
特性:不可視の拳
性格:意地っ張り
実数値:175-200-121-x-80-149
努力値:0-252-4-0-0-252
技:水流連打、インファイト、雷パンチ、とんぼがえり
調整意図:
できるだけ負荷をかけたかったため火力に振り切り、素早さもできるだけ伸ばしたかったのでぶっぱにしている。
長いこと最速スカーフヒヒダルマや最速スカーフロトム意識で陽気にしていたが、それ以上に火力が欲しい場面が多かったため意地っ張りに変更した。
意地っ張りにすることで、無振りダイマックスウツロイドを水流連打で一撃で仕留められるようになり、生きる機会も多かったので結果的に意地っ張りにして正解だった。
使用感:
タスキのイメージが強いのか、初手でウツロイドやスカーフ以外のフェローチェが突っ張ってくれることがあり、イージーウィンを取れる試合は意外と多かった。
とんぼがえりでミミッキュの皮を剥ぎつつ、裏で見る動きも強かった。
また、このパーティーでは耐久系の並びに勝つためには無理やり一匹持って行った後ポリゴン2でTODしか勝ち目がないため、ダイナックル+雨で崩しが行えるこのポケモンにはとても助けられた。
環境に多かった一撃ウーラオスにある程度後投げできる点もメタ的に強かったと思う。
ヌケニンが呼ぶランドロスやカバルドン・バンギラス等に強いため、一撃ではなく連撃の方で採用した。
タスキランドロスやタスキマンムーにも仕事をさせない点から、とても相性が良かった。
ウーラオスをパーティーに入れていると初手カプ・レヒレも多かったため、後述するヒードランを生かす意味でもいい仕事をしていた。
サンダーにとんぼがえりすると絶対に麻痺する点だけ困りものだった。
ーーー
2.ポリゴン2@進化の輝石
特性:トレース
性格:穏やか
実数値:191-X-124-126-147-81
努力値:244-0-124-4-148-4
技:冷凍ビーム、イカサマ、自己再生、身代わり(トリックルーム)
調整意図:
臆病珠サンダーの威力140ダイジェットを7.81%で乱数2
控え目珠ドラパルトの威力140ダイドラグーン(元流星群)を確定3発
意地ドラパルトの威力130ダイドラグーン(元ドラゴンアロー)を確定3発
当初の役割想定は過去シーズンのドラパルトであり、今シーズン用の調整ではないのだが、汎用的な調整のためそのまま使用していた。
火力が欲しいシーンが結構あったが、威嚇持ちのポケモンやカイリューのマルチスケイルをもらうため最後までトレースで使っていた。
イカサマは剣舞ミミッキュ対策。
ただ、アッキミミッキュが多く、終盤はあまり生きなかった。
たまに五里霧中とかトレースして困ることがある。
使用感:
汎用的な受けポケモンで、ヌケニンと一緒に選出することでミミッキュのダイマックスを枯らしやすくなる。
環境に多かったサンダーやランドロス・カイリュー・その他積み技がないポケモンを大体止めることができる驚異の人工物。
最終日二日前くらいまで、身代わりの枠はトリックルームで使用しており実際強かったのだが、終盤にドヒドイデが異常発生し勝てなくなったので、止む無くTODで勝つため身代わりを採用。
ただし、このおかげで拾えた試合はそれなりの数あったので変更して良かったと思う。
もっとも、相手の選出にラッキーやハピナスが絡む場合は先に一匹落とさないと体力差で負けるため、上述した通り無理やり一匹落とさなければ勝てない点には注意が必要。
一度麻痺すると絶対に二連続で痺れて動けなかったので針治療とかした方がいいかもしれない。
ーーー
3.カイリュー@アッキのみ
特性:マルチスケイル
性格:意地っ張り
実数値:197-172-118-X-121-128
