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第7弾。今回はグランツーリスモに収録されている三菱・ミラージュ&日産・プリメーラ、三菱・エクリプス特集である。
追記:アップデートにより"揚陸艦"から"その他艦種"に変更しました。
・戦艦→こちら
・航空戦艦→こちら
・正規空母→こちら
・装甲空母→こちら
・軽空母→こちら
・水上機母艦→こちら
・その他艦種→ここ
・重巡洋艦→こちら
・航空巡洋艦→こちら
・軽巡洋艦→こちら
・重雷装巡洋艦→こちら
・駆逐艦→こちら
・潜水艦→こちら
・潜水空母→こちら
・期間限定艦→こちら
・敵艦→こちら
・海外艦→こちら
・NPC娘→こちら
※パクリは厳禁。及び画像は無断使用を禁じます。
※車両説明は同じクルマ(S2000やGTO、NA型・NB型ロードスター等)を除き、完全版+オリジナルの解説(分かんない人のために艦隊の歴史等を艦これWikiから一部引用)のみ記載します。
※画像は「グランツーリスモ6(GT6)」となります。
■あきつ丸
●三菱/ミラージュ 1400GLX'78

・パフォーマンスポイント(PP):355
「パッケージで勝負した、三菱初のFFコンパクトカー」
三菱初のFFコンパクトハッチバックがミラージュだ。すでにホンダ シビック、VW ゴルフという日欧のビッグネームが存在していたこのマーケットに、三菱は入魂の1台を投入した。
1977年の東京モーターショーに登場し、翌年3月にまず3ドアを販売。同年9月に5ドア、82年2月にマイナーチェンジで4ドアを追加した。当初のエンジンは、72PSの1.2Lと82PSの1.4Lという2つの直列4気筒SOHC。GLXはオーディオが標準装備となるGLSに次ぐ豪華グレードだった。79年3月には88PSを発揮するスポーツグレード1600GTが加わり、全日本ラリーなどで活躍している。
ミラージュ最大の特徴はボディサイズ。全長3,790mm、全幅1,585mm、全高1,350mmは、当時の国産ハッチバックとしては大きく、ほぼVWゴルフ並み。広い室内がライバルに対する大きなアドバンテージとなった。
「スーパーシフト」と名付けられた副変速機付きのギアボックスも画期的だ。通常の4速MTとは別に、「POWER」と「ECONOMY」という2速の副変速機を備えており、全部で8段のギアが選べた。サスペンションもフロントがネガティブオフセットのマクファーソンストラット、リアが三菱独自のU字形トレーリングアームを採用した4輪独立懸架。初のFFコンパクトカーに対する三菱の意気込みが感じられる。
直線基調で端正なスタイリング、800kgを下回る車重、ラリーで強いランサー譲りのエンジンとスポーツイメージに富み、実際0-400m加速が18秒という俊足ぶりをみせた。1982年のマイナーチェンジでは105PSを誇る1.4Lのターボモデルが加わり、ミラージュは一躍ホットハッチの代名詞になった。
元ネタは、我が大日本帝国陸軍が誇る上陸舟艇母船(強襲揚陸艦)の「あきつ丸」である!あれ、陸軍?飛行甲板を持ち、上陸用舟艇も多数搭載できるこの艦は現在の海自の「おおすみ」や米帝の「ワスプ」の先祖と言っても過言ではない!(たぶん)このあきつ丸があれば、1隻で敵前上陸も行えるし、上陸中の航空支援も行えるというまさに画期的な艦だ!甲板上に並ぶトゲのようなものは、砲身の長い高射砲など。そのままでは艦載機運用はできなかった(よって、艦これでも改造前は搭載数ゼロ)。
搭載するのは勿論わが陸軍の誇りある名機、九七式戦闘機と三式指揮連絡機である。搭載数は両者合わせて21機だ!上陸用舟艇(大発動艇)も27艘が搭載可能!あきつ丸1隻で兵士約1000名、1個大隊が上陸可能なのだ!
低速なのが欠点でな、最新鋭の重い機体は発艦できないのが残念だ!だが、カ号観測機というオートジャイロによって偵察や対潜哨戒が行えるようになった!まさにヘリ空母の先駆け!
海自の「ひゅうが」や「いずもまる」の先祖はこのあきつ丸といっても過言ではない!(たぶん)
現代車が選ばれている中、こうした歴史に残る名車を持っている艦娘も珍しくない。その一人であるあきつ丸は、78年型のミラージュで運用している。見た通りかなり年期がなってしまったものの、それでも歴史を象徴するマシンと思われる。フロントの三菱自動車(現三菱モーターズ)ロゴマークが、三つの三角のマークではなく珍しい長方三角形が2つになっている。
性能も、これまでの艦娘達に比べ非力に等しいが、ある程度の小回りが利くというメリットがある。それゆえ細い路地などに敵艦が逃げ込めば、彼女の餌食になるようなもの。最大限活躍ができる87年型ミラージュの長所を活かせ!
●三菱/ミラージュ サイボーグ ZR'97

・パフォーマンスポイント(PP):409
「ホットハッチを持ち込んだ、ミラージュの5代目」
1995年にデビューした5代目ミラージュ。78年のデビュー以来、世代ごとに路線を変えてコンパクトFFハッチバック市場を生き残ってきたミラージュだが、今回は4代目を熟成させる保守路線に出た。その結果、このモデルが最後のミラージュとなるとは、なんとも残念である。
それはさておき、5代目ミラージュのポイントは「バリエーション展開」と「コストパフォーマンス」にあった。旧型同様エンジンは7種類も用意され、3ドアと4ドアは別デザインとなった。それでいて価格は、ライバルより買い得感のある設定になっていた。
3ドアのデザインはほぼ旧型と同じだ。丸みの帯びたアクのないデザインで、女性にも受け入れやすい。いっぽう、再びランサーと共通ボディになった4ドアは、3ドアより直線基調でマッチョな男性的デザイン。これをベースに造る「ランエボ」を意識したのかもしれない。
サイズは旧型より小さくなっている。シャシーはどちらも旧型の流用で3ドアは全幅、全高を据え置いたまま全長が80mmも短縮しており。それでいて室内スペースは旧型と同じ。4ドアはデザインの影響で全幅、全高が13mm拡大しているが、全長はまったく同じだ。
今回も1.6L直4DOHCのMIVECを積むサイボーグが設定された。175PS/17.0kgfmというスペックに変化はない。このサイボーグにパワーウィンドウや15インチタイヤをおごったのが、豪華仕様のサイボーグZRであり、装備を簡素化して競技のベース車両としたのがRSである。
史実にて護衛空母に改造されたあきつ丸がモデル。甲板後部のクレーン撤去や飛行甲板の拡張、着艦のための諸装置が設置されるなどの改造が行われた。詳細は上記のあきつ丸の項にて。
キャラクターのイラストで手に持っているのは恐らく走馬灯である。走馬灯とは、影絵が回転しながら写るように細工された灯籠の一種。また、死に際に一生の記憶の光景を回想する現象を「走馬灯」と表現することもある。彼女の走馬灯は、よく見ると灯篭の側面とスクリーン代わりの巻物に艦載機の形の影絵が確認できる。ランドセル背嚢に接続されている甲板の描かれた巻物に艦載機の影絵を写し、それを実体化させて艦載機攻撃を行っているのではないかと思われる。
大発は艤装内で影を実体化、三式指揮連絡機はスクリーンに映した影絵で実体化している。左手にカ号の絵らしきシートを持っている為、カ号も走馬灯で実体化している可能性が高い。改造前では通常時・中破ともに肌が白に近い色だが、改造後では中破時に肌色になる。(それでも他の艦娘と比べるとかなり色白の部類)迷彩として普段は白粉でも塗ってるのだろうか・・・?
