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グランツーリスモ6(シエラ タイムラリー)

2015-06-27 17:16
    ■シエラ・タイム・ラリー

    スペイン・アンダルシア地方の景観を楽しみながら、痛快なタイム・ラリーに挑戦しましょう。舞台となるのは貯水湖の周りに設定された全長27kmというロングコース、サーキット・デ・ラ・シエラ。コース上に設けられた11のチェックポイントを時間内に通過して、ゴールを目指してください。次々と現れる他のクルマをうまくオーバーテイクすればコンボによってポイント獲得率もアップ。一時的にパワーアップが可能なナイトロの使いどころも高得点の鍵となります。

    【使用コース】
    ●サーキット・デ・ラ・シエラ

    スペイン・アンダルシア地方にあるシエラ・デ・グラサレマ自然公園。その北端に位置するサアラ・エルガストル貯水湖の周りに設定された全長27kmというロングコースです。
    アップダウンに富み、タイトコーナーとハイスピードコーナーが絶妙に入り混じったレイアウトは爽快のひと言。切り立った台地に建つ白い家々、間近に迫る山々の稜線、広大なオリーブ畑・・、アンダルシア地方ならではの景観美を味わいながら、ドライビングの醍醐味が堪能できます。

    【チェックポイント】

    コース上には11カ所のチェックポイントが設けられています。それぞれのチェックポイントを時間内に通過すれば、時間制限が延長されます。自分のいるおおまかな位置や残りチェックポイントの数は、画面左上のインジケーターの点滅で確認。インジケーター上のプログレスバーでは、次のチェックポイントまでの到達度が分かります。
    ・チェックポイントマーク↓

    ・スピードポイントマーク↓


    【オーバーテイク】

    他のクルマをオーバーテイクするたびに、コンボレベルが上がりレベルに応じて、スコアが上乗せされます。コンボをうまく使って高得点を狙いましょう!
    チャレンジ1の敵車
    ・チャレンジ2の敵車
    ・チャレンジ3の敵車
    ・チャレンジ4の敵車

    【ナイトロ】

    イ ベント専用車には、作動中だけエンジンパワーを高めるナイトロキットが装着されています。初期設定では R1 ボタンに割り当てられていますが、オプションで変更することもできます。ナイトロの量には限りがあります。使うタイミングを考えて高ポイントを獲得しましょう!

    【使用車種】
    ●チャレンジ1:アバルト/500'09

    「アバルト復活第2弾は大人気500。見た目も走りもきりりと勇敢」
     イタリアの歴史的なチューンナップ・ブランドであり、さまざまな高性能車を生み出してきたアバルト&Cが正式な復活を遂げたのは、2007年のこと。発表と同時に、フィアット グランデプントをベースとしたグランデプント アバルトがお披露目された。
     その翌年3月のジュネーブショーで、ファン待望の新型モデルが登場した。それがこの500アバルトである。2007年に大々的なデビューを飾り世界中の話題となった、新型フィアット500をベースとしている。
     新生500は歴史的な名車である2代目500を巧みにアレンジし、現代版として生まれ変わらせたモデルで、丸く愛らしいスタイリングとキビキビした走りで爆発的な人気を集めたが、アバルトはこの500の走りの部分を徹底的に磨きあげている。
     パワーユニットは1.4L 4気筒DOHCにターボチューンを加えたもので、135PS/21.0kgfmを発揮。1,100kgの軽量ボディが生む速さは0-100km/h加速7.9秒、最高速度204km/hと、車格を超えた数値を叩き出している。
     サスペンションは前がマクファーソンストラット、後ろがトーションビームと形式こそ標準型と同じだが、スプリングもダンパーも強化された専用品だ。さらにLSDのような働きをするTTCをはじめとした電子デバイス類各種も備わり、背高で丸い姿とは裏腹に安定した動きで素早くコーナーを駆け抜ける。
     加えて、空力を意識した大型の前後バンパー、サイドスカート、ルーフエンドのスポイラーなどで、標準型500と異なる勇ましいルックスを手に入れて、アバルトならではの品格をたたえている。

