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引用・WSJ・「トランプ大統領の関税は新貿易戦争を引き起こす。最終的な目標は依然として不明確。米国は同盟国や近隣諸
コメ5
孫崎享のつぶやき 2日前
トランプ大統領の関税は新たな貿易戦争を引き起こす。最終的な目標は依然として不明確。同盟国と敵国の区別をしない大統領の貿易攻撃は、米国の優位性の主張であるが、重大なリスクを伴う WSJ・グレッグ・イップ著Trump’s Tariffs Usher In New Trade Wars. トランプ大統領がカナダとメキシコに25%のほぼ一律関税を...
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春日太一の木曜邦画劇場 第618回「全身パツパツの白タイツヒーローを宇津井健が堂々凜々しく演じ切る!」『スーパージャ
コメ0
週刊文春デジタル 1週間前
新東宝は会社の規模が大きくなく、その活動期間も短かった。しかも、低予算のニッチな作品が多い。そのため、旧作邦画の中でもマイナーな扱いではある。 ただ、後に日本映画界を支える俳優たちを多数輩出してきたことも、忘れてはならない。丹波哲郎、若山富三郎、天知茂、菅原文太、高島忠夫らは、いずれも新東宝に...
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占いのお勉強は古い文献から読むのが好き
コメ0
法演(ほうえん)の可愛いポンコツ日記 1週間前
こんにちは。占い師の法演です。わたしは占いを学ぶ時に、できるだけ古い著作物を探すようにしています。理由はいくつかあります。ひとつは、手垢が少ないということ。占いって意外と歴史があるので、いろいろな人の考えや気持ち、意識が少なからずくっついてる。これは仕方ないことで、そうした積み重ねがあるからこそ...
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野球道とは負けることと見つけたり:その12(1,630字)
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ハックルベリーに会いに行く 2週間前
1951年、蔦文也は池田高校の監督に就任したが、ベンチに入ることはできなかった。当時の規定で、元プロ野球選手は引退後一年間、監督になれないという高野連の規定があったからだ。それでこの年だけ、文也は球場の観客席で試合を見守ることとなった。この年の池田は、エース蔵の活躍で二回戦を突破し、準決勝に進出する...
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春日太一の木曜邦画劇場 第617回「新東宝では珍しい文芸的青春映画。名画座でもあまり会えない佳作だ!」『太陽と血と砂
コメ0
週刊文春デジタル 2週間前
旧作邦画のソフト化に関わる各レーベルは、配信全盛の現状において厳しい状況にある。それでも、そうした中で決して折れることなく、コレクターズアイテムに足るような充実したパッケージ作りに勤しむレーベルも少なくないことは、前回述べた通りだ。 その名の通り新東宝作品を出し続ける「新東宝キネマノスタルジア...
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野球道とは負けることと見つけたり:その11(1,855字)
コメ0
ハックルベリーに会いに行く 3週間前
蔦文也は引き裂かれた男である。能力はあるが根性はない。それは、幼い頃甘やかされて育ったからだ。そのため何をやらせても、はじめは調子よく自分でもその気になるのだが、肝心のところで挫けてしまい、ビビって負けてしまう。それで逃げるが、ときどきの環境と根が真面目な性格だったため、最後まで逃げ切れず、また...
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夜ふけのなわとび 第1873回 林真理子「沖縄に行こう」
コメ0
週刊文春デジタル 3週間前
年の瀬も迫った頃、知り合いからこんなLINEが届いた。「ハヤシさん、お元気ですか。先日沖縄へ行きA子さんにいろいろなパワースポットに連れていっていただきました。とてもよかったです」 あれ、と私。「A子さんご存知なの?」「ハヤシさんにご紹介いただきましたけど」 いつも私はそうしたことを忘れてしまう。「...
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春日太一の木曜邦画劇場 第616回「小松左京原作、藤岡弘、で見せる超能力スパイ『エスパイ』の激闘!」『エスパイ』
コメ0
週刊文春デジタル 3週間前
旧作においても配信での映画鑑賞が主流になってきた昨今、映画館だけでなくDVDやBlu-rayなどのソフト販売も厳しい状況にある。 ただ、そうした中にあっても各レーベルはむしろ積極的に旧作のソフト化を進めている。中でも野心的なパッケージを出し続けているのが、東宝とKADOKAWAだ。 配信がこれだけ充実している上...
