『苦手を得意に変えるナタリー式トレーニング』は良書である（３５４８文字）

ごきげんよう。有料メルマガ評論家の渡辺文重です。

突然ですが、私は「良い」と思ったイベントや商品などを紹介する時、「わざとらしいかな」と思うぐらいに絶賛します。理由は、とても簡単。ネガティブな言葉を過剰に捉える人が多いからです。たとえ、会話や文章のうち「９割」ほめちぎったとしても、「１割」ネガティブなことを言えば、相手には「ネガティブな１割」しか伝わらなくなるのです。その１割が「余計な一言」であろうと「照れ隠し」であろうと、とにかく、ちょっとでも否定的な意見を述べれば、相手は全否定されたと受け取ってしまう。そのため、「うそっぽい」と思われるリスクを冒しても、自分が「良い」と思ったことは、１００パーセント全力でほめるようにしています。

なぜ、こんなことを書くか。その理由は、これから素晴らしいと思っている書籍について、やや否定的とも取れる文章を記すからです。

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