まえがき

「なぜ、ここまで民意が無視されるのか?」
街頭では「石破やめろ」の声が響き渡っているのに、テレビをつければ「石破続投を望む声が増えている」という報道ばかり。あなたは、この奇妙な違和感を覚えたことはありませんか?

本来メディアは「国民に事実を伝える存在」であるはずです。ところが現実には、オールドメディアは都合のいい情報だけを切り取り、世論を特定の方向へ誘導しようとしている。しかもその矛先は、石破茂首相を守り抜こうとする「戦後レジーム」の延命に向けられているのです。

この記事では、なぜ日本の政治がいま“民主主義の危機”に直面しているのかを徹底的に掘り下げます。石破政権の責任回避、メディアの偏向、そして自民党内部の分裂――。これらの点を、あなたと一緒に考えていきたいと思います。

第一章では「オールドメディアの世論操作」を中心に明らかにします。そして第二章以降では、有料部分にて「石破政権の崩壊シナリオ」「自民党の分裂危機」「日本外交への悪影響」まで、さらに深く分析していきます。

「この国の未来をどう守るのか」そう問いかけながら、一緒に真実を見つめていきましょう。


第一章:オールドメディアと石破政権の世論操作

「なぜ国民の声は無視されるのか?」

街頭で数万人が「石破辞めろデモ」に参加し、SNSではその映像や写真が瞬く間に拡散されました。にもかかわらず、テレビや新聞――いわゆるオールドメディアは、ほとんど沈黙。まるでデモが存在しなかったかのように扱っています。

一方で、数週間前に行われた「石破やめるなデモ」は小規模だったにもかかわらず、堂々と報道されました。しかも「国民の間で石破茂首相を支持する声が広がっている」といった論調です。

あなたは、この“情報の選別”に違和感を覚えませんか?

これは単なる「報道の偏り」ではありません。国民に正しい情報を伝えるのではなく、意図的に「石破政権を守る」方向に世論を操作している。まさに世論操作・偏向報道の典型例なのです。

三度の選挙大敗、それでも責任を取らない石破首相

事実を並べれば明白です。石破政権は、衆議院選挙・東京都議会議員選挙・参議院選挙と、三度の選挙で大敗を喫しました。特に国政選挙で二度敗北しているのに、政権を維持しているのは異常と言わざるを得ません。

ところが、石破茂首相は「党が悪かった」と責任を党全体に押し付け、自らの進退には触れませんでした。これこそ**「責任を取らない首相」**という民主主義における最大の問題です。

本来なら、オールドメディアが真っ先に「責任追及」をすべき場面。しかし現実には追及どころか、石破氏を擁護する報道ばかりが目立ちます。国民が「民主主義の危機」を訴えても、メディアは意図的にスル。むしろ石破続投を正当化するかのような空気を作り出しています。

「マスコミの世論」という幻想

自民党の森山幹事長は「国民世論と党内世論が乖離しているとすれば非常に怖い」と述べました。一見すると正論ですが、実態は違います。ここで言う“国民世論”とは、オールドメディアが作り上げた“マスコミの世論”に過ぎないのです。

本来、民意は選挙結果や街頭デモの形で示されるもの。しかしメディアは、それらを無視し、都合のよい数字や調査結果だけを切り取り、「石破やめるな」という虚像を描き続けてきました。

結果、国民の声は歪められ、政治の場では「あり得ない話」が当然のようにまかり通る。これはオールドメディアと石破政権の結託に他なりません。

戦後レジームと石破政権の蜜月

なぜメディアは、ここまで石破茂を擁護するのか?
その答えは「戦後レジームの守護者」という彼の立場にあります。

戦後GHQが敷いたリベラル体制を肯定し続ける石破氏は、メディアにとって“守るべき政治家”なのです。安倍元総理が「戦後レジームからの脱却」を掲げたとき、メディアは「危険だ」と徹底的に攻撃しました。しかし、石破政権には真逆の態度――擁護と持ち上げを繰り返す。

「石破辞めろデモ」を無視し、「石破やめるなデモ」を大きく報じるのも、その延長線上にあります。オールドメディアは自らのリベラル体制を守る防波堤として、石破政権を支えているのです。

