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サーフィン1か月目 6初旬~7月初旬
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サーフィン1か月目 6初旬~7月初旬

2016-11-13 20:31

    Data:ソフテック7フィート ビラボン3mmフル 山口県大浜海岸&土井ヶ浜



     初のサーフィンでやわはんかなプライドをズタボロにされた僕は、このままじゃ終われない。っと思った。
    なぜ終われないかとの心境を説明すると、長年、自身が想いえがいてた事が何ひとつできず、コテンパンにされたことが信じられなかった事と、こんなこともあろうかと、すでに初期投資としてサーフボード用品一式+ウエットスーツ=10万円を購入してしまったからだw 

    その日から時間の許すかぎり、市内から片道1時間半かかるサーフへかよう日々がはじまった。  

    まず、サーフィンのイメージを説明すると、波乗りというのは波がブレーク(割れる)するアウト(沖)にでて、波まちをし、自分のいるポジションに入ってくる波にタイニングをあわせ、テイクオフの動作をおこなう。 

    文字にすると単純なのだが、初心者の僕はほとんどアウトにでれない。
    つぎつぎと襲いくるインサイド(波打ち際)の巨大な波とスープに揉みくちゃにされ、しこたま海水をのまされ、ときには波で飛ばされたボードが顔面に直撃したり、とにかくもういいことナシ!! 

    いったい俺は何をしにやってきてるのだ!?ほんとそう錯覚する。 
    海にはいってる時間の7割ちかくは、いくらパドルしても進まない沖にむかってひたすらパドル!パドル!パドル!! この繰り返しだった。

    はじめた当初、波情報アプリなるものを頼りにサーフへ向かっても、まったく波がない・・・。こんな日が続いた。 

    日本海に面する山口県のフィールドは、波がある時は腰ちかくあるのだが、ない時はまったくと言っていいほどフラット(平面)なのだ。

    メロー(ゆるやか)な波が一日中~続くことなどほとんどない気がする。 

    かりに乗りごろの波に偶然あたったとしても2時間だけ、とか、パタリと波がなくなる。
    要するに、低気圧で荒れなかぎり波がたたないのだ(6~9月は)。

    しかも砂浜から遠浅のサーフがすくないためアウト(沖)に出るまで常に全力パドルだ。

    インサイドに戻されても立ってセットをやりすごす事ができず、初心者向きとは言えない気がする。

    っと愚痴ったところでそんなことすら分かんない自分。

    7フィートの爆浮力あるファンボードでアウトに挑むのだがいかんせん、たまたま好条件で波数の少ない時しかアウトにでれないもんだから疲れはて、軽々と華麗なるドルフィンスルーを決めながらアウトにでていく先輩サーファーの背中を幾たびも砂浜で体育座りしながらみてた。

    30年近くスポーツなど無縁だった僕には、まだパドル筋がついてないのだ。

    しかも波打ち際でやられっぱなしなもんだから相当~に凹んだ。運よくアウトにでられ、いざテイクオフっぽくパドリングしてもすぐパーリング。

    この期間はよくて日に3~5本、うねりから滑りおちた後にスープランデング→テイクオフ→ドポ~ン。このくり返しだった。 

    しかし、不思議ともうやめよう、俺には向いてないんだ、っとは思わなかった。

    はじめてアウトにでれて波待ちするサーファーの隅っこで波待ち出来たとき、どこからともなく自然とあふれ出る笑みがこぼれた。

    「あぁ~~、なぁ~~んて波にゆられるってのは気持ちいいんだ。」心の奥底からそう感じたあの心地よさ。

    波乗りらしきことなんてまだ何にもできないけどこれでいい。

    真っ青な空をみあげ、吹きつける風の息吹をす肌で感じ、ときに迫りくる大波のパワーを全身で感じとり、海原をまるでツバメのようにターンをきめながらスイスイと乗りついでく先輩サーファーの背中をみてた・・。

     夕暮れになり西陽が傾きかけたころ、くたくたになりながら帰路につく日々。

    嗚呼~~、俺の居場所はここだったんだな、っと思えた2016年、夏がもうじき始まる。



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