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2025年の計:その3(1,747字)
コメ0
ハックルベリーに会いに行く 4週間前
2025年は「推理力」を高める年にしてはどうだろうか。ぼく自身は少なくともそうしようと思う。なぜなら推理力こそ、これから最も重要な能力の一つになると思うからだ。では「推理力」とはどのようなものか?それは聖徳太子のようなものだ。つまり「一を聞いて十を知る」という状態である。少ない情報で、それより大きな...
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上沼恵美子の「人生“笑”談」白黒つけましょ 第52回「二人でやっている店 夫は続けると言うが…」
コメ0
週刊文春デジタル 4週間前
この間、主人に“梅田においしい蕎麦屋がある”と聞いたのを思い出して、マネージャーのヤマガミさんと行ってみたんです。 そうしたら、いたんですよ。 ウチのダンナが。 平日の夕方でしたが、同じ年ぐらいのおっさんと日本酒飲んでました。あちらはこっちに気付かず、ホロ酔い気分で中味のない話を延々しています。...
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『不落の重装戦術家』 静かな日【3】
コメ2
ゲーム妖怪ジーコの、創作小説とかブロマガとか。 1ヶ月前
私の意思一つで起爆する爆炎球を肩に浮かべながら、男は坑道内を先導し続ける。その背中を常に視界のどこかに捉えながら、私は少なからず違和感を覚えていた。 この男が廃坑入口で言った『あんたが来るとは』という言葉。あれは、私の存在が想定外であるからこそと思った。しかし、私を『不落』として認識しながら...
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2024年を振り返り、2025年を展望する(5/5)(1,892字)
コメ2
ハックルベリーに会いに行く 1ヶ月前
2025年は「少子社会元年」になるだろう。いや、社会的にはならないかもしれないが、少なくともぼく個人はそうなる。「少子社会」とは少子化を受け入れ、それを前提とする社会のことである。そういう社会を、ぼく自身がぼくの周囲だけでも構築していく。そういう社会の中では、次の三つのことが肝要になるだろう。一つは...
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2024年を振り返り、2025年を展望する(3/5)(1,694字)
コメ1
ハックルベリーに会いに行く 1ヶ月前
「反知性主義」という言葉がある。これは多くの日本人が誤解しているのだが、「反知性・主義」という意味ではない。「反・知性主義」という意味だ。つまり「知性」に反するのではなく、知性にばかり頼る「知性主義者(知性主義思想)」に反するという意味だ。なぜ知性主義者に反するかというと、彼らは実践抜きに理屈ば...
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1994:その34(1,637字)
コメ0
ハックルベリーに会いに行く 1ヶ月前
1994年は今年2024年のちょうど「30年前」だ。しかし2024年はもうすぐ終わってしまうので、やがて「31年前」ということになる。ぼくはもともと1994年を舞台に小説を書きたいと思っていた。だから1994年について調べ始めたのだが、調べるのが終わらなくなってしまった。1994年を知るにはその前の1980年代のバブルを知らな...
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トランプの対中戦略。ウォルッ全保障担当補佐官、ルビオ国務長官、グリアUSTR代表と対中強硬派をそろえたが、合わせラト
コメ2
孫崎享のつぶやき 1ヶ月前
A-1 US-China Business Councilチャイナ・ホークスとウォール街幹部がトランプ新内閣にスタッフにChina Hawks and Wall Street Executives to Staff Trump’s New Cabinet重要なポイント次期大統領は閣僚やその他の高官の任命をほぼ確定させた。トランプ大統領の経済関連の任命は、政権が新たな関税に対して当初の予想...
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1994:その33(1,829字)
コメ0
ハックルベリーに会いに行く 1ヶ月前
1988年初頭のときのぼくの学年を、前回「大学二年」と書いたが、正しくは「大学一年」であった。ぼくが大学生に入ったのは1987年4月で、その年の7月に19歳になっている。だから、1988年初頭はまだ19歳の未成年だった。その未成年最後の冬に、武蔵小金井駅のキオスクで買った「漫画アクション」誌を、東京行きの中央線を...
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[Q&A]同窓会に参加しないのは変ですか?(1,533字)
コメ0
ハックルベリーに会いに行く 1ヶ月前
[質問]毎年この時期になると、中学の同級生から忘年会の案内がLINEグループで来ます。当時の教師も毎年数名参加している様ですが、私は参加しないどころか毎年毎年気持ち悪いとすら思ってしまいます。中学時代から同級生と教師は全体的に好きではなく、社会に出るにつれそれが強くなっています。この時代に大昔の仲間と...
