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ごきげんよう。有料メルマガ評論家の渡辺文重です。今回は、おっさんの昔ばなしから始めます。
私は以前、有料の「携帯公式サイト」というメディアで編集者をしていたのですが、そこで、寄稿してくださったライターの方との間に、ちょっとしたトラブルが発生しました。それは「献本」をめぐる問題でした。ライターさんの主張は、自分が書いた原稿が掲載されているメディアが「献本」されることは当然ではないか、とのことでした。
確かに、ライターさんからの指摘は「ごもっとも」なのですが、「携帯公式サイト」はインターネット上に存在するデジタルデータのため、書籍のように「はい、どうぞ」とお渡しできる種類のメディアはないことも事実です。こちらは、原稿が掲載されたページをプリントアウトして送付するという提案したのですが、ライターさんの反応は芳しくありませんでした。
逆に、ライターさんから提案されたことは、任意のIDとパスワードを入力したら、「携帯公式サイト」が無料で見られるという仕組みはどうか、というものでした。しかし、それはシステム的な問題から難しい(開発工数を使えばできるが、他に優先すべき項目がある)ということになりました。
結局、「携帯公式サイト」の料金分を原稿料に上乗せするという方法に落ち着いたのですが、何というか、お互いにとって「興のそがれる」解決方法だったと、今でも思っています。
時代が進み、「電子書籍」という言葉も随分と普及した現在においては、こうした「献本」を要求するライターさんは、少なくなったのかなと思っています。しかし、感情的な部分では、現代においても「献本」されたいという気持ちはあるのかなと想像しています。
◆
ライターさんは「献本」されたいのかな、とは、随分と無責任な表現となってしまいましたが、実際のところ、有料Webマガジンを配信している私自身が、「献本」したいと思っているのです。有料Webマガジンの記事であっても、自分の親しい友人には無料で読んでもらいたい。こうした気持ちは、それほど特殊な感情ではないと思っています。
これまでにも、しばしば、有料メルマガを同人誌に例えてきたのですが……。同人誌即売会などでは、例えば、机が隣のサークルや親しいサークル同士で、同人誌の交換を行うケースがあると思うのですが、そういった感覚です。
こうした「献本」についてですが、有料メルマガでは意外と簡単に行えると思っています。単純に、有料メルマガを送りたい人のメールアドレスに送信すれば、それで「献本」となるからです。もしかすると、更新頻度の低い有料Webマガジンであれば、この方法で「献本」できるかもと思います。
しかし、更新頻度の高い有料メルマガや有料Webマガジンになると、更新するたびにメールを送り付けるのは、かえって迷惑かなという気持ちになってしまいます。いや、そんなことを気にせず、メールを送れるメンタルの強さがなければ、そもそも、有料メルマガや有料Webマガジンを配信しようなどとは思わないはずですが……。ぶっちゃけ、面倒なんですよね。実際、私も更新メルマガとかを無料で配信していますが、意外と手間がかかるのです。
そうすると、有料Webマガジンである「ブロマガ」や「note」に、「任意のIDとパスワードを入力した場合は無料で閲覧できる」機能があったら便利だなと思うのです。8年間が経過して、やっと、「携帯公式サイト」編集者時代に寄稿をお願いしたライターさんの気持ちに気付いた、ということでしょうか。
実は、「タグマ!」の場合だと、任意のIDとパスワードを入力すれば、『渡辺文重の有料メルマガ批評』が無料で読めるようになる、という仕組みが可能なのですが……。この管理は、タグマ!のシステム管理者が行わないといけないので、ホイホイと頼めないのが実情です。いや、有料会員数が1000人ぐらいいれば、自信を持ってお願いできるのですが……。
というわけで、とりとめのない話となってしまいましたが、「献本」が気軽にできる点は、有料メルマガの利点ではないかという結論で、よろしくお願いします。「献本」がいかに重要かは、以下のリンク先が参考になるかと思います。
・「KENPON」スタートガイド
http://www.densyo-search.info/kenpon/start-guide.php?p=1
※お知らせ
『渡辺文重の有料メルマガ批評』は現在、「タグマ!」「ブロマガ」「note」にて購読できます。
http://www.targma.jp/watanabe/
http://ch.nicovideo.jp/sammy-sammy/blomaga
https://note.mu/sammy_sammy