モラルハザードがもたらす民主主義の危機

こうした構図は、日本の政治に深刻なモラルハザードを生み出しています。

責任を取らない首相
追及しないメディア
歪められる民意

この三つが揃えば、「責任者は責任を取らなくていい」という“悪しき慣例”が定着します。やがてそれは社会全体に波及し、子供たちにも「失敗しても謝らなくていい」という間違ったメッセージを与えかねません。

国民の知る権利は奪われ、正しい判断の機会は失われる。こうした積み重ねこそが、今まさに叫ばれている「民主主義の危機」なのです。

ここまでで見えてきたのは、オールドメディアと石破政権が結託し、国民の声を踏みにじっている現実です。
しかし――これはまだ“序章”に過ぎません。
本当の危機は「自民党内で進む石破おろし」と「外交の孤立」。そして石破退陣後に訪れる、日本政治の大転換です。
その全貌を知りたい方へ、続きを有料部分でお届けします。

👉ここから先が、記事の核心です。


第二章:自民党内で進む「石破おろし」と政権崩壊シナリオ

第一章では、オールドメディアが石破政権を擁護し、世論を誘導している姿を見てきました。
しかし、党内の空気はまったく違います。むしろ自民党内では、石破茂首相の責任を問う声が日に日に大きくなり、**「石破おろし」**が現実の政治課題となりつつあるのです。

なぜ党内でここまで不信感が広がったのか?
その答えは、繰り返される選挙の大敗と、首相本人が一切の責任を回避してきた態度にあります。
石破政権はこれまでに三度の大敗を喫しました。
衆議院選挙、東京都議会議員選挙、参議院選挙――。どれも惨敗であり、特に二度の国政選挙で過半数を割り込んだことは政権の正当性を根本から揺るがす出来事でした。

それにもかかわらず、石破首相は「党が悪かった」と発言し、自らの責任を一切認めていません。さらに裏金問題の解明や処分も怠り、党の信頼を回復する努力をしない。これでは党員や支持者の不信感が高まるのは当然です。

こうした状況に業を煮やした党内からは、次々と「総裁選の前倒し」を求める声が上がっています。いまや石破政権の延命は、党内の分裂を加速させる要因となっているのです。

1. 副大臣・政務官の「離反ドミノ」

小林文明環境副大臣、神田順一法務政務官、斎藤健財務副大臣、笹川農水副大臣、竹新文科副大臣など、党内の中堅・若手からも「石破おろし」の声が次々に上がっています。
彼らは役職を失う覚悟で「総裁選の前倒し」を訴えており、もはや党内の危機感は抑えきれない段階に入っています。

2. 岸田前総理の「反石破宣言」

さらに決定的だったのは、岸田前総理の発言です。
「石破さんは自民党を愛していない。この人に任せておくと自民党そのものがなくなってしまう」
この言葉は、党の中枢にいる人間からの明確な“不信任”の表明でした。

3. 推薦人すら集められない可能性

次回の総裁選では、石破氏が推薦人20人を集められない可能性すら指摘されています。これは、首相でありながら党内で孤立していることを示す象徴的な数字です。

石破政権の崩壊は「時間の問題」とまで言われています。その理由は大きく3つあります。

派閥連携による「なだれ現象」
麻生派(43人)、旧安倍派(50人)、茂木派(36人)、岸田派(37人)――主要派閥が連携し、さらに無派閥議員も加われば、過半数(172人)を軽く超える勢力が形成されます。石破おろしは一気に加速し、政権崩壊は避けられません。

「総理と総裁の分離」案という危険な火種
党内では「総理総裁分離」という異例の案も浮上しています。しかし、もし石破氏が自民党総裁を辞任して総理を続けることになれば、党は分裂し、政権運営は完全に不可能になります。副大臣・政務官の離反ドミノが現実化すれば、政権は機能停止に陥るでしょう。

外交の失速と国際的孤立
外交の季節を理由に石破首相は政権にしがみつこうとしています。しかし、赤澤副大臣の訪米で関税交渉を拒否された事実は、アメリカが石破政権を「見切った」証拠。外交失敗はさらに国内の不満を増幅させ、政権の求心力を奪っていきます。