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本質的に生きる方法:その11(2,110字)
コメ0
ハックルベリーに会いに行く 1ヶ月前
フランク・ロイド・ライトの建築は「アール・デコ」のスタイルがベースにある。「アール・ヌーヴォー」を用いたことはない。それは、近代のテクノロジーに対して、深いところで共感あるいは賛同の気持ちを持っていたからだ。ただし、それでいながらアール・デコをそのまま踏襲するのではなく、大きな「アンチテーゼ」を...
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石原莞爾と東條英機:その65(1,934字)
コメ2
ハックルベリーに会いに行く 1ヶ月前
1936年12月、石原莞爾のはしごが武藤章によって密かに下ろされ始める。そうしてこれ以降の数年間が、石原にとって一つの「受難の時代」となっていく。その石原の受難を見る前に、まず当時の内閣の動きから確認したい。石原と武藤の一件から3ヶ月後の1937年2月、時の広田内閣が総辞職した。広田内閣は、二・二六事件の責...
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石原莞爾と東條英機:その64(1,872字)
コメ0
ハックルベリーに会いに行く 2ヶ月前
1936年の2月に、石原莞爾は武藤章と協力して二・二六事件を鎮圧した。このとき、中心的な働きをしたのが石原と武藤だった。そうして一度は協力関係を築いた二人だが、すぐに袂を分かつことになる。二・二六事件の後、武藤は関東軍――つまり満州へと異動になる。赴任後、内蒙古(モンゴル)の分離独立工作を担当することに...
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川柳のらりくらり 第1028回 選・柳家喬太郎 お題「定食」
コメ0
週刊文春デジタル 2ヶ月前
ずいぶん前の話、居酒屋のランチタイムに入りました。日替りのAが焼き魚、Bが握り寿司……たしかそんなだったと思います。僕はA、焼き魚の定食を頼みました。コロナ流行よりはるか以前、その店はご飯食べ放題で、大きなジャーから客は勝手におまんまをよそうシステム。気の早い人はメインのおかずが来る前に、味噌汁とお...
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春日太一の木曜邦画劇場 第610回「冒頭から度肝を抜かれる狂言仕立てのミュージカル映画!」『ああ爆弾』
コメ0
週刊文春デジタル 2ヶ月前
前回に続いて、岡本喜八のフィルモグラフィを追う。デビュー作『結婚のすべて』で見事なソフィスティケート・コメディを撮ってのけた岡本は、その後も「暗黒街」シリーズではギャング映画を撮り、「独立愚連隊」シリーズでは戦争映画を西部劇に仕立て――と、ハリウッド映画の影響を直接的に表現した演出で人気を博して...
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石原莞爾と東條英機:その62(1,818字)
コメ0
ハックルベリーに会いに行く 2ヶ月前
二・二六事件が起こったとき、石原莞爾は参謀本部作戦課長という肩書きだったが、早くから反乱部隊の鎮圧組織に身を置き、その要として活躍した。二・二六事件は繊細に推移する。最初は荒木貞夫や真崎甚三郎を中心にこれを容認する雰囲気が広がったが、そこから石原莞爾らの働きで徐々に鎮圧するという考えが広がってい...
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野球道とは負けることと見つけたり:その3(2,052字)
コメ0
ハックルベリーに会いに行く 3ヶ月前
前回に続き、蔦文也を主人公とした5話完結のドラマの構成について書いていく。第四話「手も足も出せなかった男」星稜対箕島は、延長18回と二度の奇跡的な同点ホームランという劇的な内容の末、箕島がサヨナラ勝利した。そうして箕島は、なんとそのまま決勝戦まで勝ち進み、同じく勝ち上がった蔦の池田と当たるのだ。この...
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春日太一の木曜邦画劇場 第606回「妖しさと気品が備わる晴明との間の緊張感は、真田が放つ闇が生んだ!」『陰陽師』
コメ0
週刊文春デジタル 3ヶ月前
真田広之はデビュー以来、飽くなき挑戦心をもってさまざまに役柄の幅を広げていった。そして、四十代を迎える二〇〇〇年前後には早くも、その芝居は円熟味すら感じさせるようになっていた。 だがその一方で、日本映画は真田の成長に反比例するように、その質もスケールも、大きく落としていく。そのため一観客、一真...
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野球道とは負けることと見つけたり:その2(1,656字)
コメ2
ハックルベリーに会いに行く 3ヶ月前
今回は、蔦文也を主人公とした5話完結のドラマの、構成について書いてみたい。第一話「死ねなかった男」蔦文也は、特攻隊員だった。徳島県三好市池田町の素封家の息子として生まれた文也は、何不自由なく甘やかされて育った。そのため心が弱かった。幼い頃から野球が得意で、徳島商業に入学すると、見事甲子園出場を果た...
