ごきげんよう。自称・有料メルマガ評論家の渡辺文重です。夢は、一部有料メルマガ評論家と呼ばれることです。さて、今回は2014年夏アニメ(37作品)の1話を見た段階での期待度となります。なお、私が鑑賞したアニメは「あにみた!」というサービスで確認できるようにしています。

http://animita.tv/user/1023035

アニメの評価方法は、前回の「有料メルマガ評論家が面白いと思う2014年春アニメとは?」(http://ch.nicovideo.jp/sammy-sammy/blomaga/ar531506)と同様に、アニメ全作品の最新話がHDDレコーダーに保存されていると仮定して、「どの作品から視聴するか」という基準を採用しました。今回は、本当に1話しか見ていない状態なので、ここで書かれている順番で2話をチェックしていこうと思っています。

◆本編が16分以上のアニメ(1クール目)

1『月刊少女野崎くん』
http://nozakikun.tv/
ひとことで説明すると、「ヒロインが好きな男子に告白したら、その男子が少女漫画家で、アシスタントをすることになった」となる。似たような作品として、2014年春アニメに『マンガ家さんとアシスタントさんと』(http://mangakasan.tv/)という作品があったのだが、こちらは正直、主人公がキモすぎて「ちょっと、つらいな」という印象だった。しかし、『月刊少女野崎くん』の少女漫画家・野崎くんはイケメンとなっている。あと、ヒロインがかわいいことも好印象だ。

2『幕末Rock』
http://bakumatsu.marv.jp/anime/
ひとことで説明すると、「幕末のマクロス7」となる。この作品の魅力は、物語が盛り上がってくると、主人公・坂本龍馬が歌いだすところにある。この作品の対決は、基本的に歌で行われるようだ。まさに、ロックンロール!

3『普通の女子校生が【ろこどる】やってみた。』
http://www.tbs.co.jp/anime/locodol/
ひとことで説明すると、「ローカルアイドル(女子高校生2人組ユニット)をテーマにした作品」。ヒロインの宇佐美奈々子を演じるのは伊藤美来さんで、ローカルアイドルでコンビを組む小日向縁を演じるのは三澤紗千香さん。2人の所属事務所がスタイルキューブなのは偶然だろうか。それとも、イベントを見越してのことだろうか。それはともかく、この作品の魅力は、小日向縁がかわいいこと。一迅社の漫画誌掲載の漫画が原作だからかもしれないが、百合っぽいところが良い。単なる偏見かもしれないが……。

4『少年ハリウッド-HOLLY STAGE FOR 49-』
http://www.starchild.co.jp/special/shonen-hollywood-anime/
ひとことで説明すると、「リアル風な男性アイドル成長物語」。「リアル風」としたのは、『うたのプリンスさまっ』に比べて、という意味です。「俺さ。こそこそかっこいいって言われるのと、あいつ、気持ち悪いってイジメられるのと、そんなに変わらないんじゃないかって思う時あるんだよねえ」とか、言ってみたいね。アイドル候補生たちは、アイドルとしては「まだまだ」なのだが、声優陣は豪華で、日常の会話とかは「うまいなぁ~」と感嘆してしまう。ある意味、ギャップ萌え。

5『Re:ハマトラ(リプライハマトラ)』
http://hamatorapj.com/reply/index.php
第1期が続編の気になる終わり方だったため、第1話が一番楽しみだった作品。そういう意味では、期待通りの内容だった。こういった表現が適切かは分からないが、アメリカの人気TVドラマシリーズを研究している気がする。物語の整合性がしっかりしていて、テーマも現代的。かなりの期待作だ。

6『人生相談テレビアニメーション「人生」』
http://www.vap.co.jp/jinsei/
ひとことで説明すると、「人生相談をテーマにした大喜利」。何がどうなって人生相談をやることになったのか、正直、よく分からなかったが、ヒロインがかわいいので問題ない。つまり、そういう作品。高校時代は新聞部に所属していたのだが、人生相談でヒロインたちとキャッキャウフフな部活をしたかったなぁ~。