つまり、石破政権の崩壊は単なる「一政権の終焉」ではなく、日本政治の方向性を大きく左右する転換点なのです。
党内の石破おろし、派閥連携、そして国際社会からの冷たい視線――これらを総合すれば、政権の延命はもはや幻想にすぎません。

ここで問われるのは「次のリーダーは誰か?」ではなく、「責任を取らない政治からどう脱却するか」という本質的な課題です。

第二章では、自民党内部の「石破おろし」と政権崩壊シナリオを見てきました。
しかし問題はまだ終わりません。

第三章では、さらに踏み込みます。
石破政権を支えるオールドメディアが、どのように党内の動きすら歪めて報じているのか――そして「総理と総裁分離」という極端な案が、いかに日本政治を崩壊の淵に追い込むのか。

「石破政権の崩壊は何を意味するのか」――その答えを、一緒に探っていきましょう。

第三章:総理・総裁分離案と自民党分裂の危機

「総理大臣は続けたいが、自民党総裁は降りる」――。
いま自民党内で囁かれている“ウルトラC”とも言える奇策が、**「総理・総裁分離案」**です。

通常、総理大臣と自民党総裁は一体であり、それが政権与党の基盤を形作ります。しかし、この異例の案が浮上している背景には、石破政権の求心力低下と党内の不信感があります。

では、もしこの案が実現すれば何が起こるのか?
その答えはシンプルです――自民党の分裂、そして政権崩壊です。

なぜ「総理・総裁分離」が危険なのか。

第一に、政権運営の正統性が崩れます。
党員が総裁に選んだ人物ではなく、党内で信任を失った人物が総理の座に居座る。これでは「国民と党員の意思を無視した権力の私物化」となり、民主主義の根幹を揺るがします。

第二に、党内の離反が連鎖することです。
すでに副大臣・政務官クラスから「石破おろし」の声が上がっています。もし石破氏が総裁を降りても総理を続ければ、「泥舟から逃げる」ように閣僚や議員が次々と離脱するでしょう。政権運営は一瞬で機能停止に陥ります。

第三に、党の分裂と崩壊を招きます。
自民党の最大の強みは「政権与党としての一体感」ですが、それが失われれば、公明党を含めた連立の枠組みも揺らぎます。結果、政権交代の現実味すら帯びてくるのです。

1. 党内の深まる不信

自民党内の保守派は口を揃えて言います。
「石破さんは自民党を愛していない」
岸田前総理の言葉は象徴的です。石破氏が党の理念や歴史を軽視し、戦後レジームを守る姿勢を強調するたび、党内の不信感は広がっていきました。

2. 「石破おろし」と派閥の連携

麻生派、旧安倍派、茂木派、岸田派――主要派閥がすでに「石破おろし」で水面下の連携を強めています。
この動きは単なる政局ではなく、「自民党そのものを守るための防衛戦」と位置づけられています。もし分離案が現実になれば、これらの派閥が一斉に反旗を翻し、石破政権は瞬時に孤立するでしょう。

3. 「分離案」がもたらす分裂の連鎖

総裁を辞めて総理を続ける――これは一見“妥協策”のように見えますが、実際には「両方から信頼を失う」最悪の選択肢です。
党員からは「総裁を降りた以上、党を率いる資格はない」と突き放され、国民からは「総理に居座り続ける執念」への不信が増幅する。結果として、支持率は急落し、政権は崩壊の道を辿ります。

では、この危機をどう乗り越えるべきか。
答えは単純です――責任ある退陣です。

石破氏が潔く退陣し、新たなリーダーに道を譲ることで、自民党は再び求心力を取り戻すことができます。逆に責任回避を続ければ、党は分裂し、日本政治はさらなる混乱に陥ります。

ここで重要なのは「次のリーダー選び」以上に、「責任を取る文化を取り戻す」ことです。戦後日本が失いかけているこの価値観を取り戻さなければ、どの政権も長続きはしません。

この「総理・総裁分離案」をめぐる動きは、単なる政局の小話ではありません。
それは日本の政治文化を根底から揺るがす試みであり、**「責任を取らない政治」**を固定化する危険な前例になりかねないのです。

