性別なんて消えちまえ
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性別なんて消えちまえ

2019-02-04 20:54
    私生活の方で色々と問題が発生していて趣味の物事が全面的に停滞しつつあります。
    しかしながら以前にも書いたことですが、あんまりブログを放置するのは私としても本意ではなく、以前から「ブログのネタに困ったら自分の人生の切り売りをする」と(勝手に)決めているので、今回も自分語りをしましょう。
    それで、今回の話は大雑把に言うなら「性別」に関することです。
    まあ単純に他のネタがなかったこともあるのですが、丁度ここ最近はLGBTへの配慮がどうたらみたいな話も増えつつありますし、自分としても色々と考えていたことがあるのでそれらを書き連ねてゆきます。

    性別の話と書いたところで一応書いておきますと、私の性別は男です。
    女みたいなペンネームなので時々女と勘違いされることがあるのですが、別に女性と思わせたくてこんな名前にしたわけではないし、普段から特に性別を隠してもいません。
    それはともかく、これから性別に関することを書くにあたって、とりあえず私の顔写真を貼っておくので、変なもの見せるなと思う方はこのあたりで引き返すことをおすすめします。




















    縮小やトリミングは行っていますがフォトショやアプリによる加工は一切入っていません。
    見た人が美形と思うか不細工と思うかは知りませんが、まあ日本における一般的な男性のファッションでないことは間違いないでしょう。
    化粧品を多数使用しており、化粧下地にパウダーファンデーション、アイシャドウ、アイブロウ、アイライナー、マスカラ、ノーズシャドウ、口紅、ついでに髪もウィッグです。全部外したらジャガイモみたいな頭のハゲになります。
    今回は映っていませんが服装は男女兼用のものを主に選んでいて、スカートを履くようなことはないですが、いかにもな「男らしい」服装をすることはほぼありません。
    遊びでやっているのではなく、ちゃんとした場に外出する時は基本的にこのスタイルです。

    それでは、ここで一つクイズをしましょう。
    私が恋愛対象としている性別は、男性でしょうか、女性でしょうか?











    答えは女性です。
    本来なら当然女性ですと書きたかったのですが、色々あって削りました。
    と言うのは、どうにも今の日本では「化粧してる男?じゃあオカマだからホモに決まってるだろ」みたいな認識の人が大多数らしいし、おおむね私が知る限り、化粧をしたり女みたいな服装をする男は「女装した自分を性的対象にしている」または「女装して男に抱かれるのが好き」のどちらかがほとんどだったので、そんな認識になることも仕方ないのかな、と思わなくもないためです。
    ここ最近はテレビ等で「女装男子」と呼ばれる人が扱われ始め……まあ、それ自体の善し悪しはともかくとして、「ゲイではない、あくまで女装するのが好き」という人の存在に対しても多少はスポットが当たることが出てきたように思いますが、それでも「女装=ホモ」という考えは根強く存在します。

    ただ、私自身の認識で言えば「ファッションの好みと性的対象の性別に何の因果関係もなくて当たり前だろ。バカなのか?」くらいの考えなので、こうした「女みたいな格好の男=ホモ」みたいな認識に対しては本気で理解に苦しんでいます。
    お相撲さんはちゃんこ鍋を食べるだろうけど、「ちゃんこ鍋を一度でも食べたことのある人間は一人残らずお相撲さんに決まっている」なんて言う人はいないでしょう。
    それと同様で、まあホモセクシャルの人に女みたいな格好を好む人(いわゆるオカマ)が多いのは事実だと思いますが、だからって女性的な格好をしている人間が全員ゲイであるかのように考えるのは、あまりに短絡的で幼稚な発想です。


    それはそうと、そもそも何故私がこんな格好をしているのかという話ですが、私は別に「女装がしたい」と思ってこんなファッションをしているわけではありません。
    ただ単に自分にとって一番似合う、良いと思う格好を自分のセンスで考えた結果こうなったのです。そういった意味では、私は女装家ともまた違うものだと思います。

    それで、性別の話。
    前述の通り、私が恋愛対象にしている性別は女性です。
    じゃあ、いわゆる「性自認」が男なのかと言うと、まあ多分男だと思うんですけど、正直よくわかりません
    なので、このあたりをもう少し詳しく語りましょう。

    そもそもの所、私は育った環境が特殊でした。
    5歳の頃に両親が離婚し、母に引き取られた私は、母の親戚の住む家で生活することになったのですが、その時の家族構成が母、姉、祖母、叔母、従姉妹(女二人)、と自分以外の6人が全員女
    従姉妹が漫画やゲームを好きだったため、私はそのお下がりと言うか、家に置いてあった「あさりちゃん」「ちびまる子ちゃん」「らんま1/2」といった漫画を読みながら、セーラームーンのゲームで遊ぶような生活をしていました。
    それで、当時の私はよく「自分が女の子だったら良かったのに」と考えていました。ただ、これは自分を女だと思っていたわけではなく、ただ単に身内と共有できる趣味が女性的なものしかなかったため、自分が最初っから女ならもっと自然に溶け込めただろうに、という考えでした。