この4代目ミラージュは改仕様。ボディカラーは服の黒からと思われる。ホイールの色はランドセル・・・。最後と言われたこのミラージュは、2012年8月に5代目として復活したが、約10年間にわたりラインナップから消されていた。
彼女の持っているミラージュは、87年型から2代飛ばしてこのマシンとなったが、飛躍的戦闘力を手に入れている。エンジンパワーは、これまでにない破格のパワーを心臓に納め、サスペンションやブレーキにも手を加えつつ、ラリーアートのパーツで武装。ダートでもその真価が現れる。
■明石
●日産/プリメーラ 2.0Te'90

・パフォーマンスポイント(PP):384
「日産が起こした運動『901運動』で誕生した1990年代日本車を代表するスポーツセダン」
1990年に誕生した日産の新世代FFセダン、初代プリメーラは、スタイル、走り、パッケージングのすべてが、当時の日本車の中では異質な存在だった。合理性を追求したボディ、発売当初はクレームさえあったという硬い足まわりなど、極端にヨーロッパを意識したクルマ作りがなされていたからだ。
これには2つの要因がある。ひとつは、当時の日産がVW サンタナのノックダウン生産を終えたばかりで、欧州車の足まわりを学んだこと。もうひとつは、当時の日産が901運動に取り組んでいたことだ。901運動とは「90年までに世界一のハンドリングを実現する」ことを目指した運動で、名車R32スカイラインもこの運動から生まれている。
プリメーラのボディデザインは味気ないまでに合理的だ。ピラーは太く、見るからにガッチリしたフォルム。全長4.4m、全幅約1.7mのボディには大人5人と十分な荷物を積むことができ、まさに「過不足なし」と言った感じである。
エンジンは1.8Lと2Lの直4DOHC。特に2Lエンジンは150PSを誇り、鋭いレスポンスと全域にわたる強力なトルクで扱い易さも備えていた。ギアボックスは5速MTと4速ATが選べた。
乗り心地は街中でこそ硬かったが、それと引き換えに走りは最高だった。高速では不安な動きがなく、まさにフラットライド。ワインディングロードでも抜群のハンドリングを見せた。
このプリメーラは市場から評価を集め、月産5000台を超える人気車となった。「ヨーロッパ車よりヨーロッパ的」ともいわれ、今もなおファンの多いクルマである。
なお、プリメーラは米国ではインフィニティ G20の名前で販売された。
2014年04月23日の春イベント「索敵機、発艦始め!」において先行実装。E-2「南西海域ズンダ海峡」の突破報酬として配布された。恒常入手ができる本実装の予定は現在のところ告知が無いため未定。
長らく「アイテム屋娘」として課金アイテムや大型艦建造の看板を背負った彼女が、遂に艤装を装備し艦娘として登場した。なんで鎮守府に居たコが海域報酬になるのかって?多分艤装が深海に有ったんだよ。入手してもアイテム屋では艤装の無い姿で出迎えてくれる。
そして実装後、公式四コマ
第41話で堂々のメインに。明石が各艦娘の修理をどう行っているかは各提督の妄想・・・というか想像の範囲内にある謎とされていたが、艤装は艤装で妖精さんが修理、艦娘は明石さんがこりにこった体を揉み解すといった整体師としての立場となった。国産では真似のできない海外最新式のマッサージで艦娘を癒しているのである。
もっとも、サービス開始からの仕事であるアイテム屋のお仕事があるために、そちらも兼業中なのは今も変わらない。そういう意味では結構したたかに生活基盤を確保している艦娘といえるかもしれない。
艦種はREPAIR SHIP(工作艦)。あきつ丸と同様本来艦隊戦は想定していない艦なので戦闘能力は低く、ほとんどのステータスは全艦でも最低クラス。特に回避は劣悪で初期値ではまるゆにも劣る。扶桑よりも鈍足かつ青葉よりもでかいから仕方ないまた、燃費の悪さで知られるあきつ丸よりもさらに燃費が悪い。燃料消費量は重巡を超え、正規空母並である。なお、弾薬消費が少ないのもあきつ丸と同様。カ号観測機を装備できるが、改造前のあきつ丸と同様に搭載数ゼロなので無意味。潜水艦への攻撃は行えない。貴重な工作機械を大量に積んでいるためか、修理時間倍率は戦艦・正規空母と同じ2.0。回避が低いこともあり、敵艦に狙われると長時間の入渠を余儀なくされる。したがってレベリングの際は安全策を取り、潜水艦を入れた上での3-2-1や演習がおすすめ。
特殊機能として、明石を旗艦に配置すると小破以下の随伴艦を自動修理してくれる泊地修理を持つ。編成を終えて母港に戻ってから最短20分後に艦隊の自身を含む上から2(+明石の装備している艦艇修理施設の数)隻までが修理される。例を挙げると初期装備(艦艇修理施設×1)の状態では(2+1)=3隻なので、自分と2番艦、3番艦が修理の対象となる。4番艦以降は修理されない。修理時間は母港画面に切り替わった時からカウントを開始する。カウントが開始されたら別画面に行ってもオフラインにしてもOKだが、もう一度母港画面に入り直すまではデータは更新されない。母港画面に入った際に回復判定が発生するとカウントはリセットされ、また0からスタートする。明石を含む艦隊が遠征や編成の変更を行った場合、カウントはリセットされる。編成で詳細を見たり、他の艦隊の操作をしたり、明石以外の装備を変更するのはセーフ。明石を旗艦以外に配置したり、明石が中破以上の損傷を受けていたりドック入渠中の場合は機能しない。入渠中の明石を旗艦に設定してログアウトした場合、入渠終了後に母港画面を表示しないと泊地修理は開始されない。20分あたりの回復量は、おおよそドックで20分修理した場合の回復量と同程度。通常の入渠と同じく艦種とレベルの影響を受ける。例えば同じレベル99の場合潜水艦なら20分で4程度回復できるが、戦艦・正規空母の回復量は1ずつとなる。回復は秒単位で見ている。耐久を1ポイント回復するのに11分かかるキャラを泊地修理する場合、20分後ちょうどに母港確認すると1ポイントしか回復しないが、22分後に確認すると2ポイント回復するためお得。回復判定発生時に回復量が1未満になる場合は1に切り上がるため、20分ごとにチェックすることで若干ドックより速くなる場合がある(戦艦・正規空母・工作艦でレベル93以上、金剛型・軽空母・重巡洋艦・航空巡洋艦でレベル131以上)。同艦種・同レベル・同ダメージ量ならばドックでの修理より修理時間は若干短い場合がある(ソース:公式twitter
)。修理対象が中破以上の損傷を受けていたり、入渠中の場合は修理されない。回復した分の資材は自動的に消費される。泊地修理による資材消費は艦ごとの修理係数×回復した数値(小数点以下切り上げ)。ただし完治時は多少資材消費が少なくなり、一回の修理で全回復した場合の消費量はドックを利用した入渠と等しくなる。空母や戦艦は入渠時間が長いため、かすり傷程度のダメージであれば入渠させずに出撃し、小破~中破してから高速修復材を用いて一気に直すケースが多かった。しかし泊地修理であれば修理する時間や回復量を調節できるので、空母・戦艦は少しずつ泊地修理し、一方他の艦は入渠させることで修復材の節約が可能。疲労回復待ちなどにちまちま泊地修理を行うと時間を有効活用できるが、最終的な資材消費が若干多くなることがある。この機能は第1艦隊以外であっても機能する。
