女性声優の「声」について考えてみた

有料メルマガに関する記事を連続で書いたので、今度はアニメ関連の記事を書こうと思います。

◆「プロの女性声優」の声はエロい

最近のジブリ作品が面白いかどうかと、いわゆる「プロの声優」を起用してるかどうかに関連性があるかは分かりませんが、いわゆる「プロの女性声優」の声が色っぽい傾向にあることは間違いないと思います。

私が主に見ているアニメ作品が、いわゆる「深夜アニメ」だからかもしれませんが、エロい単語やあえぎ声を発するわけでなくても、女性キャラクターの声を聞いて「色っぽいなぁ」と感じることが多々あります。実際、人気があるとされる堀江由衣さんや花澤香菜さんらの声は、本当にエロいと思っています。ちなみに、私が一番エロいと思うのは、能登麻美子さんの声です。

もちろん、声がエロいことは悪いことではありません。やっぱり、エロかわいい声のキャラクターの方が魅力的だと思うからです。そして、おそらく、私と同じように思っている人が多いから、「深夜アニメ」では、色っぽい声を出せる声優が重用されているのだと思います。そうした背景があり、エロかわいい声の声優が増えていく。こうした構図があるのではないかと思っています。（ほとんど妄想ですが・・・）

そう考えると、かわいい声を出しながらエロさを感じさせない新谷良子さんや赤崎千夏さんは、素晴らしい才能の持ち主ではないかと思う次第です。

◆「正統派ヒロイン声」のポジションは？

現在の「深夜アニメ」を考えると、いわゆるジブリアニメに出てくるような「正統派ヒロイン」は苦難の時代を迎えているように思われます。何しろ、そういうポジションが存在しないのです。これでは、「正統派ヒロイン声」の女性声優は活躍のしようがない・・・ということはなく、違ったポジションで活躍をしているように思います。

ところで「正統派ヒロイン声」の声優ですが、私は寿美菜子さんや津田美波さんが該当すると思っています。必要以上にこびず、りんとした意志の強い演技ができる。こうした表現が妥当か分かりませんが、私は「清潔感」のある声だと思っています。

それでは、「正統派ヒロイン声」の持ち主である寿美菜子さんや津田美波さんは、どのような役割を演じているのでしょうか。もちろん、さまざまなキャラクターを演じているのですが、私が注目したのは、基本的に女子だけしか登場しないアニメで、男子のような役割を演じるキャラクターです。寿美菜子さんの場合ならば『Ａチャンネル』の西由宇子、津田美波さんの場合ならば『ゆるゆり』の船見結衣や『ゆゆ式』の櫟井唯となります。

つまり、現在の「深夜アニメ」における「正統派ヒロイン声」のポジションは「いじられキャラ」ということになります。「いじられキャラ」がいじられるたびに、エロかわいい声を出していたら、作品がおかしな方向に進んでしまうという判断から、こういった起用がされているのだろうと妄想しています。

あと、全く「正統派ヒロイン声」ではないですが、赤崎千夏さんが演じる『キルミーベイベー』の折部やすなは、本当に魅力的だったと思っています。折部やすなはソーニャ（声優：田村睦心）から容赦ない仕打ちを受けるのですが、悲鳴が全くセクシーではない。悲鳴がセクシーだったら、ある意味、危険な作品になっていたような気がしますが・・・。もしかしたら、そっちの方がＤＶＤ／ＢＤは売れたかもしれないなぁと思うと、複雑な気持ちになります。

◆結局、何を主張したかったのか？

実は大した主張はなく、ふとした妄想を記してみたいなぁと思っただけです。あとは、『ゆるゆり』と『ゆゆ式』の違いを書くと、ＰＶ数が稼げるとうわさに聞いたので試してみようと思ったけど、うまく行かなかったとか・・・。

こんな感じですが、私、渡辺文重は６月２９日（土）で４０歳になります。『有料メルマガ批評』では、タイトル通りに有料メルマガを批評しながら、アニメのことを書いていければと思っております。今後とも、よろしくお願いします。