努力値:244-20-20-0-4-128
技:ダブルウイング、炎のパンチ、龍の舞、羽休め
調整意図:
1加速で最速アーゴヨン抜き
相手のダイマックスを羽休め、アッキのみと合わせ枯らすためHに厚く振った。
火力は積まないと物足りないが、耐久に厚くしているおかげでかなり積みやすかった。
ヌケニンで鬼火を撒いたあとで起点にすることもある。
使用感:
抜きエースとしても、TODできる耐久役としても、サイクルを回す役としてもマルチに活躍できるスーパーポケモン。
特にマルチスケイルと羽休めを生かして、相手のダイマックスを枯らしたうえで龍の舞で起点にできる点が強かった。
環境に多かったエースバーンやウオノラゴン・ウーラオス(インファイトに対して)等受けにくいポケモンにも後投げから捲れる可能性がある、というだけで採用価値が高い。
ヌケニンと合わせてステルスロックを撒けるポケモンを初手に誘う仕事もある。
当パーティーで受けられないポケモンがいる場合は舞って上から殴ることで対処していた。
炎のパンチはもともと逆鱗だったが、あまりにもドリュウズが重かったため採用した。
他で鋼タイプを見れるのであれば絶対逆鱗の方が強い。
ーーー
4.ヒードラン@命の珠
特性:もらいび
性格:控え目
実数値:166-x-126-200-127-129
努力値:0-0-0-252-4-252
技:大文字、大地の力、徹底光線、ソーラービーム
調整意図:
Sに振っていないカプ・レヒレやサンダー・ランドロスを抜くため準速。
HDカバルドンをできるだけ一撃で落とすため控え目。
控え目珠C252ダイソウゲンでHD252カバルドンを62.5%乱数1発
数値だけでみると落とせるか若干不安だが、シーズン中1回しか耐えられなかったためなんとかなった。
また、H252カプ・レヒレを確定1発。
HBドヒドイデをダイアースで確定1発。
そのため、初手でかち合った際はイチかバチかでダイアースを打つこともあった。
数的有利を取れないと耐久相手にはジリ貧で負ける構築なので博打も必要だった。
ダイバーンでH252サンダー、H252ランドロスを確定1発。
終盤はHBサンダー、HBランドロスが多かったため意外と上から落とせることが多かった。
遅いミミッキュも抜くことができる。
Hが偶数になるが、ダウンロード対策でDに4振った。
使用感:
初手ダイマックスの奇襲ポケモン。
初手ダイソウゲンで何匹ものカバルドン、ラグラージ、カプ・レヒレを葬り去ってきた。
パーティーのMVPで数々のイージーウィンを製造してきた。
構築で上記ポケモンを選出誘導する都合上初手にダイソウゲンが多く、裏から出てくる地面タイプにダイアースを強要できた。
そのため、ポリゴン2やカイリューで相手のダイマックスを不発にさせることが多かった。
パーティーで重くなりがちなアーゴヨン・ピクシー・テッカグヤあたりに強い点がポケモンとして強く、耐久に振っていないがある程度サイクルを回せる点も素晴らしかった。
当初大文字の枠はオーバーヒートだったが、非ダイマ状態でも連続で技を打てるよう変更。
が、そのせいでしょっちゅう技を外していた。
徹底光線はダイマミミッキュを一撃で落とせるくらいの火力が出せるので外せなくなった。
マグマストームを採用しているトレーナーを心から尊敬する(命中率的な意味で)。
ーーー
5.サンダー@食べ残し
特性:静電気
性格:図太い
実数値:197-x-150-145-111-120
努力値:252-x-252-0-4-0
技:放電、暴風、ボルトチェンジ、羽休め
調整意図:
鉢巻以外のウーラオスを後投げから受けるためHB特化。
Sは後攻ボルトチェンジをしたかったのであえて振っていない。
