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えとたま 干支神。 動物を模した姿を持つ少女「えと娘」の中から選抜された12匹の神の使い。 古来より日本を護ってきた聖なる十二支。 60年に一度の干支神選抜祭・通称「ETM12」にて勝ち残った強者であり、 えと娘たちの憧れの存在である。 刻は流れて現代。 今年も干支神選抜祭「ETM12」が開催される。 日本全土から集まる数多の干支神候補=えと娘たち。 その中に、一匹の猫が存在した。 その名は、猫のえと娘「にゃ~たん」 もっとも干支神に近いといわれながら、ネズミ属に執拗に狙われ、 卑劣な罠により破れ続けてきた不遇のえと娘である。 干支神になる条件はたったひとつ。十二支全員に勝利すること。 しかし、干支神の力は強大であり、この二千年間、十二支全員に勝利したえと娘は 存在しない。 不遇のえと娘「にゃ~たん」と、 普通の高校生「天戸タケル」が出会うとき……物語は始まる!