修理能力には明石自身のレベルは関係ないが、性質上第1艦隊旗艦にして放置することが多いので、Lvを上げておくと演習相手に喜ばれるかも。演習の経験値は旗艦Lv40くらいまでは比例して大きく上がるので、改造レベルが35である事も合わせて、そのくらいまでは上げておくと良い。改にすることで艦艇修理施設がひとつ増えるので、最大修理隻数を増やす事にもなる。
実装直後に、明石を秘書艦にした状態で開発を行うと通信エラーとなるバグがあった。現在は修正済みであり、キャッシュを削除して読み込みなおせば症状は消える。ちなみに改造に鋼材1500とかなりの量を要求してくるので注意。
グランツーリスモでは何故が初代を飛ばして2代目を収録、それが本モデルである。天使みたいなホワイトに身を包んだボディに、ある程度不満のない戦闘力を持つ。
■速吸
●トヨタ/タコマ X-ランナー'04
※画像はこちら
・パフォーマンスポイント(PP):443
「いまだに人気衰えず、トヨタが誇るスポーツカー並みのピックアップトラック」
2000年代初めにアメリカで人気を集めた、ハイパフォーマンス・ピックアップ市場をターゲットとした北米トヨタの新兵器が、タコマ X-ランナーである。ミドルサイズピックアップのタコマの性能に、さらに磨きをかけたハイパフォーマンス仕様だ。
基本構造は、リアのアクセスドアを備えたエクステンデッドキャブ・ショートベッド。ピックアップとはいえ、エアロパーツをふんだんに装着したエクステリアと、スタンダードモデルから大幅に低められた車高、さらには45タイヤを組み合わせた18インチホイールがもたらす外観の迫力は相当なものだ。
エンジンには249PSを発生する4L V6がチョイスされている。しかもこのエンジンには、TRDUSAの開発によるスーパーチャージャーがオプションとして用意されており、これを装着するとその最高出力は300PSまでアップするのである。
シャシーまわりのチューニングにも抜かりはない。サスペンションはビルシュタインのダンパーをおごって専用チューニングされたもの。トランスミッションは6速MTが標準装備となっており、リアエンドにはLSDを組み込んだ強化デフが装備される。
300PSのスーパーチャージャーチューンエンジンと、ハンドリングに優れたサスペンション。スペックだけを見る限り、そのパフォーマンスはピックアップのものとは思えない。アメリカにおけるピックアップは、紛れもなく万能車だが、このクルマにはその中に「スポーツカー」という要素まで加わったのである。
2015年8月10日のアップデートで新規に実装。夏イベント:期間限定海域【反撃!第二次SN作戦】のE4海域クリア報酬。通常海域でのドロップや建造では入手不可のため、通常は新規/追加入手の手段がない。
「艦これ」初の出撃可能な「補給」艦種。今まで敵の輸送ワ級のみ存在していた。(給糧艦は補給艦の一種なので、一応「艦これ」初の「補給」艦種は間宮である。)
戦闘性能はまあ特殊艦種系統なので基本的にお察し。一方対潜値があるためか水爆装備なしでも爆雷による対潜攻撃を行う模様。エフェクトでは爆雷攻撃をしているが、爆雷は装備できない。ソナーも大型ソナーも装備不可。瑞雲等の水爆を乗っけていると無論航空戦に参加する。なおこの時も対潜エフェクトは爆雷のままとなる。瑞雲搭載時に対潜で艦載機エフェクトが出るのを確認。爆雷エフェクトになるのは瑞雲が全機撃墜された場合か?要検証。
装備可能なのは、小口径主砲/小型電探/機関部/機銃/高射装置/水偵/水爆/カ号観測機/ドラム缶/熟練艦載機整備員/洋上補給など。特殊艦種なのに副砲は装備不可。電探は小型電探のみ。艦隊司令部施設が積めないのが惜しい。カ号観測機が積めるのでリランカでのレベリングが有効。ただしスロット数の関係でelite潜水艦をギリギリ倒せる程度の攻撃力しか持てないため随伴艦の工夫が必要。(軽巡駆逐に対潜装備を付けず軽空母を2隻連れていく等)
給油艦だけあってか、燃料の消費が長門型並に激しい。弾薬消費は非常に少ない。あきつ丸や明石と似た感じ。
この速吸に洋上補給を装備し艦隊に入れて出撃すると、条件を満たした場合に燃料と弾薬の補給が行われる。詳細は洋上補給のページを参照。
ちなみに「そくすい」と読むこともできるが艦娘名は「はやすい」なので読み間違え注意。
「はやすい」と読む。当時のカナ表記は「はやすひ」。名前の由来は「速吸瀬戸」から。九州(大分県・豊後)と四国(愛媛県・伊予)の間の海峡であり、現在は一般的に豊予海峡と呼ばれている。関サバや関アジが穫れることで知られる。艦これサーバー名にある九州佐伯湾と四国宿毛湾も大きな意味で見れば向かい合って位置する。ちなみに「速吸」の地名は神武天皇(神話上の人物で初代天皇&皇室の祖)の東征に登場する由緒正しき地である。古事記にもそう書かれている(本当)四国地方が名前に関係する艦娘としては衣笠があったが、「複数ある説のうちの一つ」で、明確に四国由来というわけではなかった。確実に四国由来の艦娘は速吸が初めてである。
当初の計画では風早型給油艦のニ番艦であり、潜水母艦に設計変更された剣埼型給油艦の代わりの艦隊随伴型高速タンカーとして設計建造された。速吸は対潜哨戒用に水上偵察機を積めるよう設計変更されたが、そこで「アメリカ軍が貨物船を改造して大量の改装空母を建造している」という情報が入る。更にミッドウェーの惨劇が発生。慌てた海軍は大型艦艇と合わせて、民間の高速大型船舶の殆どを対象に空母への改装適正があるか検討した。しかし改装に適する船舶が少ないこと、空母にすることで輸送力が減ってしまうことに悩んだ海軍はある案を思いつく。「タンカーにカタパルトだけ付けて爆撃機飛ばして、敵の改装空母の甲板ぶち壊せば良いんじゃね?」その結果生まれたのが、空母の補助として流星7機を積み込みカタパルトで発艦できるように作り上げられた、異色のタンカーだった。搭載されたカタパルトは、伊勢型航空戦艦のものと同じ一式二号11型で、短時間での連続射出が可能な物だった。このため姉の風早とは大幅に外見が異なっており、ゲーム中では改風早型という表記になっている。ただしこの計画変更も一悶着あった。
航空本部「甲板を潰すためにはやはり爆弾だ!高速の十三試艦爆(彗星)を積ませる計画で!」
艦政本部「おk(って何か爆撃も雷撃もできる十六試艦攻(流星)開発中らしいじゃん?大きい機体が入るようにしておけば後々困らないだろ)」設計書き換え
~計画進行中~
艦政本部(よくよく考えると着艦できないし直掩必要な艦爆だけ積んでも意味ないよな…やっぱり水偵2機だけに戻そ)設計こっそり書き換え
上層部「何か設計案色々あるけどどれが本当なの?」
航空本部「は!?」
艦政本部「あ、ばれた」
