【奥田隆一郎の重賞の見解：東京新聞杯編】

編集者（以下、編）　東京芝コースが得意な奥田さんは、昨年2月も絶好調でしたね。他サイトになりますが、勝負予想で初音S(東京芝1800ｍ)を◎8人気→△3人気→☆10人気の3連単52万6,580円的中！その翌週に重賞のダイヤモンドS(東京芝3400ｍ)を○2人気→☆13人気→△1人気で3連単12万1,000円的中されました。

奥田隆一郎（以下、奥）　昨年の同時期に２週連続で高配当を的中させていたんだね。
　
編　そうなんですよ。このサイトでは重賞の予想を公開するので、今週は東京芝コースで行われる東京新聞杯を取り上げます、楽しみですね。

奥　今週は東京新聞杯で、再来週はさきほど話題に出たダイヤモンドSの予想を公開するよ。

編　いいですね！まず、今週は東京新聞杯の東京芝1600ｍのコース解説からお願いします。

奥　東京芝1600ｍはスタート地点が２コーナーから向正面に入った直線上にあり、スタート後に長い直線を進んで３コーナー手前に上り坂、さらに最後の長い直線にも上り坂が待ち受ける。距離1600ｍに占める直線部分が多く、上り坂が２回あるタフなコースだね。大きな競馬場でゴチャつく可能性が低く、適性の高い馬が能力を発揮しやすい。直線の長いコースを得意にしている馬や坂を苦にしない馬を狙いたい。

編　では、それを踏まえて現時点の注目馬を教えて下さい。

奥　アヴェラーレを推奨する。

編　アヴェラーレは、東京芝コースを３勝しています。

奥　東京巧者であり、その他に中京芝1600ｍで豊橋S(中京芝1600ｍ)を勝ち、新潟芝1600ｍにて重賞の関屋記念を制した。これらの好走実績から、左回りコースのマイル戦がベスト条件といえる。

編　前走は休み明けの京都金杯を追い込んで４着でした。

奥　叩いての良化を見込めるうえに、前走の京都から左回りの東京に替わることがプラス材料。得意コースの変わり身を警戒するよ。

編　わかりました。次に２頭目の推奨馬は？

奥　ダノンタッチダウンを推奨する。

編　ダノンタッチダウンは、朝日杯FSの２着馬です。

奥　ダノンタッチダウンは、直結コースの阪神芝1600ｍでデイリー杯２歳Sを連対後、GⅠレースの朝日杯FSを２着に好走。直線の長いコースのマイル戦を得意にしている。

編　東京芝1600ｍのNHKマイルCは４着でした。

奥　NHKマイルCは３角で二桁番手の馬が１～３着を独占したため、この馬が３角８番手から４着に来たことを評価できる。休み明けを叩いての上積み、適性の高いコースが舞台で復活の大駆けを期待する。

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【 直結式 重賞予想 】
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(用語解説)直結コースとは…今回のコースと同じような適性が求められるコースのこと。直結コースの好走実績がある馬は、今回のコースに対して適性が高いと判断できる。「直結式馬券術」は、コース適性の高い穴馬を推奨して高配当を狙う馬券術です。