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ニル・アドミラリの天秤 第捌章 恋火の彩 -ヒゲキ-
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カラスのスパイであることを告白した滉はそのままフクロウを去ってしまう。信頼していた滉の突然の裏切りにメンバーたちは動揺を隠せない。フクロウを抜け出...
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ニル・アドミラリの天秤 第漆章 雨降り映畫館 -ナミダ-
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滉と映画を観ることになったツグミ。滉の新たな一面が垣間見られ、楽しいひとときを過ごす。そんな中、軍縮に反対する一派による貴族院議員の殺害が横行。稀...
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ニル・アドミラリの天秤 第陸章 母の俤 -カワセミ-
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ツグミと翡翠はヨコハマの遊女が書いた本の存在を掴むものの、すでに誰かの手に渡ってしまっていた。行方不明である母親について書かれているのではないかと...
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ニル・アドミラリの天秤 第伍章 紅月の夜 -ライラック-
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ウエノ公園の雑木林で女性の変死体が発見される。被害者の口にはライラックの花が詰め込まれており、傍らには紫鶴の本「ライラック恋夜」が無造作に置かれて...
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ニル・アドミラリの天秤 第肆章 小夜啼鳥の舞踏会 -ナハティガル-
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仕事も少しずつ慣れてきたツグミはある日、首相の息子である鵜飼昌吾と出会う。稀モノが原因で自殺未遂を起こした彼はその傷を癒すため、フクロウで共同生活...
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ニル・アドミラリの天秤 第参章 焔の神を名乗る者 -カグツチ-
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自分の力で多くの人を救うことができると実感したツグミは、フクロウのメンバーとも打ち解けはじめていた。だが仕事終わりに隼人たちと食事を楽しんでいると...
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ニル・アドミラリの天秤 第弐章 帝国図書情報資産管理局 -フクロウ-
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作者の強い情念が籠り、時には読んだ者を死に追いやる力を持つ本。それらは「稀モノ」と呼ばれ、「帝国図書情報資産管理局」通称・フクロウが収集・保護を行...
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ニル・アドミラリの天秤 第壱章 稀モノの煌き -アウラ-
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大正が15年では終わらず、さらに10年の月日を重ねた日本。没落の一途を辿る華族・久世家の長女ツグミは家を救うため、望まない許婿との結婚を決意する。だが...