7『黒執事 Book of Circus』
http://www.kuroshitsuji.tv/
そりゃ、『黒執事』が面白くないわけないよね。

8『Free! Eternal Summer』
http://iwatobi-sc.com/
第1期は、まさにフリーな感じの最終回だったのだが、今回もフリーな内容になるのだろうか。それとも、もう少し真面目に部活をするのか……。

9『まじもじるるも』
http://anime-rurumo.com/
ひとことで説明すると、「モテない男子高校生が魔法少女と契約してみた」。原作は『弱虫ペダル』の渡辺航先生。『弱虫ペダル』は委員長以外、特にかわいいキャラクターが見当たらなかったので「大丈夫か?」と思ったら、ヒロインのるるも(声優:三森すずこ)がめちゃくちゃ、かわいかった。

10『モモキュンソード』
http://momokyun.com/
ひとことで説明すると、「竹達彩奈が桃太郎を演じてみた」。竹達彩奈さんのプロフェッショナルな演技が光る作品なのだが、お色気をフックにしておいて、意外と面白い方向に物語が進むのではないか、という予感を抱かせた。

11『ソードアート・オンラインII』
http://www.swordart-online.net/
キリトとアスナがラブラブすぎてつらい。

12『ペルソナ4 ザ・ゴールデン』
http://www.p4ga.jp/
前回と全く同じような物語なので安心感はあるが……。花澤香菜さん演じる新キャラクター・マリーに期待。

13『信長協奏曲』
http://www.fujitv.co.jp/nobunaga-concerto-anime/
とても面白い作品なのだが……。何というか、同じような作品を何度見てきたので、「いまさら?」という気持ちが強い。

14『東京ESP』
http://www.tokyo-esp.org/
第1話は『喰霊-零-』が好きな人にとっては面白かったのだが、『東京ESP』がどのような作品になるのかは、さっぱり分からなかった。そういう意味で、早めに2話を見たい作品だ。

15『LOVE STAGE!!』
http://lovestage-tv.jp/
映画館で番宣映像を見ていたので、「オタクとアイドルのラブストーリー」になることは承知。オタクなヒロイン(!?)が、超かわいい! これはヤバい。漫画がどうすれば上達するかに関しては、佐藤秀峰氏のブロマガを購読することからお勧めしたい。

・少年 佐藤秀峰/週3~5回/540円
http://ch.nicovideo.jp/shuhosato/blomaga

16『東京喰種トーキョーグール』
http://www.marv.jp/special/tokyoghoul/
ひとことで説明すると、「主人公が、望まないままに、化け物にされてしまった。さぁ、大変!」。ありがちな物語なので、どうやってオリジナリティを発揮していくのか、期待したい。

17『アカメが斬る!』
http://akame.tv/index.html
ひとことで説明すると、「ファンタジー世界で必殺仕事人をやってみた」。バッサバッサと悪人を切り殺していくことにカタルシスを感じるが、2話以降も、しっかりとした物語を作れるのか、懐疑的になってしまう。なお、ここまでは積極的に「2話を見たいな」と思える作品になっている。

18『さばげぶっ!』
http://sabagebu.com/
ひとことで説明すると、「今回、ゆら公を演じるのは大橋彩香さん」。『ステラ女学院高等科C3部』と似たような作品なのだろうと思ったら、やっぱり、似たような作品だった。しかし、大橋彩香さんが主演をするなら、見ないわけにはいかない。

19『Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ 2wei(ツヴァイ)!』
http://anime.prisma-illya.jp/
第1期のクオリティーを考えれば、面白くなりそうな予感はそれほどないが、極端につまらないこともない、という安定感はある。

20『精霊使いの剣舞』
http://www.bladedance.tv/
ひとことで説明すると、「ファンタジー世界のIS(インフィニット・ストラトス)」。気持ち良いぐらい、テンプレートな感じがする。

21『スペース☆ダンディ シーズン2』
http://space-dandy.com/top.html
第1期と同様のクオリティー。つまり、エピソードごとで玉石混合となっている。たまに「玉」があるという希望が持てるだけ、良い作品と言える。