火力にも振っていないが、技の追加効果が優秀なこともありそこまで気にならなかった。
使用感:
この枠は序盤から終盤までCSサンダー→ライコウ→スピンロトム→ウォッシュロトム→霊獣ボルトロスと迷走を続けていたが、最終的にHBサンダーになった。
環境に多かったウーラオスに強い点が高ポイントだった。
メタが厚く、少し選出しづらかったが、逆に言えばサンダーを受ける枠は連撃ウーラオスで大体有利を取れるので、選出誘導としても採用してよかったかもしれない。
最初は暗黒強打を4回受ければPPを枯らせるプレッシャーで使用していたのだが、それまでタスキとしか当たっていなかったのに急に鉢巻とばかり当たるようになったため静電気に変更した。
が、結局レート2000に上がるまで一度も麻痺を引かなかったので関係なかった。
しょんぼり。
ーーー
特性:不思議な守り
性格:さみしがり
実数値:1-156-45-x-51-92
努力値:0-252-0-0-4-252
技:ポルターガイスト、影打ち、こらえる、鬼火
調整意図:
ダウンロード対策でB下降補正の性格にし、併せてB個体値を0にしている。
努力値振りに関しては他に振っても意味がないので基本これしかない。
なんなら余った4は振らなくてもいいし、気持ちの問題でHに振っても良い。
最速にしても抜きたい相手がいないので、火力重視でさみしがりにした。
余談だがさみしがりなヌケニンは可愛いと思う。
主な役割対象:
ブリザポス、クレセリア、ポリゴン2、特殊カプ・コケコ、ジバコイル、レジエレキ、ライコウ、パッチルドン、デンジュモク、カプ・レヒレ、ラプラス、アシレーヌ、ウオノラゴン、水ウーラオス、マリルリ、トリトドン、ガマゲロゲ、メタグロス、ランクルス、フェローチェ
型によっては役割対象:
カミツルギ、霊獣ボルトロス、化身ボルトロス、マンムー、スイクン、マッシブーン
ヒードランと合わせてGヒヒダルマを見れる。
使用感:
上記の通り、意外と広い範囲を見ることができる。
特に、タイプ相性に関係なく受けずらいポケモンを完封できるのが強みであり、ブリザポスに仕事をさせずダイマックスを流せる点は素晴らしかった。
総じて水タイプ、電気タイプ、エスパータイプに強く、地面枠を採用しなくともトンボルチェンを止められる点も良かった。
また、ダイマックスを枯らす性能が高く、タスキ+こらえる+自らの命で確実にしのぐことができる。
ドラパルトや皮無ミミッキュ・バシャーモ辺りもタスキが残っていれば対面で勝ちうる。
弱い点としてはステルスロックや砂ダメは勿論、ドリュウズやドサイドンのロックブラスト等、連続技の前では亡骸になることしかできない点。
やどりぎのタネは無効にできないのでナットレイやエルフーンにも無力。
中盤以降、砂かきドリュウズが増えたのは逆風だった。
ダイロックに対してであれば一応1回は動けるので、最低限鬼火を撒くことができる点は覚えておきたい。
体力が1しかないのでTODに極端に弱い。
そのため、受け系のパーティーには基本的に選出しない方が良いです。
命中不安な技が多いため、精神はヌケニン同様常に落ち着けておきましょう。
【まとめ】
ヌケニンの選出誘導能力を生かした良いパーティーができたと思う。
元々自分はサイクルパの方が好きで経験もあるため、対面構築には若干の拒否反応があった。
しかし、今回の構築は「対面要素に寄せながらもそれなりにサイクルもできる」という、サイクルパの苦手なところを埋めた、自分の中で理想のパーティーに仕上がったと思う。
ヌケニンがそのピースを埋めてくれたことに感謝しつつ、今後も結果を残せるよう努力して生きたい。
・・・が、構築を公開してしまったので次のシーズンはヌケニンを使うかわからない!
