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カウンターで日本茶。バリスタがハンドドリップで淹れる、三軒茶屋の日本茶専門店
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カウンターで日本茶。バリスタがハンドドリップで淹れる、三軒茶屋の日本茶専門店

2017-01-11 12:00
    バリスタがハンドドリップで淹れたお茶を、カウンターで味わう。

    これまでにない新しいスタイルの日本茶専門店「東京茶寮」が、1月5日、三軒茶屋にオープンした。

    内装からすでに、コーヒースタンドのようなおしゃれな店だということがわかる。これは、茶室を再解釈したものとして作られているのだとか。漆喰仕上げの壁と国産の無垢材を使用したカウンターをはじめ、日本の職人仕事が随所にちりばめられ、日本茶を中心とした文化や技術を取り入れている店内なのだ。

    そもそもカウンターで抽出するところを眺めるという行為を、日本茶で実現しているのが新鮮。

    ちなみに抽出するマシーンは、日本茶のために独自に開発された日本茶専用ドリッパー(※特許出願中)を使用。日本茶の甘味・旨味・渋味や香りはもちろん、モダンな空間に溶け込んだ、これまでにない日本茶が味わえるという。

    コーヒーと同じように、「産地」「品種」「蒸し・焙煎」によってフレーバーが大きく異なる。「東京茶寮」は通常ほとんど流通しない単一農園・単一品種の希少な茶葉を全国各地から仕入れ、徹底した湯温の管理と蒸らし時間の調整。そうすることで、ワインや日本酒に劣らず違いを感じられる飲み比べメニューを提供している。

    また、茶葉の違いだけでなく、ドリップするお湯の温度の違いでも味の変化を感じることができる。1煎目(70℃)/2煎目(80℃)/3煎目(80℃~)と変化させることで、アミノ酸・カフェイン・カテキンの抽出具合をコントロールし、同じ茶葉でも3煎おいしく味わえるメニューなのだ。

    また、お茶のブレンドである「合組(ごうぐみ)」を行うことができる専用カウンターも。ここではオリジナルの配合や焙煎などを通じてお茶を深く楽しむワークショップやイベントなどを行う予定だ。

    <メニュー>
    煎茶2種飲み比べ+お茶菓子 1,300円(税込)

    <主な茶葉ラインナップ>
    001 HARUMOEGI はるもえぎ
    鹿児島県産 はるもえぎシングルオリジン
    やぶきたの孫にあたる煎茶界のニュースタンダード。見事にバランスのとれた豊かなフレーバー。和栗のような甘みが感じられ、まろやかな甘いお茶が好きな人におすすめの品種。

    002 KOUSHUN 香駿
    静岡県産 香駿シングルオリジン
    これほどすっきりと上品な煎茶が他にあるだろうか。爽やかな薫風を感じさせる水出しもまた格別。クセの全くないクリアなテイストで、爽やかな味わいが魅力。浅蒸しの透明感のある水色で、上品な香り・甘味が優しい。

    004 YABUKITA YAME やぶきた やめ
    福岡県産 やぶきたシングルオリジン
    凝縮された出汁のような旨味はまるで玉露。低めの温度で甘味ととろみを出して特別な一杯を。強い旨味を持ち、輪郭の引き締まった味わいが魅力。安定感のある『やぶきた』の味と独特のかぶせ香を存分に楽しめる。

    <お茶菓子>
    ほうじ茶ブラマンジェ/ドライフルーツ寄せ/香るおはぎ

    各種シングルオリジンの茶葉は店頭販売も行っているので、自宅でやってみるのもいいだろう。

    まずは一度足を運んでみて、バリスタの日本茶を体験してみてほしい。

    [東京茶寮]
    RSSブログ情報:https://www.roomie.jp/2017/01/367551/
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