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白めがね大津尚之の書くby佐世保 Vol.12
2017年7月。
男性61名、女性17名が競輪選手として
新たなスタートを切った。
長崎支部からは4選手がデビュー。

写真上左から
白濱一平(しらはま かずひら)選手。
山崎賢人(やまさき けんと)選手。
平尾一晃(ひらお かずあき)選手。
山口龍也(やまぐち りゅうや)選手。
競輪学校時代を在校2位で卒業。
デビュー前から非常に注目されていた
山崎賢人選手はデビュー戦で完全優勝。
デビュー二場所目となった地元させぼ競輪場での
レースも三日間全て一着で、
連勝記録を6に伸ばした(7月31日現在)
8月19日から行われる武雄競輪場での戦いで
3連勝をすると、
計9連勝となり上のクラスへ特別昇班が決まる。
余談ではあるが、今現在競輪界に
「山崎」姓の選手は5名在籍しているが、
5名とも九州の選手である。
平尾選手は、させぼ競輪場のCS中継でも
おなじみ解説の
平尾昌也さんの息子さんである。

防府でのデビュー戦後、平尾さんに内緒で
させぼ競輪のCS中継に現れ、
お父さんに感謝の手紙を披露していた。
その時の感想を聞くと
「オイと比べて顔が小さかばい。」
と話をはぐらかされたが、
その顔はどこか嬉しそうだった。
白濱選手は、優勝こそないもののデビュー戦で二勝。
先日行われた地元戦でも同地区の先輩を連れて
ワンツーを決めるなどスピードを活かした走りを披露。
山口選手は、デビュー二戦目で落車の
アクシデントに見舞われたが
その後、富山競輪場のレースで二日目に
嬉しいプロ初勝利を挙げた。
期待と不安。
その割合は選手それぞれ違うだろう。
「同期には負けたくない。」
「あの人のようになりたい。」
「恩返しがしたい。」
その一つ一つの思いが、「プロ」として
「選手」として人を成長させていくように感じる。
光陰矢の如し。
早いもので私も喋りを生業にして
今年で10年目を迎えた。
学生時代に所属していた放送部で一年生の時
「青空がとても綺麗です。」
という一文を読んだ際に、
講師に来ていたプロのナレーターの方に
「プロ向きの声をしているな。」と言われ、
この道を決めた。
期待しかなかった。
あれから14年。
気が付けば、当たり前の日常を過ごし
、毎日をただ生活してしまっている。
7月。
新人選手と話をし、あの時の気持ちを、
あの時の瞳の輝きを今一度思い出させてもらった。
今年の夏は例年以上に暑くなると
ニュースで言っている。
今日も青空がとても綺麗だ。
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白めがね大津尚之の書くby佐世保 Vol.11
洗濯をする、という選択をしたのだが、
外は生憎の雨。
何故洗濯物が溜まりだすと雨が降るんだろう。
不思議だ。
週間天気予報をきちんと確認していれば
計画的な洗濯も出来たのだろうが、
そこはO型人間。
「赤点さえ取らなきゃ良いのよ。」を信条に
65点人生を常に歩んでいる私にそんなことが
出来るわけがない。
明日回せばいいじゃないか。
なんだったら二回回せばいいじゃないか。
「E pur si muove」
それでも地球は回っているのだから。
どうも、大津尚之です。
しかしなんだって競輪の予想が当たらないんだろう。
三連複の5車ボックスでも外れるし、
「よし、これは取った!」って思ったら、
4コーナー回って買ってない選手が突っ込んできたり。
僕の予想を参考にしていただいている方、
本当にすみません・・・。
あれは、大学二回生の頃。
当時私が所属していた部活は何故かスーツを
着る機会が多かった。
会議があればスーツを着て出席するし、
幹部が代わればスーツを着て飲み会に行かなければならなかった。
そんなこんなで一年間着るだけ着てほったらかしにしていたスーツ。
気がつけばくったくたになっていた。
さすがにこれはまずい、と思ったものの
スーツなんてどう洗濯していいか分からない。
そもそも洗濯できるものなのかすら分からない。
そこで家事全般に詳しそうな先輩に相談することに。
「クリーニングに出したらいいねん。」
クリーニング?
おお、そういえば近所にありましたがな。
家に帰り早速支度をする僕。
せっかく人生初のクリーニングなんだからスーツと一緒に
カッターシャツも持っていくことに。
家から歩いて5分のクリーニング屋。
裏道を入ったところにある、いわゆる
昔ながらって感じのお店。
店に入ると、
テレビの音が聞こえていて
「すみません。」と声をかけると、
ようやく奥からおばあちゃんが出てきた。
どうやらおばあちゃんが一人でやってるみたい。
クリーニングに出したい旨を伝え、
お金を支払いその日は帰宅。
後日受け取りに行った時に、スーツと一緒に
みかんをもらった。
それが嬉しかったのか、
僕がおばあちゃんっ子だったからなのか分からないが、
それ以来ちょくちょく通うことに。
お店に行って、
必要な金額を計算してもらって、
受け取り表を記入してもらう。
時間にすると、5分にも満たない時間なんだけど
その中で少しずつ会話をするようになっていった。
(さすがに会話の内容は忘れてしまったけど)
傍から見たら、何の変哲もない客と店員の関係。
そんな当たり前の関係が10ヶ月くらい続いた
頃だっただろうか。
いつものようにクリーニング屋に行くと
「本日サービスデー。」
と書かれていた。
はて?今日は何か安くなるのかな?
そんなことを思いながら会計を済ますと、
なんてことはなく毎度おなじみの請求金額。
「表にサービスデーって書いてあったけど、
あれって何なんですか?」
『あぁ、カッターシャツのクリーニングが
一枚無料になるのよ。』
「でも、僕いつもと同じ金額ですよ?」
『お兄ちゃん学生さんでしょ。
少ししかまけてあげられないけど、
いつもカッターシャツはサービスしてあげてるから。』
この感動が伝わるだろうか。
こうやって文字にしてしまうと少し味気ない
感じがするけど、
この時のなんとも言えない胸の温まりを今でも
鮮明に覚えている。
カッターシャツ一枚のおまけなんて、
金額にしてしまえば130円でしかない。
でも、そうじゃない。
何気ない日常の中にある、何気ない優しさ。
あのクリーニング屋のおばあちゃんは
スーツだけじゃなく、
心のシワまで伸ばしてくれていた。
卒業してからは全く行くこともなくなった、
あのお店。
でも、いつかはまた行ってみたいと思う。
その時は130円多めに握りしめて。 -
白めがね大津尚之の書くby佐世保 Vol.10
釣るby佐世保にて見事アオリイカを釣り上げた大津尚之(32歳 広島)の会見が行われた。

