食への保守と革新 料理科学の森
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食への保守と革新 料理科学の森

2020-02-16 17:00




    ※今回は【心理学】の話です
    「ハッキリした答え」というものがあるわけではないので、一つの考え方として読んでください

    私達人間は、色々なものを食べる雑食性動物です
    動物の生き残り戦略を考えると、雑食性動物の方が、慣れ親しんだ食べ物が入手困難な状況になったとしても、それ以外の食べられるものへと嗜好をシフトすることで、飢餓を脱することができる

    しかし一方で、新たな食材は毒性を持っているなどリスクが存在します。
    すなわち人間には
    ●食べたことのないものを食べるのを嫌がる「食物新奇性恐怖
    ●食べたことのないものを食べてみたい「食物新奇性嗜好
    の二つを持っていると考えられています

    分かりやすく言えば、「旅行先で定番のものが食べたい一方で、ちょっと変わったものも食べてみたい」である


    西洋人の多くはピンクがかった赤色の冷たいデザートを見たら、甘いフルーツのアイスクリームを思い浮かべる
    客は甘い」と思って食べたが、実際は「塩のきいた」アイスだった。
    こうしたときの「驚き」あるいは「期待外れ」はかなりショックで、不快感を覚えることも多い

    その後の実験で、この時アイスの名前を「塩味のアイスクリーム」や「フード386」などというミステリアスな名前を付けた場合、つけていなかった人々よりも明らかにそのデザートを楽しんだ


    ここからは主観です
    今回は2冊の書籍からの紹介ですが、個人的に似たような事例を考えてみたところ

    「あらかじめ全体を把握した(どれぐらいの高さから落ちるか知っている)ジェットコースター」が一番近い感覚と思いました

    参考文献 「食べること」の進化史 「おいしさ」の錯覚

    公式ホームぺージ 料理科学の森

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