私たち国民が問うべきは、
「誰が次の総理になるか?」ではなく、
「誰が責任を取り、この国の政治に信頼を取り戻せるのか?」なのです。

ここまでで見てきたように、総理・総裁分離案は自民党分裂の引き金となり、日本政治をさらなる混乱に導く可能性があります。

しかし、問題は国内だけにとどまりません。
第四章では、石破政権の延命が外交の停滞と国際的孤立を招いている現実を掘り下げます。米国からの「ダメ出し」、外交シーズンへの執着、そして失われる日本の信頼――。

「石破政権の延命が、日本の国益をいかに損なっているのか?」
その真実を、次章で明らかにしていきます。

第四章:外交の停滞と国際的孤立

日本にとって、外交は国の命運を左右する重大なテーマです。
アメリカ、中国、ロシア、EU、そして新興国――世界はめまぐるしく変化しています。そのなかで首相の外交力が国益を守る最後の砦であることは言うまでもありません。

しかし今、石破政権の外交は完全に行き詰まりを見せています。
表向きには「外交の季節」を理由に政権にしがみつこうとしていますが、実際にはアメリカをはじめとする主要国から見限られ、日本は国際的な孤立へと追い込まれつつあるのです。

石破政権の外交が「停滞」どころか「失速」している理由は大きく三つあります。

アメリカの信頼喪失
赤澤副大臣が訪米した際、関税交渉を一蹴されたことは記憶に新しい出来事です。これは単なる交渉上の拒否ではなく、「石破政権とは本気で交渉する気はない」というアメリカの明確な意思表示でした。

国内の求心力低下が外交に直結
外交は相手国にとって「その指導者がどれほど長く政権を維持できるか」が最重要の判断材料になります。選挙で三度も大敗し、党内からも「石破おろし」が噴出している首相に、どの国も長期的な信頼を置けるはずがありません。

外交を“延命の道具”にする姿勢
石破首相は「外交の季節だから今辞めるわけにはいかない」と繰り返しています。しかしそれは、国益を守るためではなく、自らの政権延命のための口実に過ぎません。この姿勢が露骨に見えてしまえば、海外からは「日本の外交は空虚だ」と映り、ますます信頼を失っていきます。

1. アメリカからの「ダメ出し」

トランプ政権下のアメリカは、かつて安倍元総理に対しては一定の敬意と信頼を示していました。しかし石破政権になってからは、その関係性が一変。
赤澤副大臣の訪米時、関税交渉のテーブルにすらついてもらえなかった出来事は、アメリカが「石破政権を交渉相手と見なしていない」という冷徹な現実を突きつけました。

2. 中国・韓国との関係

表向きは「友好」を掲げる石破政権ですが、実際には中国にも韓国にも利用されているだけという状況です。尖閣諸島問題や歴史認識問題において、一歩踏み込んだ対応を避け続けた結果、日本の立場はますます弱体化。中国・韓国は「石破政権は強く出れば引き下がる」と計算し、外交カードとして利用しているのです。

3. 国際社会からの孤立

国際会議の場でも、日本の存在感は目に見えて低下しています。かつて安倍元総理や菅政権時代には積極的にリーダーシップを取ったTPPやインド太平洋戦略においても、石破政権は一歩引いた立場にとどまっています。その結果、日本抜きで議論が進められる場面が増え、「日本は頼りにならない」という評価が定着しつつあるのです。

外交の停滞は単なる「一時的な不振」では終わりません。
むしろそれは、日本が長年築いてきた国際的信頼を一気に崩し、アジアの安全保障や経済秩序に取り返しのつかない影響を与えかねません。

米国からは見放され、同盟の信頼が揺らぐ
中国や韓国からは利用され、国益を奪われる
国際会議では発言力を失い、日本が孤立する

こうした悪循環が続けば、日本は「アジアのリーダー」どころか「蚊帳の外」に追いやられてしまいます。

だからこそ今必要なのは、責任を取るリーダーシップです。
外交を政権延命のための道具とせず、国益を守るために真剣に取り組む姿勢。
国内の求心力を回復し、国際社会から信頼される政治を取り戻すこと。