--これで見事三連勝(鯛、スズキ、アオリイカ)
今の心境はどうか
正直、ホッとしている。毎回ラストチャンスだと思ってのぞんでいるので。
--エギングは初めてだった
今まで様々な釣り方に挑戦したが、今回が一番難しかった。
--具体的には
まずはしゃくり方。しゃくりながらリールを少しだけ巻く感覚を掴むのに苦労した。
そしてイカが掛かってからのあわせ方。
これまでの魚と違って、イカ特有のアタリに神経を使った。
--(そんな大津とは対照的に)スタッフは早々に大物を釣り上げていた
それが僕と彼との実力の差。
もちろん悔しいという気持ちはあるが、僕は僕の釣りをするだけ。
--今回は江口晃正選手(42歳 長崎)も一緒の釣行だった
約30年振りの釣りとのことだったが、やはりスポーツ選手。
船首に立って釣りをしていても体の軸が全くブレていなかった。
人生の軸がブレブレな自分とは大違いだった。
--結果的に三杯のアオリイカを釣り上げた
僕は気持ちの選手。
番組を観てくださっているファンの為に、なんとしても釣らなければという気持ちで釣り上げた。
--イカに墨をかけられるシーンもあったが
向こうもそれだけ必至だということ。
勝負の中でのことなので気にはしてはいない。
僕が逆の立場でも同じことをしていたと思う。
--ここまで一度も坊主はない
そこだけは評価出来るポイント。
ただ、釣るまでのトークや釣ってからのコメントが弱い。
もっとそこを磨いていかなければならない。
--最後に今後に向けての意気込みを
今回は釣果が少なく(広島の)実家に送ることが出来なかった。
それだけが心残り。
次回の釣りロケは母の誕生日の前日なので、
大物を釣り上げてお母さんにプレゼントしたいね。
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