すまない、ヌケニン。
【終わりに】
ご精読いただきありがとうございます。
ニコ生ポケモン界最強にまた一歩近づけた気がします。
今シーズン中はAmongUSの企画をやったり忙しかったのですが、ヌケニンとレート2000に乗れて本当によかったです。
PS.ポケモン・AmongUSの企画にお呼ばれしたい・・・
Twiiter:@roninn_syotacom
>タロット戦術について
タロットポケモントレーナーの「ろーにん」です。
個人的に注目していた「ヌケニン」で結果を出すことができたため構築記事を書いてみました。
ヌケニンを使いたいけど弱そう、難しそう、キツそうと採用に踏みきれない方のために、少しでも参考になれば幸いです。
タイトルのタロット戦術とはなんぞや、という方は以下のリンクからどうぞ。
>タロット戦術について

【パーティー紹介】
1.ウーラオス(連撃)@こだわりスカーフ
特性:不可視の拳
性格:意地っ張り
実数値:175-200-121-x-80-149
努力値:0-252-4-0-0-252
技:水流連打、インファイト、雷パンチ、とんぼがえり
調整意図:
できるだけ負荷をかけたかったため火力に振り切り、素早さもできるだけ伸ばしたかったのでぶっぱにしている。
長いこと最速スカーフヒヒダルマや最速スカーフロトム意識で陽気にしていたが、それ以上に火力が欲しい場面が多かったため意地っ張りに変更した。
意地っ張りにすることで、無振りダイマックスウツロイドを水流連打で一撃で仕留められるようになり、生きる機会も多かったので結果的に意地っ張りにして正解だった。
使用感:
タスキのイメージが強いのか、初手でウツロイドやスカーフ以外のフェローチェが突っ張ってくれることがあり、イージーウィンを取れる試合は意外と多かった。
とんぼがえりでミミッキュの皮を剥ぎつつ、裏で見る動きも強かった。
また、このパーティーでは耐久系の並びに勝つためには無理やり一匹持って行った後ポリゴン2でTODしか勝ち目がないため、ダイナックル+雨で崩しが行えるこのポケモンにはとても助けられた。
環境に多かった一撃ウーラオスにある程度後投げできる点もメタ的に強かったと思う。
ヌケニンが呼ぶランドロスやカバルドン・バンギラス等に強いため、一撃ではなく連撃の方で採用した。
タスキランドロスやタスキマンムーにも仕事をさせない点から、とても相性が良かった。
ウーラオスをパーティーに入れていると初手カプ・レヒレも多かったため、後述するヒードランを生かす意味でもいい仕事をしていた。
サンダーにとんぼがえりすると絶対に麻痺する点だけ困りものだった。
ーーー
2.ポリゴン2@進化の輝石
特性:トレース
性格:穏やか
実数値:191-X-124-126-147-81
努力値:244-0-124-4-148-4
技:冷凍ビーム、イカサマ、自己再生、身代わり(トリックルーム)
調整意図:
臆病珠サンダーの威力140ダイジェットを7.81%で乱数2
控え目珠ドラパルトの威力140ダイドラグーン(元流星群)を確定3発
意地ドラパルトの威力130ダイドラグーン(元ドラゴンアロー)を確定3発
当初の役割想定は過去シーズンのドラパルトであり、今シーズン用の調整ではないのだが、汎用的な調整のためそのまま使用していた。
火力が欲しいシーンが結構あったが、威嚇持ちのポケモンやカイリューのマルチスケイルをもらうため最後までトレースで使っていた。
イカサマは剣舞ミミッキュ対策。
ただ、アッキミミッキュが多く、終盤はあまり生きなかった。
たまに五里霧中とかトレースして困ることがある。
使用感:
汎用的な受けポケモンで、ヌケニンと一緒に選出することでミミッキュのダイマックスを枯らしやすくなる。
環境に多かったサンダーやランドロス・カイリュー・その他積み技がないポケモンを大体止めることができる驚異の人工物。
最終日二日前くらいまで、身代わりの枠はトリックルームで使用しており実際強かったのだが、終盤にドヒドイデが異常発生し勝てなくなったので、止む無くTODで勝つため身代わりを採用。
ただし、このおかげで拾えた試合はそれなりの数あったので変更して良かったと思う。
