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sakiさん のコメント

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saki
>>26
「性善説・性悪説~」のくだりについて、今読み返してみると確かに誤解を招く記載でした。ご指摘ありがとうございます。
No.36
87ヶ月前
このコメントは以下の記事についています
日系企業の駐在員としてインドに初めて来てから約3年半、初めて自分で採用したインド人と仕事を始めてちょうど2年、会社を作って起業してから約1年と半年が経ちました。 インドに居ながら時にはインドのルールに納得できずに反発し、インドの文化や習慣と距離を取ることもあれば、日本人(外国人)でありながら、インド人も嫌がるようなことも必要であれば率先して自分でやり、この国(主にデリー周辺)を色々な角度から視(み)てきました。 それらの経験を活かして組織作りや社員教育を行い、社員は誰一人辞めずにそれに応えて成長し、今では仕事を任せるどころか、私のフォローをしてくれるまでになりました。正直、社内のコミュニケーションや情報共有は不満を探すのが難しいほどになっています。 上記が実現できた仕組みは次のビジネスのために現在整理している最中ですので今は公開できませんが、自社に取り入れてみたいなど、ビジネスとして興味がある方はご連絡お待ちしております。 さて、インドで起業をしようと考えている方にちょっとだけビジネスについて私の知っていることを話します。 時々、起業や人事関係で相談を受けることもあり、私がすぐに応えられる範囲であれば無償でお応えしていますが、多い質問はパートナー探しと人材についてです。ちなみに「どんなビジネスが儲かりますか?」という相談もありますが、それは私が教えて欲しいくらいです。 インドでは会社を作るためには基本、株主とダイレクター(役員)が二人ずつ必要ですが、もしも個人(の資金)で起業し、特に日本人向けのスモールビジネスからスタートするのであれば、安易に現地人を選ばず、安易に現地人の魅惑的な言葉を鵜呑みにしないでください。これは現地人が悪いと言っているのではなく、日本と外国という価値観が違う者同士では、基準やルールが違うのは当然のことであり、そのギャップを正しく理解しないままパートナーとしてビジネスを始めると、両者にとってもお客様にとってもギャップが埋まらないまま不幸な結果になってしまうからです。 私の知り合いの起業家仲間でも現地人と組んでスタートし、結局上手くいかずにパートナーを解消した方を何人も知っていますし、「ビジネスをする」と言ってインドに来て、なぜか「インド人の友人を助けるため」と手伝っていたらただ働きをさせられて、自分が抜けると友人が困ると結局本来の起業や自分のビジネスに着手できずに1年以上経過している方も複数います。 パートナー解消できれば、高い授業料を払ったと思い、過去のことにできますが、逃れられない歯車に組み込まれ、辞めることも止まることも縮小することも出来ずに苦しみ続けている日本人は、インドに限らず目にするし、耳にします。後になってからそのことを知っても、残念ながら手助けできることはほとんどないのが現実です。 もちろん、日本人がインド人とパートナーを組んで現在ビジネスが上手くいっているものもあります。 彼らの共通点は、インド人パートナーと同じかそれ以上のインドでの知識や経験を有して、対等に、時にはパートナーのミスや問題(不正)を指摘し、相手を論理的に納得させられる日本人です。 ちなみにパートナーは日本人であっても安心してはいけません。比較的ギャップが小さいだけで、問題の本質に違いはありませんので。また、日本人であることを悪用している方もいますので、現地で出会った日本人にもご注意を。 今日、日本人の起業家仲間と一緒に食事をし、日系企業を蝕む現地パートナーの実態について情報交換をしました。 インドの合弁会社が赤字になって日本本社が助けている(資金援助している)が、営業不振よりも人事・経理・購買(総務)のポストをパートナーに握られ、パートナーの関連会社に利益誘導(一般よりも高い価格で一族会社に発注し後で見返りをもらうなど)させられているのが原因だったりします。むしろ、現地パートナーからすれば、合弁会社はどれだけ赤字でも日本側が潰れないように支援してくれるからと、限度を知らない行為が行われ、日本人経営者が後で気付いた時には排除できないほど、利権で社内での大きな勢力になっているということがざらです。 これらは悪いことでしょうか? 無理矢理例えを出すとするならば、「ドアに鍵を掛けないで泥棒に入られた方が悪い」というのがこの国の理論です。インドでは冷蔵庫にまで鍵が掛けられます。つまり、鍵を掛けていなければ所有者以外に冷蔵庫の中身を取る者がいるということです。 なぜ、そうなる前に気付かなかったのか?なぜ、そうならないように確認していなかったのか? 日本の経営側の意識にも問題があったのではないでしょうか? 私が子供の頃、日本では性善説を前提としたような教育がなされていましたが、教育機会が日本ほど充実していないこの国では性悪説を前提としてビジネスをしていかないと、足元を掬われ続けます(実際は悪いというよりも、「持っている人から貰える物はとことん貰おう」というだけなのかもしれませんが)。 会社を成長させるには成功から学ぶことが大きいですが、会社を存続させるには失敗から学ぶことがとても重要です。しかも私のようなスモールビジネスはちょっとの問題が会社の致命傷になりやすいので、儲けよりもリスク回避を最優先にしています。 失敗は必ずしも自身が体験する必要はないと思います。そもそも、そんなに失敗していたら、ビジネスが継続できませんので。だから、先輩から教えてもらうのが一番です。ただし、自分に(無責任に)嬉しいことを言う人よりも、ネガティブで慎重な意見の人の話しを大切にしましょう。失敗した時に前者は逃げるのに対し、後者は助けてくれることもあります。 素晴らしいビジネスアイデアを持ってインドでビジネスを始めようと思っている方、スタートさえ間違えなければ、ここにはチャンスが沢山あります。 今年はどんな出会いがあるか、今から楽しみです。
人生を諦めかけた人間がインドで起業した
大学を中退して20代半ばまでフリーターとして過ごし、ITエンジニア、日系企業駐在員としてインド赴任、インド企業社員を経験し、組織のあり方に悩んだ一人の中年日本人男性が金もないのに起業して優しい人々に支援されながら、愛するインド人社員達と一緒に試行錯誤している様子を綴ったブログになる予定です。