22『六畳間の侵略者!?』
http://corona106.tv/
ひとことで説明すると、「主人公が涼宮ハルヒだったら良かったのにね」。放送直前の特番を見た限り、「メインヒロインが、この新人声優たちで大丈夫か?」という印象だったのだが、アニメになってみたら、意外と見られたが……。何というか、メインヒロイン4人が、本当にお邪魔な感じ。

23『アルドノア・ゼロ』
http://www.aldnoahzero.com/
ひとことで説明すると、「火星人が地球侵略なう」。火星人もアーヴ(『星界の紋章』シリーズ)ぐらいの余裕を持てば良いのにと思った。

24『ハナヤマタ』
http://hanayamata.com/
ひとことで説明すると、「私、輝きたいんです!」。要するに、テーマは『花咲くいろは』と同じなのだろうけど……。自分で輝こうとしているのか、他人に輝かせてもらいたいのかでは大違い。正直、ヒロインの自意識過剰なダメ人間ぶりが、見ていてつらい。

25『戦国BASARA Judge End』
http://www.ntv.co.jp/basara_je/
『戦国BASARA』シリーズは、どうも苦手だ。その理由は、「豊臣秀吉や徳川家康にブルッて何もできなかった伊達政宗が主人公って……」ということに集約されるのだが、1話では石田三成がカッコ良かった。西軍こそ、男のロマンだよね。

26『白銀の意思 アルジェヴォルン』
http://argevollen.com/
ひとことで説明すると、「戦略SLGの最終局面を思わせるような二大勢力による戦争。飛行機はないけど、ロボットなら作れます」。アルジェヴォルンの顔が、どことなく変態仮面に思えてしまう。

27『残響のテロル』
http://terror-in-tokyo.com/
ひとことで説明すると、「日本を革命する、みたいな男子高校生2人と女子高校生1人の夏物語」。

28『グラスリップ』
http://glasslip.jp/
『true tears』や『TARI TARI』などの雰囲気が感じられる、いかにもなP.A.WORKS作品。しかし、1話を見た限りだと、重苦しい雰囲気しか感じられなかった。

29『アオハライド』
http://aoha-anime.com/
EDを見た限り、ヒロインの友達が総入れ替えの予感!

30『ばらかもん』
http://www.barakamon.jp/
1話を見た感想が、「イケダハヤトか!(敬称略)」。「東京で消耗するぐらいなら、田舎で暮らしたら?」というメッセージが伝わってきた。

・イケダハヤト『イケハヤマガジン』/月3~4回/648円
http://magazine.livedoor.com/magazine/85

31『DRAMAtical Murder』
http://dmmd-anime.com/
正直、何が何やら、サッパリ分からかった。

32『RAIL WARS!』
http://www.tbs.co.jp/anime/railwars/
主人公を活躍させるためとはいえ、「随分とボンクラな組織を作ったなぁ~」という印象しかない。

◆本編が15分以下のアニメ

1『ヤマノススメ セカンドシーズン』
http://www.yamanosusume.com/
井口裕香さん、阿澄佳奈さん、日笠陽子さん、小倉唯さんという、声優ファンが考えたようなキャスト陣。一流な作品という雰囲気が出ている。高校時代は山岳部に所属していたのだが、ヒロインたちとキャッキャウフフな感じで登山したかったなぁ~。

2『あいまいみー~妄想カタストロフ~』
http://www.dreamcreation.co.jp/aimaimi/
第1期も面白かったので期待!

3『ガンダムさん』
http://www.gundam-san.net/
元ネタを知っているので楽しめる。

4『毎度!浦安鉄筋家族』
http://www.akitashoten.co.jp/special/urayasu
昔、『少年チャンピオン』を購読していたので、懐かしいなぁ~と思った。

5『真 ストレンジ・プラス』
http://dreamcreation.co.jp/stpl2/
時間調整に使うのに便利な5分アニメ。

『美少女戦士セーラームーン Crystal』はTV放送されるようになったら見るかもしれません。アニメはPCの小さいディスプレイではなく、TV画面で見たいんですよね。あと、録画環境の都合により、『PSYCHO-PASS サイコパス』新編集版は視聴していません。この時間帯、録画する番組が多すぎ!

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