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本質的に生きる方法:その4(1,850字)
コメ2
ハックルベリーに会いに行く 3ヶ月前
なぜ釈迦をはじめとして偉大な人たちが偉大な発見を過去に何度もしているのに、それは広まらないのか?それは、人間を含むあらゆる生き物の生存は、「賢者」よりも「適者」の方が有利だからだ。適者生存の法則である。これが人間界でも成り立っている。そして人間界において、「生存適者」とは幸か不幸か「愚者」なので...
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石原莞爾と東條英機:その58(1,885字)
コメ0
ハックルベリーに会いに行く 3ヶ月前
皇道派は荒木貞夫と真崎甚三郎を旗頭としていた。荒木も、元々は一夕会の領袖を務めるなど、統制派の永田鉄山とは非常に近しい関係にあった。永田鉄山が荒木を引き立て陸軍大臣に仕立て上げたという経緯さえあった。ところが荒木は、陸軍大臣になってからは、腐敗した閣僚や経済人を一掃し、陸軍が中心となる国家を作ろ...
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1994:その25(1.866字)
コメ0
ハックルベリーに会いに行く 3ヶ月前
1983年4月、フジテレビの深夜番組として『オールナイトフジ』がスタートする。世の中は夕ぐれ族の話題などもあってちょっとした女子大生ブームだった。まだ本格化していなかったが、バブルはすでに始まっていた。若者の誰も彼もが遊びほうけるような時代がすでに始まっていたのだ。なぜこういう時代が始まったのか?1970...
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テレビ健康診断 第992回 戸部田誠(てれびのスキマ)「月曜日に見るには重い? 大胆な切り口で歴史を見つめ直す」『映
コメ0
週刊文春デジタル 3ヶ月前
「雨の日と月曜日はいつも憂鬱」 カーペンターズがそんな風に歌った「Rainy Days and Mondays」からこの日の『映像の世紀バタフライエフェクト』は始まった。「バタフライエフェクト」とは「蝶の羽ばたきが、巡り巡って竜巻を起こす」、つまり、ひとりひとりのささやかな行為が、時代を越えて大きな出来事を引き起こす...
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春日太一の木曜邦画劇場 第604回「トロくてボンヤリした青年の動きが真田の運動能力で喜劇へ昇華した!」『快盗ルビイ』
コメ0
週刊文春デジタル 3ヶ月前
前回に続き、真田広之のフィルモグラフィを追いかける。『吼えろ鉄拳』の大ヒット以降、真田は若手アクションスターとして大人気を博することになる。しかし、そうして得た「スター」の座に甘んじることはなかった。八〇年代半ばからは、主に現代劇でヒロイックではない等身大の役柄にも挑戦している。 中でも和田誠...
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本質的に生きる方法:その3(1,595字)
コメ0
ハックルベリーに会いに行く 3ヶ月前
釈迦は仕事を禁じた。なぜか?それは、その方が本質的に生きられるからだ。ではなぜ仕事をしないと本質的に生きられるのか?それは、仕事というのは執着を生み出すからである。そして執着こそが本質的な生き方を阻害する。だから、仕事を取り除くことで本質的に生きる道は開かれやすくなる。ではなぜ仕事は執着を生み出...
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春日太一の木曜邦画劇場 第603回「若き真田が見せる、チャーミングで美しくて超人的なアクション!」『吼えろ鉄拳』
コメ0
週刊文春デジタル 3ヶ月前
エミー賞受賞を祝し、しばらく真田広之のフィルモグラフィを追ってみたい。 子役から始まった真田の俳優人生は、千葉真一が率いるジャパンアクションクラブ(JAC)での修行を経て、キャリアを重ねていく。そもそも精悍なルックスと類稀な運動神経の持ち主ではある。が、それに甘んじることなく、たゆまぬ厳しい鍛錬と...
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石原莞爾と東條英機:その56(1,737字)
コメ0
ハックルベリーに会いに行く 4ヶ月前
東條英機は久留米で電報を受け取った。そこに永田鉄山の訃報が載っていた。ただちに東京へのキップを取り、鉄道で一昼夜をかけて上京した。そうして永田邸を訪れ、その亡骸と対面した。東條英機にとって永田鉄山とは何だったのか?それは「全て」といっていい。永田鉄山こそ東條英機の生きる理由のようなものだった。師...