石破政権が続く限り、それは望むべくもありません。
外交の信頼は、国内政治の正統性の上にしか築けないからです。

ここまで見てきたように、石破政権の延命は外交を停滞させ、日本を国際的孤立へと追い込んでいます。

では、この危機をどう乗り越えるべきか?
第五章では、石破政権の退陣後に訪れる可能性のある「新たな日本の政治と外交の展望」を掘り下げます。

「責任を取るリーダー」「国益を守る外交」とは何か。
そして、国民が本当に望む政治の形とは――。

第五章:石破退陣後の日本政治と新たな展望

石破政権が続く限り、日本は「責任を取らない首相」と「オールドメディアによる偏向報道」に縛られ、国内外で信頼を失い続けます。
しかし、仮に石破退陣が実現した場合――そこには大きなチャンスとリスクが同時に広がっています。

「誰が次のリーダーになるのか?」
「自民党は分裂するのか、それとも再生するのか?」
「日本外交は再び存在感を取り戻せるのか?」

石破政権崩壊のその先に、日本の未来を左右する重要な岐路が待っています。

石破退陣後、日本政治が直面する課題は少なくとも三つあります。

自民党再建と求心力の回復
石破氏の退陣によって「石破おろし」は一応の決着を迎えますが、その後に待っているのは「バラバラになった党をどう立て直すか」という課題です。派閥間の対立、旧安倍派・麻生派・岸田派の思惑、さらには公明党との関係――党の再統合には相当の調整力が求められます。

責任政治の文化を取り戻すこと
最大の課題は「責任を取らない政治」を終わらせることです。三度の大敗でも居座った首相の姿は、国民に深い失望を与えました。この悪しき前例を断ち切り、再び「責任を取るリーダーシップ」を政治に根付かせることが不可欠です。

外交の信頼回復
米国に見限られ、中国・韓国に利用され、国際会議で存在感を失った日本。石破退陣は外交再建の第一歩となり得ます。しかし、それには「国内政治の安定」と「新リーダーの信頼構築」が前提条件となります。

1. 新たなリーダー候補

石破退陣後、誰が次の総理総裁を担うのか――。
有力視されるのは、保守層からの信頼が厚い高市早苗氏、または調整型の岸田前総理の再登板、さらには茂木派や麻生派からの新顔登場も噂されています。

特に高市氏は「責任を取るリーダー」という姿勢を鮮明にしており、外交や安全保障での強い発信力も期待されています。

2. 自民党再生のシナリオ

石破退陣は、自民党にとって「膿を出し切る」機会でもあります。
裏金問題の解明、責任者の処分、党の信頼回復策――これらを徹底することができれば、自民党は国民から再び信任を得る可能性があります。逆に、これを怠れば「石破政権と何も変わらない」と見なされ、党の支持離れは加速するでしょう。

3. 外交の再建

新リーダーが誕生すれば、まず必要なのはアメリカとの関係修復です。
トランプ政権下のアメリカは「信頼できるパートナー」を求めています。責任ある姿勢を示せるリーダーが登場すれば、日米同盟は再び強固になり、経済・安全保障での連携も強化されるでしょう。

また、中国・韓国に対しても、譲歩ではなく毅然とした態度を示すことが求められます。日本が再び国際社会で存在感を示すには、「利用される日本」から「信頼される日本」への転換が不可欠です。

石破退陣後の日本政治には、大きな可能性が広がっています。
それは単に「石破が去った」という事実以上の意味を持ちます。

自民党が責任政治を取り戻すチャンス
国民が再び政治に信頼を寄せる可能性
日本外交が国際社会で存在感を取り戻す契機

この変化を現実にできるかどうかは、次のリーダーが「責任を取る文化」を本気で再建できるかにかかっています。

だからこそ、私たち国民一人ひとりにも問われています。
「次のリーダーに何を求めるのか?」
「どんな日本を未来に残したいのか?」

オールドメディアの偏向報道に惑わされるのではなく、自らの目で事実を見極め、声を上げていくこと。ネット世論が既に旧来メディアの影響力を超えつつある今こそ、国民の声が政治を動かす時代を切り開くチャンスです。