「タグマ!」の利点は、会員登録すれば、過去のバックナンバーが読み放題となること。「ブロマガ」の利点は、最初の2カ月間は1カ月分の料金のみで購読できること。(いわゆる「初月無料」)。「note」の利点は、公開直後から記事単位での購読が可能なことです。
また、更新するたびに「更新メルマガ」を配信しています。こちらへの登録は無料です。
http://www.targma.jp/watanabe/mailmagazine/
有限会社ブンヤのfacebookページでも更新情報を掲載しています。「いいね」を押してくださると、モチベーションが上がります。
https://www.facebook.com/bun.ya.net
私は以前、有料の「携帯公式サイト」というメディアで編集者をしていたのですが、そこで、寄稿してくださったライターの方との間に、ちょっとしたトラブルが発生しました。それは「献本」をめぐる問題でした。ライターさんの主張は、自分が書いた原稿が掲載されているメディアが「献本」されることは当然ではないか、とのことでした。
確かに、ライターさんからの指摘は「ごもっとも」なのですが、「携帯公式サイト」はインターネット上に存在するデジタルデータのため、書籍のように「はい、どうぞ」とお渡しできる種類のメディアはないことも事実です。こちらは、原稿が掲載されたページをプリントアウトして送付するという提案したのですが、ライターさんの反応は芳しくありませんでした。
逆に、ライターさんから提案されたことは、任意のIDとパスワードを入力したら、「携帯公式サイト」が無料で見られるという仕組みはどうか、というものでした。しかし、それはシステム的な問題から難しい(開発工数を使えばできるが、他に優先すべき項目がある)ということになりました。
結局、「携帯公式サイト」の料金分を原稿料に上乗せするという方法に落ち着いたのですが、何というか、お互いにとって「興のそがれる」解決方法だったと、今でも思っています。
時代が進み、「電子書籍」という言葉も随分と普及した現在においては、こうした「献本」を要求するライターさんは、少なくなったのかなと思っています。しかし、感情的な部分では、現代においても「献本」されたいという気持ちはあるのかなと想像しています。
◆
ライターさんは「献本」されたいのかな、とは、随分と無責任な表現となってしまいましたが、実際のところ、有料Webマガジンを配信している私自身が、「献本」したいと思っているのです。有料Webマガジンの記事であっても、自分の親しい友人には無料で読んでもらいたい。こうした気持ちは、それほど特殊な感情ではないと思っています。
これまでにも、しばしば、有料メルマガを同人誌に例えてきたのですが……。同人誌即売会などでは、例えば、机が隣のサークルや親しいサークル同士で、同人誌の交換を行うケースがあると思うのですが、そういった感覚です。
こうした「献本」についてですが、有料メルマガでは意外と簡単に行えると思っています。単純に、有料メルマガを送りたい人のメールアドレスに送信すれば、それで「献本」となるからです。もしかすると、更新頻度の低い有料Webマガジンであれば、この方法で「献本」できるかもと思います。
しかし、更新頻度の高い有料メルマガや有料Webマガジンになると、更新するたびにメールを送り付けるのは、かえって迷惑かなという気持ちになってしまいます。いや、そんなことを気にせず、メールを送れるメンタルの強さがなければ、そもそも、有料メルマガや有料Webマガジンを配信しようなどとは思わないはずですが……。ぶっちゃけ、面倒なんですよね。実際、私も更新メルマガとかを無料で配信していますが、意外と手間がかかるのです。
そうすると、有料Webマガジンである「ブロマガ」や「note」に、「任意のIDとパスワードを入力した場合は無料で閲覧できる」機能があったら便利だなと思うのです。8年間が経過して、やっと、「携帯公式サイト」編集者時代に寄稿をお願いしたライターさんの気持ちに気付いた、ということでしょうか。
実は、「タグマ!」の場合だと、任意のIDとパスワードを入力すれば、『渡辺文重の有料メルマガ批評』が無料で読めるようになる、という仕組みが可能なのですが……。この管理は、タグマ!のシステム管理者が行わないといけないので、ホイホイと頼めないのが実情です。いや、有料会員数が1000人ぐらいいれば、自信を持ってお願いできるのですが……。
というわけで、とりとめのない話となってしまいましたが、「献本」が気軽にできる点は、有料メルマガの利点ではないかという結論で、よろしくお願いします。「献本」がいかに重要かは、以下のリンク先が参考になるかと思います。
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