    ●チャレンジ2:フォルクスワーゲン/シロッコ R'10

    「シャープなコーナリングフィールが持ち味の端正なスポーツクーペ」
     2008年にその名前が復活したフォルクスワーゲン・シロッコは、ゴルフの基本コンポーネンツを巧みに利用して開発されたスポーツクーペだ。
     主力となるターボ+スーパーチャージャーの1.4TSIでもその動力性能は高い評価を得ていたが、2009年、さらにハイパフォーマンスを誇るモデルが追加された。その名もシロッコ R。シロッコがニュルブルクリンク24時間耐久レースで2年連続クラス優勝を飾ったことを受けて、そのテクノロジーをフィードバックしながら開発された最もホットなモデルである。
     ロードホールディングの高さを想像させる抑えめの車高と、ワイドトレッドなボディスタイリング。ニュルブルクリンク参戦車両を彷彿とさせる専用の前後バンパー、サイドスカート、ルーフスポイラーで武装し、サスペンションやブレーキも大幅に強化。ツインクラッチトランスミッションDSGに組み合わされるパワーユニットは、256PS/6,000rpm、33.7kgfm/2400-5,200rpmへとチューンナップされた2.0TSIの直噴ターボエンジンだ。これはほぼ同時期にデビューしたゴルフ Rに搭載されていたものと同じだが、ゴルフ Rが4WDシステムの4モーションを採用しているのに対し、シロッコ RはFFのまま。理由は、車重の増加を嫌ったからである。
     その結果、1,410kgとゴルフ Rより120kgほど軽量に仕上がり、フォルクスワーゲンの全ラインナップ中で最もスパルタンな乗り味を持った俊足を誇るハイスペックスポーツモデルとなった。
     豪快なエンジン音、シャープなコーナリングフィール。実用性を兼ね備えながら、思う存分にスポーティな走りが堪能できる貴重な1台である。

    ●チャレンジ3:フェラーリ/GTO'84

    「一見派生モデルだが中身は専用設計。400PSを発揮するモンスター」
     モータースポーツの車両規定にグループBが導入された1982年前後を境に、年間200台というホモロゲ―ションを満たすためのクルマがさまざまな自動車メーカーから送り出された。1984年のジュネ―ブショーでデビューしたこのGTOもその中の1台だ。非公式だが、GTOの前に288を付けて288 GTOと呼ばれることもある。
     GTOの「O」はイタリア語でホモロゲ―ションを意味するomologazione。ひと目で308 GTBの派生と推測できるそのスタイルは、ベースの308 GTBのルックスを逸脱しないように考えられていた。しかし、エンジンを縦置きに変更、ホイールベースは110mm延長され、ボディの外板にカーボンをはじめとする軽量素材を多用するなど、そのほとんどが専用設計で、実際には別物というべきクルマである。
     スタイリングは、当時ピニンファリーナに在籍していたレオナルド・フィオラヴァンティが担当。張り出した前後のフェンダーやノーズに追加されたフォグランプとパッシングランプ、往年の250 GTOを彷彿とさせるリアのダックテール処理や3本の縦型ルーバーなど、戦うための道具を持つ凄みと、フェラーリらしいエレガンスが混在した美しいフォルムである。
     エンジンは308用の3Lを2.6Lツインターボ化して搭載していたレーシングカー、ランチア LC2のもので、グルーブBの上限である2.8Lツインターボに仕立て直したもの。1,160kgという軽い車体に400PS/50.6kgfmというスペックは最高時速305km/hと、当時のフェラーリ最速といえるパフォーマンスを発揮した。
     272台が生産された288 GTOだが、一度も実戦を戦うことはなく生産は終了。その基本思想は288 GTO エボルツィオーネという実験車両を経て、F40に継承されていく。

    ●チャレンジ4:日産/GT-R ニスモ'14

    「量産市販車としてのニュルブルクリンク世界最速記録を塗り替えたR35モデル」
     2007年に発売されたR35型日産GT-Rはデビュー後も改良を重ね、速さに磨きをかけた。2014年モデルのラインナップに追加された日産 GT-R ニスモはその集大成ともいえる1台である。
     その名の通り、日本のスーパーGTや世界中のGT3カテゴリーにおけるニスモの経験とノウハウを市販車にフィードバックしたモデルだ。
     2014年モデルのGT-Rは標準型からして車体の高剛性化やシャシーの改良などが施されているが、日産 GT-R ニスモはそれをベースに、通常のスポット溶接に加え構造用接接着剤を用いて車体をさらに強化するという、アフターマーケットでは不可能な車体チューニングを実施。さらにカーボン製のバンパー、リアスポイラー、サイドシルカバー、アンダーカバーなどで空力性能の向上を徹底的に追求。300km/h走行時には標準モデル比+100kgのダウンフォースを稼ぎ出すと同時に4輪の接地荷重の変化をさらに抑えるなど、入念な改良が施された。
     シャシーにおいても特注のビルシュタイン製ダンプトロニックダンパー、フロントの専用アッパーリンク、リアの中空スタビライザーなどを新たに採用してコーナリング性能を高めるなど、総合的なチューニングが進められた。
     またVR38DETTユニットはGT3マシン用エンジンと同じタービンや専用開発のインジェクターを採用することなどで、実に600PS/66.5kgfmというスペックを手に入れている。
     この日産 GT-R ニスモは正式発表を前にした2013年9月、ミハエル・クルムのドライブでニュルブルクリンクを7分8秒679で周回、量産市販車としての世界最速記録を塗り替えた。

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