……という経緯があったらしく、当初は彗星を搭載予定だったが艦政本部の独断で流星が搭載予定になったという。また上記にもあるように運用面の問題が多いことが分かっていくにつれ爆撃機のみを6機だけ積む意義が薄れていき、せっかく積んだ一式二号11型射出機も大淀と同じように従来型の射出機へ換装する予定であった。ちなみに改になると時報で風早の名前を出している(『大鷹さん』と違って呼び捨て)。風早もいずれ実装するのだろうか。風早は艦攻を射出出来ないがif改装か、それとも艦これ改やアーケードでの登場フラグかもしれない。もちろん流星は艦上機であるので、飛行甲板を持たない速吸は収容不可能。付近の空母か陸上基地に降りさせ、それが出来ない場合は不時着水させてパイロットだけ回収するものとした。『とんぼ釣り』の実装はよ。同型のカタパルトを搭載する航空戦艦が彗星を積んだ場合とだいたい同じ運用が想定されていたわけである。ちなみにイギリス海軍でもUボートや空襲対策として商船を改造してカタパルトを搭載し、戦闘機を1機だけ搭載したCAMシップを複数運用していた。速吸が7機も搭載していたのは艦隊決戦時の空母の補助という面が大きい。なお、給油艦にカタパルト射出の艦載機を積んで空母の補助をさせるという考えはこの艦だけに終わらず、速吸の倍の流星14機搭載可能(カタパルトも倍の2基)という「妹分」鷹野型給油艦8隻が計画されていたのだが、戦況の悪化により全艦が未着工のうちに建造取りやめとなっている。また、空母不足の呪縛はこれだけにとどまらず、イギリスの商船空母:MACシップのように、戦時標準油槽船に空母同様の全通飛行甲板を設置して艦載機を搭載した特TL型という簡易護衛空母兼用油槽船をも生み出している(こちらは「しまね丸」1隻だけが完成)。細かい事情は技術の進歩によって変化してきているが、対潜哨戒には航空機、というのは今も昔も変わらない。水上艦よりも遥かに遠くまで見通せ、怪しい場所にはあっという間に到達でき、空中という絶対安全圏から爆雷等で一方的に攻撃できるのである。
殆ど唯一に近い晴れ舞台、マリアナ沖海戦では第一補給部隊として参加。特に命令は無かったものの、事実上の指揮艦として活動した。マリアナ沖海戦終了後、補給部隊は生き残った機動部隊各艦に補給を行う。この際に熊野から補給部隊の位置についてツッコミを受けた。その後、米機動部隊の追撃を避けるため撤退を始めるも、補給部隊は本隊の後に撤退を開始、何故か殿を務める事態になっている。そして約40機の空襲を受け清洋丸と玄洋丸が被弾炎上。速吸も被弾炎上し死傷者13名を出すも「戦闘航海ニ支障ナシ」と報告している。清洋丸は雪風に、玄洋丸は卯月によって処分されるものの、速吸は護衛部隊の奮戦もあり無事帰還している。
マリアナ沖海戦後、響、夕凪とともに、座礁した雪風を救助したこともある。上記の話は「あ号作戦」における第十戦隊戦時日誌の記述であるが、間違って記述された可能性が高い。雪風の座礁はマリアナ沖海戦の一ヶ月前という説が有力で、座礁によりスクリューが破損したためマリアナ沖海戦は後方の補給部隊の護衛任務だった経緯も明らかとなっている。マリアナ沖海戦後も、速吸は響らと共にバコロド市に撤退後マニラに向かったが、雪風はギマラス島に撤退した後修理のため単艦で内地に直行したなど航海記録も異なっている。
最後はヒ71船団として輸送任務の途中、昭和19年8月19日に潜水艦「ブルーフィッシュ」の攻撃を受けて沈没。同船団は高速輸送船を主軸に対潜警戒の護衛空母「大鷹」を護衛につけるという大規模船団であった。船団はタンカー永洋丸が被雷落伍したほかは比較的順調に航海を続けた。しかしそれは嵐の前の静けさに過ぎなかった。目的地リンガエン湾まであと少しのルソン島西北に差し掛かったところで、船団は米軍のウルフパックに包囲されたのであった。ウルフパック(群狼戦術)の名の示す通り、群狼のごとき米潜水艦群に重包囲された船団の運命は、ただただ悲惨であった。真っ先に血祭りにあがったのは、護衛の主力であったはずの空母「大鷹」であった。同艦へは魚雷2発が命中、ガソリンタンクの大爆発により火だるまと化し10分たらずで沈没した。頼みの空母が真っ先にやられたショックに加え、各船の通信室には米潜水艦の交わす無線交信がしきりに入るようになり、船団は大パニックに陥った。船団指揮官(第6護衛船団司令官・梶岡定道少将、旗艦は択捉型海防艦「平戸」)は「船団は敵潜水艦に包囲された模様、各艦船は警戒を厳重にし全速単独航行に切り替えよ」と命令。恐慌状態に折からの悪天候も加わって船団はてんでバラバラ、思い思いの方向へ散り散りに逃げ惑う各船へは片端から魚雷攻撃が加えられた。「帝亜丸」沈没、「能代丸」被雷大破、「阿波丸」被雷大破、「玉津丸」轟沈、「帝洋丸」轟沈……この大混乱のさなか、「速吸」にもまた魚雷2本が命中。航行不能になったところへ止めの魚雷3本が撃ち込まれ、その短い生涯を閉じたのであった。ヒ71船団は結果、一個旅団相当の約7000人もの陸軍将兵が戦わずして死亡。一個連隊相当の約3000名の将兵は救助されたものの、食料も武器も失って戦力喪失。さらに1万トン以上にのぼる兵器、弾薬、食料も海没。「速吸」をはじめとしたなけなしの大型高速優秀船の喪失は、逼迫する輸送事情への更なる大打撃となった。フィリピン決戦に備えての戦力増強を期待された大輸送船団は、結果としてかつてのダンピールの悲劇をも上回る大惨劇となってしまったのだった。
彼女の写真は帝国海軍艦艇の中でもとりわけ少ない。なにしろ敵潜水艦ブルーフィッシュの魚雷が命中、沈没中の姿を潜望鏡越しにとらえた1枚しか存在しないのである。
ヒ71船団を含め、バシー海峡方面で沈んだ数多くの霊を慰めるために、生存者と日台仏教関係者が尽力。海峡を望む台湾最南端の猫鼻頭の地に「バシー海峡方面万国戦没者慰霊堂」が建立された。いま「潮音寺」として知られている慰霊施設がそれである。しかし現在現地台湾人の善意で管理運営されているものの、建立から30年以上が経ち老朽化・損傷が甚だしく、支援が待たれる状態であるという。
タコマは元々は北米のハイラックスだったのだが、1995年に初代が登場して以来、フロントのデザインを大幅に変更している。タコマの大半のグレードにはV6ガソリンエンジンが設定された一方で、ディーゼルエンジンは無い。装備を抑えた通常仕様から、上記の車両説明にもあったようにスーパーチャージャーを搭載したスポーツ仕様まで、アメリカ市場に合わせていた。
グレード的には、2ドア2人乗りのレギュラーキャブやマツダ・RX-8のような観音開きの4ドアを持つアクセスキャブ(4人乗りでありながら後席は補助席程度である)、4ドアのダブルキャブ、スポーツタイプであるS-ランナー(初代のグレード)とX-ランナー(2代目、SEC『グランツーリスモ4』から収録されている)がある。なおカルフォルニアなどの西海岸ではオプションとしてFRP製トノカバーがあり、これを装着してサーフボートを積んでいるタコマが多いようだ。
実はトヨタにはもう一つのピックアップトラックとして、北米向けの"タンドラ(グランツーリスモ未収録)"があって、リアエンブレムにはトヨタマークが無く、代わりにTopGearにも登場した伝説のハイラックスみたいにリアにでかく「TOYOTA」と書かれている。
ちなみに、いまだにこの2代目がアメリカのトヨタディーラーで販売されているが、来年の2016年にフルモデルチェンジした3代目が登場する予定である。
速吸が持つこの2代目タコマは、数ある艦娘の中でも異例のピックアップトラックを採用。補給艦と言うことで、荷台があって運びやすい国内メーカーでグランツーリスモに収録されているタコマ X-ランナーとなった(収録されているもう一台は、国内メーカーの生産車「ダイハツ・ミゼットⅡ Dタイプ'97」でもいいが、戦力が運ぶ荷台の大きさを見ればわかるだろう。ちなみにミゼットⅡの所有している艦これキャラは鎮守府にいる「妖精さん」)。PP(パフォーマンスポイント)を見ればわかるように、310PSに1,677kgとかなり低コストなのが分かる。ちなみに、改になっても足回り関連を見直した程度で、標準と大差はない。(なので改に関しては省略である)