    それともう一つ、おそらくはその環境のせいだと思いますが、全体的に私の思考は女性寄りでした。「男はこういうものが好き」「男は普通、こういう考え方をする」みたいなものには大抵同意できず、むしろ少女漫画の影響からか「男ってバカで下品でサイテー」みたいな認識を持っており、まあ男子の友達を作れなかったわけではないのですが、女子の方が気軽に話せる相手でした。
    こと「おっさん」は本当に苦手で、嫌悪と恐怖の対象でした。と言うか今もそうです。
    これは自分でも基準が曖昧で、まあいわゆる「バカで下品」に該当しなさそうな、紳士的な男性なら平気であることが多いのですが、体育会系だとか、昭和の日本男児みたいな男は本当に嫌で嫌で仕方がありません。
    私はラーメン屋に全く行かないのですが、その理由が「おっさんがいるから」です。ラーメン自体は少なくとも嫌いな料理ではないのですが、「おっさん」のひしめく空間に入ることに耐えられないのです。

    つまるところ、私は女性ばかりの環境で育ち、周囲の影響で女性的な思考が染み付いた結果「男嫌い」に陥ったんじゃあないか、と考えています。
    私が中途半端に女性的なファッションを好むのも、つまり男嫌いが原因で「男みたいな格好をしたくない、でも自分は女じゃないから女っぽすぎる格好も嫌だ」という思いが強いのだと思います。

    じゃあ、もし今すぐ女になれるなら女になりたいのか?と言うと、かなり微妙なところです。
    前述の通り私は男嫌いなので、死んでも男と恋愛をする気はありません。
    ただ、いわゆる「女の子らしい振る舞い」をしてみたいと思ったことはあるし、もしも自分が最初から女だったのなら、何の悩みもなく「女性のファッション」をすることができたでしょう。
    ただ、この考えについて私は「女性になりたい」のか、ただ単に「別の自分になりたい」という変身願望であるのか、自分でも区別が付いていません。

    そして、まあ魔法みたいなもので一瞬で女になれるならともかく、手術だの何だので手間を掛けて女になりたいとは全く思いません。そこまでするほど今の自分が男である事実に苦痛を感じているわけでもないし、そもそも女になったところで若返ったり、まるっきり別人の顔になれるわけでもないですからね。
    私は「美少女」になりたいんだ。不細工なオバさんになりたいんじゃない。
    そして仮に美少女になれたとしても、恋愛対象が女なら今度は同性愛者として生きていくことになるわけで、まあ今とは別の苦労が増えそうだと思いますね。

    要するに私は「美少女の自分」が欲しくて、かと言って男性としての性を失いたくもない、という考え方なのだと思います。(だからって美少女の体にチンコ生やすみたいな安直な解決は求めてないぞ。チンコ自体に男性性があるから嫌なんだ)
    ですが、これって要するに「男と女のいい所取りをしたい」と言っているようなもので、少なくとも純粋に「女になりたい」という考え方ではないでしょう。
    性自認は男だと思うけれどよく分からない」と書いたのは、こうした理由のためです。

    結局のところ私は純粋な男にもなりきれない、かと言って女にもなれない。男でいるのは嫌だけど、女になるのも嫌だ。そんな人物です。
    男のくせに女みたいな格好をするがゲイじゃない、トランスジェンダーでもない、ただの男嫌い。生きる上で何一つ得することのない、人間の出来損ないみたいな精神構造です。
    私自身、「男の考え」にも「女の考え」にもロクに賛同できないし、逆に私の考え方に同意してくれる男にも女にも出会えた覚えがありません。
    そんな自分のことを誰かに理解してもらいたい気持ちはあります。ですが、自分を理解しようとする人がやってくると、「お前なんかに俺の気持ちが分かってたまるか」と言いたくなるような所があります。
    まあ、ややこしい言い方をせずに言うなら「ダメ人間」でしょう。どうしようもありません。

    少なくとも私は、そんな自分に対して何か「配慮」をしろと他者に言うつもりはありません。私がラーメン屋に入れないのは私が人間の欠陥品だからであって、おっさんに罪はないからな。
    ただ「そんな人間もいる」と、認識してもらいたかっただけです。

    そもそも男とか女とか、性別なんてもの自体が存在しなきゃ楽だったんですけどね。
    ついでに年齢もなくしたい。全てから開放されたい。
    そしたら俺はお嬢様学校で後輩から「お姉さま」と呼ばれて慕われる存在になって(でも全員男でも女でもないし年齢もない)、後輩の頬に手を添えながら「フフ……いい子ね」とか囁くような生活を送るんだ。

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