けいおん!!で描かれているもの(ニコニコ一挙放送を見て)
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けいおん!!で描かれているもの(ニコニコ一挙放送を見て)

2014-12-15 23:46
    「けいおん!!」(1期含む)で描かれている(テーマ)と自分が思っているのは、やはり人と一緒にいるのが楽しいです。

    これは「人と一緒に何かをする」ではなく、「人と一緒にいる」です。これを表現したいから「けいおん!!」(1期含む)は練習や努力といった描写を前面に出さず、お茶を飲んで、仲間同士でおしゃべりや遊んでいる場面が多いのかなと思っています。

    確かに人によっては練習しない場面や既存のルールに束縛されないことの大切さを表現したいであろう場面で、描写が行き過ぎてそこに違和感を感じるでしょう。正直その気持ちはわかります。

    ただ、全話通して各キャラクター(特に主人公の唯)が仲間、友人を好いていて一緒にいるのがとても楽しいと感じているのは、分かります。どの場面と聞かれると「大体の場面がそうです。」とさえ答えられます。この、「楽しい、好き」を「けいおん!!」内で最も前面に押し出していることが「平沢唯」が主人公たる所以だと思っています。

    ひとつ、自分でもちょっとと思っていたのは、「後輩の中野梓」が練習したいという気持ちを伝えても、まるで無視するかのように練習をしないという場面が見られたことです。唯達は先輩といえば先輩なのですが、「あれ?」と思ってしまいました。

    ただ、画面に映る各キャラクターの表情をみていると「中野梓と一緒で、楽しい。中野梓が好き」というのはその通りらしいのです。おそらく、「人と一緒に何かをする(練習、困難を乗り越える)」ではなく、「人と一緒にいる(遊ぶ、楽しむ等)」の大切さを表現したいゆえの場面なのでしょう。

    もしくは、「けいおん!!」の山田尚子監督は、雑誌のインタビューで「等身大の女子高生を描く」旨の話をしています。「相手が好きだからこそ、自分の好きなものを分かってほしいという感情が強く出る」または、目の前の「楽しい」に一直線ということだと自分では補完しています。

    これらの「けいおん!!」を通して描かれる「人と一緒にいるのが楽しい」。うまく伝わらないとずっと遊んでいるだけ、練習しないという評価になります。ただ、うまく伝われば多くの人にとって見ていてとても気持ちがいいものですし、キャラクターにどこまでも愛着が持てるようになります。

    これらが伝わる、伝わらないが「けいおん!!」の評価が人によって大きく分かれる要因なのではないでしょうか(伝わらない人が悪いというわけではありません。少なくとも私はそれなりに真剣に見ないと、読み取れないと思います。真剣に見る必要はありません。ただ、真剣に見る価値はあると思います。)

     けいおん!!をもし見ることがあればキャラクターの行動や台詞だけでなく仕草や表情にも注目してみてください。論も根拠も書かず、自分がそう思ったというだけのことを書き連ねた文章を投稿してきましたが、多少は「なるほど」と思っていただけるのではないでしょうか?


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