稀に東京都などでタコマを見かけることがあると思うが、あれはUSカローラ等と同じ逆輸入されているタコマだと思われる。欲しい方は逆輸入車専門店や国内の中古車店を見てはいかがか。
追記:アップデートにより"揚陸艦"から"その他艦種"に変更しました。
・戦艦→こちら
・航空戦艦→こちら
・正規空母→こちら
・装甲空母→こちら
・軽空母→こちら
・水上機母艦→こちら
・その他艦種→ここ
・重巡洋艦→こちら
・航空巡洋艦→こちら
・軽巡洋艦→こちら
・重雷装巡洋艦→こちら
・駆逐艦→こちら
・潜水艦→こちら
・潜水空母→こちら
・期間限定艦→こちら
・敵艦→こちら
・海外艦→こちら
・NPC娘→こちら
※パクリは厳禁。及び画像は無断使用を禁じます。
※車両説明は同じクルマ(S2000やGTO、NA型・NB型ロードスター等)を除き、完全版+オリジナルの解説(分かんない人のために艦隊の歴史等を艦これWikiから一部引用)のみ記載します。
※画像は「グランツーリスモ6(GT6)」となります。
■あきつ丸
●三菱/ミラージュ 1400GLX'78

・パフォーマンスポイント(PP):355
「パッケージで勝負した、三菱初のFFコンパクトカー」
三菱初のFFコンパクトハッチバックがミラージュだ。すでにホンダ シビック、VW ゴルフという日欧のビッグネームが存在していたこのマーケットに、三菱は入魂の1台を投入した。
1977年の東京モーターショーに登場し、翌年3月にまず3ドアを販売。同年9月に5ドア、82年2月にマイナーチェンジで4ドアを追加した。当初のエンジンは、72PSの1.2Lと82PSの1.4Lという2つの直列4気筒SOHC。GLXはオーディオが標準装備となるGLSに次ぐ豪華グレードだった。79年3月には88PSを発揮するスポーツグレード1600GTが加わり、全日本ラリーなどで活躍している。
ミラージュ最大の特徴はボディサイズ。全長3,790mm、全幅1,585mm、全高1,350mmは、当時の国産ハッチバックとしては大きく、ほぼVWゴルフ並み。広い室内がライバルに対する大きなアドバンテージとなった。
「スーパーシフト」と名付けられた副変速機付きのギアボックスも画期的だ。通常の4速MTとは別に、「POWER」と「ECONOMY」という2速の副変速機を備えており、全部で8段のギアが選べた。サスペンションもフロントがネガティブオフセットのマクファーソンストラット、リアが三菱独自のU字形トレーリングアームを採用した4輪独立懸架。初のFFコンパクトカーに対する三菱の意気込みが感じられる。
直線基調で端正なスタイリング、800kgを下回る車重、ラリーで強いランサー譲りのエンジンとスポーツイメージに富み、実際0-400m加速が18秒という俊足ぶりをみせた。1982年のマイナーチェンジでは105PSを誇る1.4Lのターボモデルが加わり、ミラージュは一躍ホットハッチの代名詞になった。
元ネタは、我が大日本帝国陸軍が誇る上陸舟艇母船(強襲揚陸艦)の「あきつ丸」である!あれ、陸軍?飛行甲板を持ち、上陸用舟艇も多数搭載できるこの艦は現在の海自の「おおすみ」や米帝の「ワスプ」の先祖と言っても過言ではない!(たぶん)このあきつ丸があれば、1隻で敵前上陸も行えるし、上陸中の航空支援も行えるというまさに画期的な艦だ!甲板上に並ぶトゲのようなものは、砲身の長い高射砲など。そのままでは艦載機運用はできなかった(よって、艦これでも改造前は搭載数ゼロ)。
搭載するのは勿論わが陸軍の誇りある名機、九七式戦闘機と三式指揮連絡機である。搭載数は両者合わせて21機だ!上陸用舟艇(大発動艇)も27艘が搭載可能!あきつ丸1隻で兵士約1000名、1個大隊が上陸可能なのだ!
低速なのが欠点でな、最新鋭の重い機体は発艦できないのが残念だ!だが、カ号観測機というオートジャイロによって偵察や対潜哨戒が行えるようになった!まさにヘリ空母の先駆け!
海自の「ひゅうが」や「いずも
現代車が選ばれている中、こうした歴史に残る名車を持っている艦娘も珍しくない。その一人であるあきつ丸は、78年型のミラージュで運用している。見た通りかなり年期がなってしまったものの、それでも歴史を象徴するマシンと思われる。フロントの三菱自動車(現三菱モーターズ)ロゴマークが、三つの三角のマークではなく珍しい長方三角形が2つになっている。
性能も、これまでの艦娘達に比べ非力に等しいが、ある程度の小回りが利くというメリットがある。それゆえ細い路地などに敵艦が逃げ込めば、彼女の餌食になるようなもの。最大限活躍ができる87年型ミラージュの長所を活かせ!
●三菱/ミラージュ サイボーグ ZR'97

・パフォーマンスポイント(PP):409
「ホットハッチを持ち込んだ、ミラージュの5代目」
1995年にデビューした5代目ミラージュ。78年のデビュー以来、世代ごとに路線を変えてコンパクトFFハッチバック市場を生き残ってきたミラージュだが、今回は4代目を熟成させる保守路線に出た。その結果、このモデルが最後のミラージュとなるとは、なんとも残念である。
それはさておき、5代目ミラージュのポイントは「バリエーション展開」と「コストパフォーマンス」にあった。旧型同様エンジンは7種類も用意され、3ドアと4ドアは別デザインとなった。それでいて価格は、ライバルより買い得感のある設定になっていた。
3ドアのデザインはほぼ旧型と同じだ。丸みの帯びたアクのないデザインで、女性にも受け入れやすい。いっぽう、再びランサーと共通ボディになった4ドアは、3ドアより直線基調でマッチョな男性的デザイン。これをベースに造る「ランエボ」を意識したのかもしれない。
サイズは旧型より小さくなっている。シャシーはどちらも旧型の流用で3ドアは全幅、全高を据え置いたまま全長が80mmも短縮しており。それでいて室内スペースは旧型と同じ。4ドアはデザインの影響で全幅、全高が13mm拡大しているが、全長はまったく同じだ。
今回も1.6L直4DOHCのMIVECを積むサイボーグが設定された。175PS/17.0kgfmというスペックに変化はない。このサイボーグにパワーウィンドウや15インチタイヤをおごったのが、豪華仕様のサイボーグZRであり、装備を簡素化して競技のベース車両としたのがRSである。
史実にて護衛空母に改造されたあきつ丸がモデル。甲板後部のクレーン撤去や飛行甲板の拡張、着艦のための諸装置が設置されるなどの改造が行われた。詳細は上記のあきつ丸の項にて。
キャラクターのイラストで手に持っているのは恐らく走馬灯である。走馬灯とは、影絵が回転しながら写るように細工された灯籠の一種。また、死に際に一生の記憶の光景を回想する現象を「走馬灯」と表現することもある。彼女の走馬灯は、よく見ると灯篭の側面とスクリーン代わりの巻物に艦載機の形の影絵が確認できる。
大発は艤装内で影を実体化、三式指揮連絡機はスクリーンに映した影絵で実体化している。左手にカ号の絵らしきシートを持っている為、カ号も走馬灯で実体化している可能性が高い。改造前では通常時・中破ともに肌が白に近い色だが、改造後では中破時に肌色になる。(それでも他の艦娘と比べるとかなり色白の部類)迷彩として普段は白粉でも塗ってるのだろうか・・・?
