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白めがね大津尚之の書くby佐世保 Vol.1
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白めがね大津尚之の書くby佐世保 Vol.1

2016-11-26 16:57

    「無事に長崎空港に着きますように。


    無事に長崎空港に着きますように。


    無事に長崎空港に着きますように。」


     

    佐世保競輪場に向かう飛行機の中で

    いつも私が願うことである。


     

    飛行機が苦手だ。


    31歳の男が何を情けないことを

    と思われるかもしれない。


    でも、事実だから仕方がない。


     

    内山田洋さんと

    クールファイブではないが

    ここ最近長崎に行くときは

    よく雨に降られる。


     

    ということは雨風の影響により

    飛行機が揺れるということであり

    機内にいる私としては


    気流の影響を受ける度に

    平静を装いながらも肘当てを強く握り

    身体をビクつかせているのである。


     

    初めて佐世保競輪場を訪れたのは

    昨年の10月。


     

    中学校の修学旅行以来の

    長崎ということもあり

    非常に気持ちが高ぶっていた。


     

    花より団子の私は仕事だというのに


    「佐世保に着いて

                    まず何を食べよう」


    ということしか考えていなかった。


     

    佐世保バーガー、トルコライス、

    皿うどん、ちゃんぽん、

    カステラ、角煮まん。


     

    自分のお腹と散々相談した結果、


    最初は王道のちゃんぽんを

    食べることに。


     

    そうと決まれば

    絶対に失敗はしたくない。


    各検索エンジンを駆使し

    駅前近くのお店を選択。


     

    店構えで分かった。


    「この店、美味い。」


    店内に入ると、良い意味で雑多。


    九州を本拠地としている

    某プロ野球球団のグッズも

    少しばかり飾っており

    いま私は関西にいないんだなぁと

    再確認させられた。


     

    15時過ぎだというのに店は盛況で

    長年このメンバーで

    切り盛りしているんだなぁと

    感じさせられる

    店員同士のコンビプレー。


    全てが心地よかった。


     

    ほどなくして

    私の目の前にもちゃんぽんが。


    先ほどまで豪快に炒められていた

    エビ、イカ、牡蠣等の魚介類

    肉、野菜、かまぼこが

    これでもかと言わんばかりに

    盛られている。


     

    太麺好きの私としては

    たまらないちゃんぽんの麺。


    そして何より

    店主のこだわりを感じさせるスープ。


     

    どこを切り取っても美味しく

    あっという間にたいらげてしまった。


     chanpon.jpg


    余談だが、

    長崎では皿うどんの麺が

    「細麺」と「太麺」を選ぶことが

    出来るところが多いそうだ。

    更に「お酢」ではなく

    「ウスターソース」をかけると

    美味しいと佐世保競輪場の解説者

    平尾昌也さんが仰っていた。


    (これに関しては

    機会があれば

    次回以降記したいと思う。)


     

    何はともあれ

    本場のちゃんぽんを食した私は


    それ以来すっかり虜になってしまい

    佐世保に来るたびに

    ちゃんぽんを食べるようになった。


     

    そして仕事終わりには夜な夜な

    平尾さんを始めとする演者さんや

    スタッフさんと酔席を設け


    「あと一杯だけ。」

     

    という終わりの見えない

    合言葉を口にし、酒のちゃんぽんを

    繰り返すのであった。


     

    あっ、自己紹介が遅れました。


     

    広島が生んだ

    白めがねこと大津尚之です。


    「白めがね大津尚之の書くby佐世保」


    今日からスタートです。

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