ここまでで、石破退陣後に訪れる日本政治と外交の展望を見てきました。
しかし、最後に残る問いは一つです。

「本当に日本は責任政治を取り戻せるのか?」

最終章では、この問いに答える形で、全体のまとめと読者へのメッセージをお届けします。
民主主義を守るために、そして未来の日本を形作るために。

第六章:民主主義を取り戻すために ― 最終まとめ

ここまでの章で見てきた通り、石破政権とオールドメディアは一体となって日本の民主主義を歪めてきました。

「石破辞めろデモ」を無視し、
「石破やめるなデモ」を誇張し、

選挙で三度の大敗を喫しても責任を取らない首相を擁護し続ける。

その結果、国民の声はかき消され、政治は責任を取らない者たちの舞台となってしまいました。これは単なる一政権の問題ではありません。
「責任を取らない文化」が日本社会に定着するかどうか――その岐路に私たちは立たされているのです。

このまま石破政権が延命すれば、事態はさらに深刻化します。

民主主義の危機
「責任を取らなくてもいい」という不健全な慣例が固定化されれば、政治家は国民に背を向け、自己保身に走るでしょう。それは政治の劣化を加速させ、やがて民主主義そのものを崩壊させかねません。

外交の孤立
外交を政権延命の道具にする石破首相に、主要国はもはや信頼を寄せません。日米同盟は弱体化し、中国や韓国には利用され、国際社会で日本は「発言力を持たない国」へと転落します。

国民の無力感
「声を上げても政治は変わらない」と国民が感じてしまえば、投票率は低下し、政治参加の意欲は失われます。その結果、ますます無責任な政治家が幅を利かせる悪循環が生まれます。

第一章から第五章までを振り返ると、問題の全体像が浮かび上がります。

第一章では、オールドメディアによる世論操作の実態を明らかにしました。
第二章では、自民党内で加速する「石破おろし」と崩壊シナリオを掘り下げました。
第三章では、「総理・総裁分離案」がいかに自民党分裂を招くかを見ました。
第四章では、外交の停滞と日本の国際的孤立を検証しました。
第五章では、石破退陣後に広がる日本政治の再生可能性を展望しました。

そのすべてが示しているのは、**「責任を取らない首相」と「偏向報道を繰り返すオールドメディア」が、日本の民主主義を蝕んでいる」という一点です。

では、この危機を乗り越えるために必要なものは何か?
それは **「責任を取る政治文化」**を取り戻すことです。

選挙で敗れたなら、潔く責任を取る。
政治資金問題が起きたなら、真相を徹底的に明らかにする。
国民の声が上がったなら、正面から受け止める。

こうした当たり前の政治倫理を回復することでしか、日本の政治は再生できません。そしてそれを可能にするのは、新たなリーダーと、何より国民一人ひとりの意思です。

あなたに問いかけたいのです。
「これからの日本に、どんなリーダーを求めますか?」

オールドメディアの偏向報道をそのまま信じるのではなく、情報を自ら選び、判断し、発信していくこと。SNSやネットメディアが広がった今、国民の声はかつてないほど力を持っています。

次の時代をつくるのは、政治家だけではありません。
あなたの声こそが、日本の民主主義を守る最後の砦なのです。

石破政権とオールドメディアの癒着が作り出した「民主主義の危機」は、いずれ必ず終わります。
問題は、その後の日本をどう立て直すかです。

この記事を通じて私は、「責任を取らない首相」と「偏向報道を繰り返すオールドメディア」という二重の問題をお伝えしてきました。
しかし最後に強調したいのは――未来を決めるのは政治家でもメディアでもなく、国民一人ひとりの意思だということです。

あなたの一票、あなたの発信、あなたの判断力。
それが積み重なったとき、日本は必ず再び責任政治を取り戻し、信頼される外交を実現できるでしょう。

未来は決して閉ざされていません。
石破政権の崩壊は終わりではなく、むしろ新しい日本の始まりです。

👉 これからの時代をどう生きるか。
その選択は、私たち一人ひとりの手の中にあるのです。


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※高倉 龍之介(政治フリージャーナリスト・映像クリエイター)