この4代目ミラージュは改仕様。ボディカラーは服の黒からと思われる。ホイールの色はランドセル・・・。最後と言われたこのミラージュは、2012年8月に5代目として復活したが、約10年間にわたりラインナップから消されていた。
彼女の持っているミラージュは、87年型から2代飛ばしてこのマシンとなったが、飛躍的戦闘力を手に入れている。エンジンパワーは、これまでにない破格のパワーを心臓に納め、サスペンションやブレーキにも手を加えつつ、ラリーアートのパーツで武装。ダートでもその真価が現れる。
■明石
●日産/プリメーラ 2.0Te'90

・パフォーマンスポイント(PP):384
「日産が起こした運動『901運動』で誕生した1990年代日本車を代表するスポーツセダン」
1990年に誕生した日産の新世代FFセダン、初代プリメーラは、スタイル、走り、パッケージングのすべてが、当時の日本車の中では異質な存在だった。合理性を追求したボディ、発売当初はクレームさえあったという硬い足まわりなど、極端にヨーロッパを意識したクルマ作りがなされていたからだ。
これには2つの要因がある。ひとつは、当時の日産がVW サンタナのノックダウン生産を終えたばかりで、欧州車の足まわりを学んだこと。もうひとつは、当時の日産が901運動に取り組んでいたことだ。901運動とは「90年までに世界一のハンドリングを実現する」ことを目指した運動で、名車R32スカイラインもこの運動から生まれている。
プリメーラのボディデザインは味気ないまでに合理的だ。ピラーは太く、見るからにガッチリしたフォルム。全長4.4m、全幅約1.7mのボディには大人5人と十分な荷物を積むことができ、まさに「過不足なし」と言った感じである。
エンジンは1.8Lと2Lの直4DOHC。特に2Lエンジンは150PSを誇り、鋭いレスポンスと全域にわたる強力なトルクで扱い易さも備えていた。ギアボックスは5速MTと4速ATが選べた。
乗り心地は街中でこそ硬かったが、それと引き換えに走りは最高だった。高速では不安な動きがなく、まさにフラットライド。ワインディングロードでも抜群のハンドリングを見せた。
このプリメーラは市場から評価を集め、月産5000台を超える人気車となった。「ヨーロッパ車よりヨーロッパ的」ともいわれ、今もなおファンの多いクルマである。
なお、プリメーラは米国ではインフィニティ G20の名前で販売された。
2014年04月23日の春イベント「索敵機、発艦始め!」において先行実装。E-2「南西海域ズンダ海峡」の突破報酬として配布された。恒常入手ができる本実装の予定は現在のところ告知が無いため未定。
長らく「アイテム屋娘」として課金アイテムや大型艦建造の看板を背負った彼女が、遂に艤装を装備し艦娘として登場した。なんで鎮守府に居たコが海域報酬になるのかって?
そして実装後、公式四コマ

もっとも、サービス開始からの仕事であるアイテム屋のお仕事があるために、そちらも兼業中なのは今も変わらない。そういう意味では結構したたかに生活基盤を確保している艦娘といえるかもしれない。
艦種はREPAIR SHIP(工作艦)。あきつ丸と同様本来艦隊戦は想定していない艦なので戦闘能力は低く、ほとんどのステータスは全艦でも最低クラス。特に回避は劣悪で初期値ではまるゆにも劣る。扶桑よりも鈍足かつ青葉よりもでかいから仕方ないまた、燃費の悪さで知られるあきつ丸よりもさらに燃費が悪い。燃料消費量は重巡を超え、正規空母並である。なお、弾薬消費が少ないのもあきつ丸と同様。カ号観測機を装備できるが、改造前のあきつ丸と同様に搭載数ゼロなので無意味。潜水艦への攻撃は行えない。貴重な工作機械を大量に積んでいるためか、修理時間倍率は戦艦・正規空母と同じ2.0。回避が低いこともあり、敵艦に狙われると長時間の入渠を余儀なくされる。したがってレベリングの際は安全策を取り、潜水艦を入れた上での3-2-1や演習がおすすめ。
特殊機能として、明石を旗艦に配置すると小破以下の随伴艦を自動修理してくれる泊地修理を持つ。編成を終えて母港に戻ってから最短20分後に艦隊の自身を含む上から2(+明石の装備している艦艇修理施設の数)隻までが修理される。例を挙げると初期装備(艦艇修理施設×1)の状態では(2+1)=3隻なので、自分と2番艦、3番艦が修理の対象となる。4番艦以降は修理されない。修理時間は母港画面に切り替わった時からカウントを開始する。カウントが開始されたら別画面に行ってもオフラインにしてもOKだが、もう一度母港画面に入り直すまではデータは更新されない。母港画面に入った際に回復判定が発生するとカウントはリセットされ、また0からスタートする。明石を含む艦隊が遠征や編成の変更を行った場合、カウントはリセットされる。編成で詳細を見たり、他の艦隊の操作をしたり、明石以外の装備を変更するのはセーフ。明石を旗艦以外に配置したり、明石が中破以上の損傷を受けていたりドック入渠中の場合は機能しない。入渠中の明石を旗艦に設定してログアウトした場合、入渠終了後に母港画面を表示しないと泊地修理は開始されない。20分あたりの回復量は、おおよそドックで20分修理した場合の回復量と同程度。通常の入渠と同じく艦種とレベルの影響を受ける。例えば同じレベル99の場合潜水艦なら20分で4程度回復できるが、戦艦・正規空母の回復量は1ずつとなる。回復は秒単位で見ている。耐久を1ポイント回復するのに11分かかるキャラを泊地修理する場合、20分後ちょうどに母港確認すると1ポイントしか回復しないが、22分後に確認すると2ポイント回復するためお得。回復判定発生時に回復量が1未満になる場合は1に切り上がるため、20分ごとにチェックすることで若干ドックより速くなる場合がある(戦艦・正規空母・工作艦でレベル93以上、金剛型・軽空母・重巡洋艦・航空巡洋艦でレベル131以上)。同艦種・同レベル・同ダメージ量ならばドックでの修理より修理時間は若干短い場合がある(ソース:公式twitter

修理能力には明石自身のレベルは関係ないが、性質上第1艦隊旗艦にして放置することが多いので、Lvを上げておくと演習相手に喜ばれるかも。演習の経験値は旗艦Lv40くらいまでは比例して大きく上がるので、改造レベルが35である事も合わせて、そのくらいまでは上げておくと良い。改にすることで艦艇修理施設がひとつ増えるので、最大修理隻数を増やす事にもなる。
実装直後に、明石を秘書艦にした状態で開発を行うと通信エラーとなるバグがあった。現在は修正済みであり、キャッシュを削除して読み込みなおせば症状は消える。ちなみに改造に鋼材1500とかなりの量を要求してくるので注意。
グランツーリスモでは何故が初代を飛ばして2代目を収録、それが本モデルである。天使みたいなホワイトに身を包んだボディに、ある程度不満のない戦闘力を持つ。
■速吸
●トヨタ/タコマ X-ランナー'04
※画像はこちら
・パフォーマンスポイント(PP):443
「いまだに人気衰えず、トヨタが誇るスポーツカー並みのピックアップトラック」
