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この夏、浴衣を着たときに久しぶりに「下駄」を履いた。
なかなか履くことのない下駄にときめきを感じつつも、履いてみると鼻緒の部分がきつくて痛くなりそうな予感が……。結局、履き慣れているサンダルを履いて出かけた。
着物を着たときも、着慣れないせいか足元がおぼつかない。古くからある日本の物をもっと気軽に使えたら、と思っていた。
「HANAO SHOES」は、Whole Love Kyotoが販売する鼻緒をつけたスニーカー。「古いものは新しい」という考えのもと、新しい視点で京都を世界に発信していこうと設立されたブランドだ。
「HANAO SHOES」のスニーカーは国内産にこだわり、ムーンスターを使用して制作、皇室御用達の「菊之好」の鼻緒を中心に使用している。
鼻緒はハンドメイドで取り付けたもので、鼻緒の本来の機能はなく飾りである。しかし浴衣や着物といった和装はもちろんのこと、日常着のアクセントとして、スニーカーの履きやすさも兼ねながら愉しむことができる。
京都でしか販売していなかった「HANAO SHOES」だが、12月27日(水)から東京のBEAMS JAPANにて限定販売が決定。
来春にはミラノのセレクトショップ「ララベスク(l’arabesque)」やロンドンのデパート「セルフリッジ」「リバティ」での取り扱いも決まっている。
古いものを研究・調査し新しく誕生した「HANAO SHOES」。
温故知新の精神が注ぎ込まれた斬新なデザインのシューズを、コーディネートの主役にしてみてはいかがだろうか。
[Whole Love Kyoto]RSSブログ情報:https://www.roomie.jp/2017/12/408731/