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建築物自体がアート、という美術館や博物館がありますよね。
[Serlachius Art Museum Gösta]
フィンランドの美術館、「Serlachius Art Museum Gösta」は、現在の総面積に新しい展示スペースを3倍に拡張するため、2010年12月に国際デザインコンペを行いました。そして42カ国から579案の応募があったのだとか。
見事採用されたスペインの建築スタジオ「MX-SI」のデザインがこちら。
周りの自然や既存の建物にも調和しています。白を基調としたガラス張りのデザインは明るく美しく、採用されたのも納得です。
一方でこの作品以外にも、このコンペにエントリーしていたデザインが公開されています。
その中で、仕切りのない構造の作品が気になったのでご紹介します。
外側は、まさにアートなデザイン。
極力仕切りがなく、左右非対称なのが面白い。強度も気になりますが、こんな空間に行ってみたい。
天井のうねりや開放感、そして床に座ってアートを楽しむという新しい体験ができそう。個人宅とかに採用しても、面白いかもしれませんね!
「Serlachius Art Museum Gösta」の増築に関しては、2012年11月から建築がスタートしており、2014年には新しい美術館がお目見えするのだそう。
このほかにも、このコンペの応募作品の中には、すてきなデザインやコンセプトのものがたくさんありました。
コンペで採用されなかった作品ってどうなるのでしょうか。コンセプトデザインでは終わらず、建物になった姿にお目にかかりたいなぁ。
Serlachius Art Museum Gösta Proposal by Eero Lunden Studio + Eric Tan of PinkCloud.DK [Bustler][Serlachius Art Museum Gösta]
RSSブログ情報:http://www.roomie.jp/2012/12/37705/