2000年代初めにアメリカで人気を集めた、ハイパフォーマンス・ピックアップ市場をターゲットとした北米トヨタの新兵器が、タコマ X-ランナーである。ミドルサイズピックアップのタコマの性能に、さらに磨きをかけたハイパフォーマンス仕様だ。
基本構造は、リアのアクセスドアを備えたエクステンデッドキャブ・ショートベッド。ピックアップとはいえ、エアロパーツをふんだんに装着したエクステリアと、スタンダードモデルから大幅に低められた車高、さらには45タイヤを組み合わせた18インチホイールがもたらす外観の迫力は相当なものだ。
エンジンには249PSを発生する4L V6がチョイスされている。しかもこのエンジンには、TRDUSAの開発によるスーパーチャージャーがオプションとして用意されており、これを装着するとその最高出力は300PSまでアップするのである。
シャシーまわりのチューニングにも抜かりはない。サスペンションはビルシュタインのダンパーをおごって専用チューニングされたもの。トランスミッションは6速MTが標準装備となっており、リアエンドにはLSDを組み込んだ強化デフが装備される。
300PSのスーパーチャージャーチューンエンジンと、ハンドリングに優れたサスペンション。スペックだけを見る限り、そのパフォーマンスはピックアップのものとは思えない。アメリカにおけるピックアップは、紛れもなく万能車だが、このクルマにはその中に「スポーツカー」という要素まで加わったのである。
2015年8月10日のアップデートで新規に実装。夏イベント:期間限定海域【反撃!第二次SN作戦】のE4海域クリア報酬。通常海域でのドロップや建造では入手不可のため、通常は新規/追加入手の手段がない。
「艦これ」初の出撃可能な「補給」艦種。今まで敵の輸送ワ級のみ存在していた。(給糧艦は補給艦の一種なので、一応「艦これ」初の「補給」艦種は間宮である。)
戦闘性能はまあ特殊艦種系統なので基本的にお察し。一方対潜値があるためか水爆装備なしでも爆雷による対潜攻撃を行う模様。エフェクトでは爆雷攻撃をしているが、爆雷は装備できない。ソナーも大型ソナーも装備不可。瑞雲等の水爆を乗っけていると無論航空戦に参加する。なおこの時も対潜エフェクトは爆雷のままとなる。瑞雲搭載時に対潜で艦載機エフェクトが出るのを確認。爆雷エフェクトになるのは瑞雲が全機撃墜された場合か?要検証。
装備可能なのは、小口径主砲/小型電探/機関部/機銃/高射装置/水偵/水爆/カ号観測機/ドラム缶/熟練艦載機整備員/洋上補給など。特殊艦種なのに副砲は装備不可。電探は小型電探のみ。艦隊司令部施設が積めないのが惜しい。カ号観測機が積めるのでリランカでのレベリングが有効。ただしスロット数の関係でelite潜水艦をギリギリ倒せる程度の攻撃力しか持てないため随伴艦の工夫が必要。(軽巡駆逐に対潜装備を付けず軽空母を2隻連れていく等)
給油艦だけあってか、燃料の消費が長門型並に激しい。弾薬消費は非常に少ない。あきつ丸や明石と似た感じ。
この速吸に洋上補給を装備し艦隊に入れて出撃すると、条件を満たした場合に燃料と弾薬の補給が行われる。詳細は洋上補給のページを参照。
ちなみに「そくすい」と読むこともできるが艦娘名は「はやすい」なので読み間違え注意。
「はやすい」と読む。当時のカナ表記は「はやすひ」。名前の由来は「速吸瀬戸」から。九州(大分県・豊後)と四国(愛媛県・伊予)の間の海峡であり、現在は一般的に豊予海峡と呼ばれている。関サバや関アジが穫れることで知られる。艦これサーバー名にある九州佐伯湾と四国宿毛湾も大きな意味で見れば向かい合って位置する。ちなみに「速吸」の地名は神武天皇(神話上の人物で初代天皇&皇室の祖)の東征に登場する由緒正しき地である。古事記にもそう書かれている(本当)四国地方が名前に関係する艦娘としては衣笠があったが、「複数ある説のうちの一つ」で、明確に四国由来というわけではなかった。確実に四国由来の艦娘は速吸が初めてである。
当初の計画では風早型給油艦のニ番艦であり、潜水母艦に設計変更された剣埼型給油艦の代わりの艦隊随伴型高速タンカーとして設計建造された。速吸は対潜哨戒用に水上偵察機を積めるよう設計変更されたが、そこで「アメリカ軍が貨物船を改造して大量の改装空母を建造している」という情報が入る。更にミッドウェーの惨劇が発生。慌てた海軍は大型艦艇と合わせて、民間の高速大型船舶の殆どを対象に空母への改装適正があるか検討した。しかし改装に適する船舶が少ないこと、空母にすることで輸送力が減ってしまうことに悩んだ海軍はある案を思いつく。「タンカーにカタパルトだけ付けて爆撃機飛ばして、敵の改装空母の甲板ぶち壊せば良いんじゃね?」その結果生まれたのが、空母の補助として流星7機を積み込みカタパルトで発艦できるように作り上げられた、異色のタンカーだった。搭載されたカタパルトは、伊勢型航空戦艦のものと同じ一式二号11型で、短時間での連続射出が可能な物だった。このため姉の風早とは大幅に外見が異なっており、ゲーム中では改風早型という表記になっている。ただしこの計画変更も一悶着あった。
航空本部「甲板を潰すためにはやはり爆弾だ!高速の十三試艦爆(彗星)を積ませる計画で!」
艦政本部「おk(って何か爆撃も雷撃もできる十六試艦攻(流星)開発中らしいじゃん?大きい機体が入るようにしておけば後々困らないだろ)」設計書き換え
~計画進行中~
艦政本部(よくよく考えると着艦できないし直掩必要な艦爆だけ積んでも意味ないよな…やっぱり水偵2機だけに戻そ)設計こっそり書き換え
上層部「何か設計案色々あるけどどれが本当なの?」
航空本部「は!?」
艦政本部「あ、ばれた」
……という経緯があったらしく、当初は彗星を搭載予定だったが艦政本部の独断で流星が搭載予定になったという。また上記にもあるように運用面の問題が多いことが分かっていくにつれ爆撃機のみを6機だけ積む意義が薄れていき、せっかく積んだ一式二号11型射出機も大淀と同じように従来型の射出機へ換装する予定であった。ちなみに改になると時報で風早の名前を出している(『大鷹さん』と違って呼び捨て)。風早もいずれ実装するのだろうか。風早は艦攻を射出出来ないがif改装か、それとも艦これ改やアーケードでの登場フラグかもしれない。もちろん流星は艦上機であるので、飛行甲板を持たない速吸は収容不可能。付近の空母か陸上基地に降りさせ、それが出来ない場合は不時着水させてパイロットだけ回収するものとした。『とんぼ釣り』の実装はよ。同型のカタパルトを搭載する航空戦艦が彗星を積んだ場合とだいたい同じ運用が想定されていたわけである。ちなみにイギリス海軍でもUボートや空襲対策として商船を改造してカタパルトを搭載し、戦闘機を1機だけ搭載したCAMシップを複数運用していた。速吸が7機も搭載していたのは艦隊決戦時の空母の補助という面が大きい。なお、給油艦にカタパルト射出の艦載機を積んで空母の補助をさせるという考えはこの艦だけに終わらず、速吸の倍の流星14機搭載可能(カタパルトも倍の2基)という「妹分」鷹野型給油艦8隻が計画されていたのだが、戦況の悪化により全艦が未着工のうちに建造取りやめとなっている。また、空母不足の呪縛はこれだけにとどまらず、イギリスの商船空母:MACシップのように、戦時標準油槽船に空母同様の全通飛行甲板を設置して艦載機を搭載した特TL型という簡易護衛空母兼用油槽船をも生み出している(こちらは「しまね丸」1隻だけが完成)。細かい事情は技術の進歩によって変化してきているが、対潜哨戒には航空機、というのは今も昔も変わらない。水上艦よりも遥かに遠くまで見通せ、怪しい場所にはあっという間に到達でき、空中という絶対安全圏から爆雷等で一方的に攻撃できるのである。
