幾何学模様が素敵なドレス。このふんわりとした感じ、女性にはたまらないシルエットですよね。
ドイツ人のデザイナーJule Waibeさんによって作り出されたこのドレスは紙製。折り紙で作りだしたドレスなのです。
大きな紙を幾重にも折り重ねて作られたこのドレスは、1着を仕上げるのに費やされた時間は、なんと10時間。折っては広げ、折っては広げを繰り返して、布とは違う独特な立体感が作り出され、着た時の伸縮性も独特です。ドレスの動きはこちらの動画でわかります。
25 dresses for 25 cities from Jule Waibel on Vimeo.
このドレスはファッションブランドであるベルシュカのウィンドウディスプレイ用に作られたもの。日本を含め全25ヶ国のそれぞれをイメージした紙を選んで、25体作られたそう。紙そのものの色合いとデザインが折り重なって、とてもモダンなドレスになっていますよね。
日本の伝統的な「折り紙」がこんな風に昇華されるとは! 伝統的なものが海外のデザイナーによって新たな魅力を見出だされると、とても面白いですね。