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【奥田隆一郎の重賞の見解:新潟記念編】
編集者(以下、編) 今週は新潟記念です。昨年は3連単70万馬券、一昨年は26万馬券の高配当が出て、波乱になることが多いレースといえるでしょう。そんな新潟記念の見解を聞かせてください。
奥田隆一郎(以下、奥) 了解、夏競馬の最終週なので良い感じで締め括りたいね。
編 そうですね。まずは新潟記念が行われる新潟芝2000m外回りのコース解説から、お願いします。
奥 このコースはスタート地点が2角奥のポケットにあり、スタートしてから最初のコーナーまで約950mの直線を走る。そしてコーナー2回のワンターンで最後の直線は約659mもあるため、芝2000mのほとんどが直線部分になる。最後の直線は全競馬場の中で最長距離なので、直線で差し脚を活かせる馬を狙いたい。
編 注目の直結コースは?
奥 直結コースとして、同じ左回りで直線が長い東京芝1600~2400m、左回りで中距離の中京芝2000~2200mに注目する。
編 なるほど。東京と中京の中距離実績が重要ですね。
奥 その他で注目するのは、新潟記念が開催最終日(今年は12日目)に行われるため、基本的に外枠が有利なレースということ。近3年の1~3着馬を確認すると、昨年は8枠の馬が9人気2着と3人気3着、一昨年は8枠の馬が12人気1着、さらに1~3着を7~8枠の馬が独占した。また、3年前も8枠の馬が2人気1着と5人気3着に好走した。コース適性が高い馬の中から、外枠(7~8枠)に入った馬を高く評価したい。
編 では、それを踏まえて現時点の注目馬を教えて下さい。
奥 新潟記念の好枠となる8枠から発走するプラダリアを推奨する。
編 プラダリアは、注目コースと話された東京芝2400mで重賞の青葉賞を制しています。
奥 その後、秋の菊花賞は内回りの長距離が合わないことを理由に無印にしたが(結果7着)、今年に入って中距離に出走すると直結コースの日経新春杯を3着、京都記念を3着に好走した。中距離重賞では好勝負になっている。
編 たしかに今年の春も長距離の目黒記念を凡走しましたが、距離短縮した宝塚記念は16人気6着に善戦しました。
奥 今回は中距離に出走することがプラス材料となり、直線の長いコースは合うため好勝負を期待する。
編 わかりました。次に2頭目の推奨馬は?
奥 イクスプロージョンを推奨する。
編 イクスプロージョンは、新潟芝2000mの新潟大賞典(G3)を12人気3着に好走しました。
奥 そうだね。それまでにも直結コースで同距離となる中京芝2000mで高山Sを勝ち上がってオープン入り。そして直
結コース新潟芝1800mの関越S(OP)を制している。
編 直結コースの好走が多いんですね。
奥 左回りの中距離戦が適条件、特に新潟芝外回りコースを得意にしている。前走の函館芝コースは不得手な条件なので度外視でき、今回は得意コースに替わるため大駆けを警戒する。
編 わかりました。重賞予想の最終結論は【 直結式 重賞予想 】のチャンネル会員様向けに公開されます。ご購読は【チャンネルに入会して購読】のボタンから、お申込みください。今週も、ありがとうございました。
【 直結式 重賞予想 】
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(用語解説)直結コースとは…今回のコースと同じような適性が求められるコースのこと。直結コースの好走実績がある馬は、今回のコースに対して適性が高いと判断できる。「直結式馬券術」は、コース適性の高い穴馬を推奨して高配当を狙う馬券術です。
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奥田隆一郎の「直結式重賞予想」
更新頻度:
土曜1回、日曜1回
最終更新日:
チャンネル月額:
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(税込)