殆ど唯一に近い晴れ舞台、マリアナ沖海戦では第一補給部隊として参加。特に命令は無かったものの、事実上の指揮艦として活動した。マリアナ沖海戦終了後、補給部隊は生き残った機動部隊各艦に補給を行う。この際に熊野から補給部隊の位置についてツッコミを受けた。その後、米機動部隊の追撃を避けるため撤退を始めるも、補給部隊は本隊の後に撤退を開始、何故か殿を務める事態になっている。そして約40機の空襲を受け清洋丸と玄洋丸が被弾炎上。速吸も被弾炎上し死傷者13名を出すも「戦闘航海ニ支障ナシ」と報告している。清洋丸は雪風に、玄洋丸は卯月によって処分されるものの、速吸は護衛部隊の奮戦もあり無事帰還している。
マリアナ沖海戦後、響、夕凪とともに、座礁した雪風を救助したこともある。上記の話は「あ号作戦」における第十戦隊戦時日誌の記述であるが、間違って記述された可能性が高い。雪風の座礁はマリアナ沖海戦の一ヶ月前という説が有力で、座礁によりスクリューが破損したためマリアナ沖海戦は後方の補給部隊の護衛任務だった経緯も明らかとなっている。マリアナ沖海戦後も、速吸は響らと共にバコロド市に撤退後マニラに向かったが、雪風はギマラス島に撤退した後修理のため単艦で内地に直行したなど航海記録も異なっている。
最後はヒ71船団として輸送任務の途中、昭和19年8月19日に潜水艦「ブルーフィッシュ」の攻撃を受けて沈没。同船団は高速輸送船を主軸に対潜警戒の護衛空母「大鷹」を護衛につけるという大規模船団であった。船団はタンカー永洋丸が被雷落伍したほかは比較的順調に航海を続けた。しかしそれは嵐の前の静けさに過ぎなかった。目的地リンガエン湾まであと少しのルソン島西北に差し掛かったところで、船団は米軍のウルフパックに包囲されたのであった。ウルフパック(群狼戦術)の名の示す通り、群狼のごとき米潜水艦群に重包囲された船団の運命は、ただただ悲惨であった。真っ先に血祭りにあがったのは、護衛の主力であったはずの空母「大鷹」であった。同艦へは魚雷2発が命中、ガソリンタンクの大爆発により火だるまと化し10分たらずで沈没した。頼みの空母が真っ先にやられたショックに加え、各船の通信室には米潜水艦の交わす無線交信がしきりに入るようになり、船団は大パニックに陥った。船団指揮官(第6護衛船団司令官・梶岡定道少将、旗艦は択捉型海防艦「平戸」)は「船団は敵潜水艦に包囲された模様、各艦船は警戒を厳重にし全速単独航行に切り替えよ」と命令。恐慌状態に折からの悪天候も加わって船団はてんでバラバラ、思い思いの方向へ散り散りに逃げ惑う各船へは片端から魚雷攻撃が加えられた。「帝亜丸」沈没、「能代丸」被雷大破、「阿波丸」被雷大破、「玉津丸」轟沈、「帝洋丸」轟沈……この大混乱のさなか、「速吸」にもまた魚雷2本が命中。航行不能になったところへ止めの魚雷3本が撃ち込まれ、その短い生涯を閉じたのであった。ヒ71船団は結果、一個旅団相当の約7000人もの陸軍将兵が戦わずして死亡。一個連隊相当の約3000名の将兵は救助されたものの、食料も武器も失って戦力喪失。さらに1万トン以上にのぼる兵器、弾薬、食料も海没。「速吸」をはじめとしたなけなしの大型高速優秀船の喪失は、逼迫する輸送事情への更なる大打撃となった。フィリピン決戦に備えての戦力増強を期待された大輸送船団は、結果としてかつてのダンピールの悲劇をも上回る大惨劇となってしまったのだった。
彼女の写真は帝国海軍艦艇の中でもとりわけ少ない。なにしろ敵潜水艦ブルーフィッシュの魚雷が命中、沈没中の姿を潜望鏡越しにとらえた1枚しか存在しないのである。
ヒ71船団を含め、バシー海峡方面で沈んだ数多くの霊を慰めるために、生存者と日台仏教関係者が尽力。海峡を望む台湾最南端の猫鼻頭の地に「バシー海峡方面万国戦没者慰霊堂」が建立された。いま「潮音寺」として知られている慰霊施設がそれである。しかし現在現地台湾人の善意で管理運営されているものの、建立から30年以上が経ち老朽化・損傷が甚だしく、支援が待たれる状態であるという。
タコマは元々は北米のハイラックスだったのだが、1995年に初代が登場して以来、フロントのデザインを大幅に変更している。タコマの大半のグレードにはV6ガソリンエンジンが設定された一方で、ディーゼルエンジンは無い。装備を抑えた通常仕様から、上記の車両説明にもあったようにスーパーチャージャーを搭載したスポーツ仕様まで、アメリカ市場に合わせていた。
グレード的には、2ドア2人乗りのレギュラーキャブやマツダ・RX-8のような観音開きの4ドアを持つアクセスキャブ(4人乗りでありながら後席は補助席程度である)、4ドアのダブルキャブ、スポーツタイプであるS-ランナー(初代のグレード)とX-ランナー(2代目、SEC『グランツーリスモ4』から収録されている)がある。なおカルフォルニアなどの西海岸ではオプションとしてFRP製トノカバーがあり、これを装着してサーフボートを積んでいるタコマが多いようだ。
実はトヨタにはもう一つのピックアップトラックとして、北米向けの"タンドラ(グランツーリスモ未収録)"があって、リアエンブレムにはトヨタマークが無く、代わりにTopGearにも登場した伝説のハイラックスみたいにリアにでかく「TOYOTA」と書かれている。
ちなみに、いまだにこの2代目がアメリカのトヨタディーラーで販売されているが、来年の2016年にフルモデルチェンジした3代目が登場する予定である。
速吸が持つこの2代目タコマは、数ある艦娘の中でも異例のピックアップトラックを採用。補給艦と言うことで、荷台があって運びやすい国内メーカーでグランツーリスモに収録されているタコマ X-ランナーとなった(収録されているもう一台は、国内メーカーの生産車「ダイハツ・ミゼットⅡ Dタイプ'97」でもいいが、戦力が運ぶ荷台の大きさを見ればわかるだろう。ちなみにミゼットⅡの所有している艦これキャラは鎮守府にいる「妖精さん」)。PP(パフォーマンスポイント)を見ればわかるように、310PSに1,677kgとかなり低コストなのが分かる。ちなみに、改になっても足回り関連を見直した程度で、標準と大差はない。(なので改に関しては省略である)
稀に東京都などでタコマを見かけることがあると思うが、あれはUSカローラ等と同じ逆輸入されているタコマだと思われる。欲しい方は逆輸入車専門店や国内の中古車店を見てはいかがか。
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