<マンガ「週末のふたり」>

仕事が忙しすぎる……。そんなときタンブラーの中に見つけたのは? タイプの違う二人の同居物語。

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料理家の松本日奈さんが、キッチンにまつわるあれこれをつづる連載「キッチンにひと工夫」。食材やキッチン道具のちょっとした“ひと工夫”で、キッチンで過ごす時間や毎日の暮らしがもっと楽しくなる、そんなアイデアを紹介します。

今回は、火入れが難しい「牡蠣」でも失敗なくつくれる「牡蠣のバターしょうゆ丼」です。

丁寧に洗うこと、火を入れすぎないこと

おなかが空いたら美味しいものが食べたいのは、何かと忙しない年の瀬でも変わりません。ささっとつくれる丼シリーズ、第1回の「ふわふわのニラ玉丼」に続く2回目は、「牡蠣のバターしょうゆ丼」をご紹介します。

牡蠣のバターしょうゆ丼

旨味と甘味がぎゅっと凝縮されていて、栄養を蓄えている今の時期の牡蠣、美味しいですよねえ。シンプルな手順でつくれるように考えたレシピです。

<材料>

・牡蠣(加熱用)…200g
・バター…10g
・しょうゆ…大さじ1
・こしょう…適量 
・薬味ねぎ…適宜
・あたたかいごはん…適量
・塩(牡蠣を洗うために使用)…適量

<つくり方>

1. 牡蠣は塩をまぶして、その塩で牡蠣の汚れを洗い流すように、水を流しながら洗う。
2. 洗って水気を切った牡蠣をフライパンに入れて、中火にかける。しばらくすると牡蠣から水分が出てきて、牡蠣がぷっくりとしてくる。
3. 加熱する前の大きさの2/3くらいにキュッと縮んでぷっくりしたら、バター、しょうゆ、こしょうを加える。
4. あたたかいごはんに、3をたっぷりとのせて(出た水分もソースとしてかけて)、薬味ねぎをあしらったら、できあがり。

<ポイント>

牡蠣は塩を使って洗うと、くさみなくきれいになります。ひだの部分も意外と汚れがついているので、塩で優しく丁寧に洗ってください。また、火を入れすぎないことが調理のポイント。手順2〜3の、加熱する前の大きさの2/3くらいにキュッと縮んでぷっくりしたタイミングを、ぜひ見極めてみてください!

バターとしょうゆという、鉄板のふたつを組み合わせた味付けは、おいしくないはずがありません。山椒や柚子胡椒をアクセントにしたり、海苔をちらしたりしてもおいしいですよ。アツアツのごはんにのせて召し上がれ。

原稿を書いていたら食べたくなってきてしまったので、これから牡蠣を買いに行くことにします(笑)。

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