もっとも、相手の選出にラッキーやハピナスが絡む場合は先に一匹落とさないと体力差で負けるため、上述した通り無理やり一匹落とさなければ勝てない点には注意が必要。
一度麻痺すると絶対に二連続で痺れて動けなかったので針治療とかした方がいいかもしれない。
ーーー
3.カイリュー@アッキのみ
特性:マルチスケイル
性格:意地っ張り
実数値:197-172-118-X-121-128
努力値:244-20-20-0-4-128
技:ダブルウイング、炎のパンチ、龍の舞、羽休め
調整意図:
1加速で最速アーゴヨン抜き
相手のダイマックスを羽休め、アッキのみと合わせ枯らすためHに厚く振った。
火力は積まないと物足りないが、耐久に厚くしているおかげでかなり積みやすかった。
ヌケニンで鬼火を撒いたあとで起点にすることもある。
使用感:
抜きエースとしても、TODできる耐久役としても、サイクルを回す役としてもマルチに活躍できるスーパーポケモン。
特にマルチスケイルと羽休めを生かして、相手のダイマックスを枯らしたうえで龍の舞で起点にできる点が強かった。
環境に多かったエースバーンやウオノラゴン・ウーラオス(インファイトに対して)等受けにくいポケモンにも後投げから捲れる可能性がある、というだけで採用価値が高い。
ヌケニンと合わせてステルスロックを撒けるポケモンを初手に誘う仕事もある。
当パーティーで受けられないポケモンがいる場合は舞って上から殴ることで対処していた。
炎のパンチはもともと逆鱗だったが、あまりにもドリュウズが重かったため採用した。
他で鋼タイプを見れるのであれば絶対逆鱗の方が強い。
ーーー
4.ヒードラン@命の珠
特性:もらいび
性格:控え目
実数値:166-x-126-200-127-129
努力値:0-0-0-252-4-252
技:大文字、大地の力、徹底光線、ソーラービーム
調整意図:
Sに振っていないカプ・レヒレやサンダー・ランドロスを抜くため準速。
HDカバルドンをできるだけ一撃で落とすため控え目。
控え目珠C252ダイソウゲンでHD252カバルドンを62.5%乱数1発
数値だけでみると落とせるか若干不安だが、シーズン中1回しか耐えられなかったためなんとかなった。
また、H252カプ・レヒレを確定1発。
HBドヒドイデをダイアースで確定1発。
そのため、初手でかち合った際はイチかバチかでダイアースを打つこともあった。
数的有利を取れないと耐久相手にはジリ貧で負ける構築なので博打も必要だった。
ダイバーンでH252サンダー、H252ランドロスを確定1発。
終盤はHBサンダー、HBランドロスが多かったため意外と上から落とせることが多かった。
遅いミミッキュも抜くことができる。
Hが偶数になるが、ダウンロード対策でDに4振った。
使用感:
初手ダイマックスの奇襲ポケモン。
初手ダイソウゲンで何匹ものカバルドン、ラグラージ、カプ・レヒレを葬り去ってきた。
パーティーのMVPで数々のイージーウィンを製造してきた。
構築で上記ポケモンを選出誘導する都合上初手にダイソウゲンが多く、裏から出てくる地面タイプにダイアースを強要できた。
そのため、ポリゴン2やカイリューで相手のダイマックスを不発にさせることが多かった。
パーティーで重くなりがちなアーゴヨン・ピクシー・テッカグヤあたりに強い点がポケモンとして強く、耐久に振っていないがある程度サイクルを回せる点も素晴らしかった。
当初大文字の枠はオーバーヒートだったが、非ダイマ状態でも連続で技を打てるよう変更。
が、そのせいでしょっちゅう技を外していた。
徹底光線はダイマミミッキュを一撃で落とせるくらいの火力が出せるので外せなくなった。
マグマストームを採用しているトレーナーを心から尊敬する(命中率的な意味で)。
ーーー
5.サンダー@食べ残し
特性:静電気
性格:図太い
実数値:197-x-150-145-111-120
努力値:252-x-252-0-4-0
技:放電、暴風、ボルトチェンジ、羽休め
調整意図:
鉢巻以外のウーラオスを後投げから受けるためHB特化。
Sは後攻ボルトチェンジをしたかったのであえて振っていない。
火力にも振っていないが、技の追加効果が優秀なこともありそこまで気にならなかった。
使用感:
この枠は序盤から終盤までCSサンダー→ライコウ→スピンロトム→ウォッシュロトム→霊獣ボルトロスと迷走を続けていたが、最終的にHBサンダーになった。
環境に多かったウーラオスに強い点が高ポイントだった。
メタが厚く、少し選出しづらかったが、逆に言えばサンダーを受ける枠は連撃ウーラオスで大体有利を取れるので、選出誘導としても採用してよかったかもしれない。
最初は暗黒強打を4回受ければPPを枯らせるプレッシャーで使用していたのだが、それまでタスキとしか当たっていなかったのに急に鉢巻とばかり当たるようになったため静電気に変更した。
が、結局レート2000に上がるまで一度も麻痺を引かなかったので関係なかった。
しょんぼり。
ーーー
6.ヌケニン@気合のタスキ
特性:不思議な守り
性格:さみしがり
実数値:1-156-45-x-51-92
努力値:0-252-0-0-4-252
技:ポルターガイスト、影打ち、こらえる、鬼火
調整意図:
ダウンロード対策でB下降補正の性格にし、併せてB個体値を0にしている。
努力値振りに関しては他に振っても意味がないので基本これしかない。
なんなら余った4は振らなくてもいいし、気持ちの問題でHに振っても良い。
最速にしても抜きたい相手がいないので、火力重視でさみしがりにした。
余談だがさみしがりなヌケニンは可愛いと思う。
主な役割対象:
ブリザポス、クレセリア、ポリゴン2、特殊カプ・コケコ、ジバコイル、レジエレキ、ライコウ、パッチルドン、デンジュモク、カプ・レヒレ、ラプラス、アシレーヌ、ウオノラゴン、水ウーラオス、マリルリ、トリトドン、ガマゲロゲ、メタグロス、ランクルス、フェローチェ
型によっては役割対象:
カミツルギ、霊獣ボルトロス、化身ボルトロス、マンムー、スイクン、マッシブーン
ヒードランと合わせてGヒヒダルマを見れる。
使用感:
上記の通り、意外と広い範囲を見ることができる。
特に、タイプ相性に関係なく受けずらいポケモンを完封できるのが強みであり、ブリザポスに仕事をさせずダイマックスを流せる点は素晴らしかった。
総じて水タイプ、電気タイプ、エスパータイプに強く、地面枠を採用しなくともトンボルチェンを止められる点も良かった。
また、ダイマックスを枯らす性能が高く、タスキ+こらえる+自らの命で確実にしのぐことができる。
ドラパルトや皮無ミミッキュ・バシャーモ辺りもタスキが残っていれば対面で勝ちうる。
弱い点としてはステルスロックや砂ダメは勿論、ドリュウズやドサイドンのロックブラスト等、連続技の前では亡骸になることしかできない点。
やどりぎのタネは無効にできないのでナットレイやエルフーンにも無力。
中盤以降、砂かきドリュウズが増えたのは逆風だった。
ダイロックに対してであれば一応1回は動けるので、最低限鬼火を撒くことができる点は覚えておきたい。
体力が1しかないのでTODに極端に弱い。
そのため、受け系のパーティーには基本的に選出しない方が良いです。
命中不安な技が多いため、精神はヌケニン同様常に落ち着けておきましょう。
【まとめ】
ヌケニンの選出誘導能力を生かした良いパーティーができたと思う。
元々自分はサイクルパの方が好きで経験もあるため、対面構築には若干の拒否反応があった。
しかし、今回の構築は「対面要素に寄せながらもそれなりにサイクルもできる」という、サイクルパの苦手なところを埋めた、自分の中で理想のパーティーに仕上がったと思う。
ヌケニンがそのピースを埋めてくれたことに感謝しつつ、今後も結果を残せるよう努力して生きたい。
・・・が、構築を公開してしまったので次のシーズンはヌケニンを使うかわからない!
すまない、ヌケニン。
【終わりに】
ご精読いただきありがとうございます。
ニコ生ポケモン界最強にまた一歩近づけた気がします。
今シーズン中はAmongUSの企画をやったり忙しかったのですが、ヌケニンとレート2000に乗れて本当によかったです。
PS.ポケモン・AmongUSの企画にお呼ばれしたい・・・
Twiiter:@roninn_syotacom
>タロット戦術について
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