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夢王国と眠れる100人の王子様
突然、導かれた異世界。
そこは「夢」が人々の生きる力となる「夢世界」だった。
夢世界で主人公を迎えたナビはこう言う。
この世界は今、人々の夢を喰らう「ユメクイ」という存在に脅かされている。
世界を救うためには各国の王子達の力が必要である、と。
ユメクイを倒すため、執事であるナビ、騎士の国・アルストリアのアヴィ王子と共に
世界を巡ることになった主人公。
夢世界で彼女を待ち受けるのは、どんな冒険か。
そして、世界に夢を取り戻すことはできるのか。
“正体不明の王子”の登場と共に、貴女の物語が今、動き出す…―。
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フットサルボーイズ!!!!!
フットサルが世界的ブームとなって十数年――。
U-18ワールドカップ決勝戦を見た大和 晴は、
日本代表選手・天王寺刻成に強い憧れを抱く。
そして、意気揚々と入部した恒陽学園高校フットサル部で、
仲間にパスを出さない孤高のプレイヤー・榊 星一郎や、
フットサルを諦めかけた過去を持つ、月丘柊依たちと出会う。
それぞれの過去を抱えて、それでも今、フットサルがしたい。
もろく揺れながらも、熱をまとって駆け抜ける――
男子高校生たちの全力の"瞬間"(せいしゅん)が、はじまる。
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ひとりじめマイヒーロー
なくしていたから、求めていた。『居場所』と『絆』をなによりも。
ヒーローは嫌いだった。自分の前には現れないから。そんなヘタレヤンキーの正広は、"熊殺し"の異名を持つ康介と出会う。
泣ける『居場所』を切望していた正広。力よりも優しい腕を広げたかった康介。
ぬくもりのなかで知った、眩しい感情。
ずっと一緒の約束が破られた。だから健介は支倉と絶交した。
けれど、支倉を忘れられなかった健介。健介の笑顔をもう一度見たかった支倉。
すれちがっていた心が、ひとつの『絆』になる。