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ノラガミ ARAGOTO
黒いジャージにスカーフ姿の“夜ト”は、祀られる社の一つもない貧乏でマイナーな神様。
賽銭<5円>で人助けをする、自称”デリバリーゴッド”である。
交通事故に遭いそうになった夜トを助けようとしたことがきっかけで、
”半妖(はんよう=魂が抜けやすい体質)”となった良家の令嬢・壱岐ひより、
さらに、夜トに拾われ、神様が使う道具“神器”となった少年“雪音”と共に、
人間に害を与える”妖”と戦いを繰り広げながらも、その三人の絆は深まっていた。
一方で、七福神の一柱(ひとり)で最強武神である“毘沙門”から命を執拗に狙われ続けている夜ト。
ふたりの間に秘められた過去、そして、因縁の対決の行方は…
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ノラガミ
黒いジャージにスカーフ姿の”夜ト(ヤト)”
は、祀られる社の一つもない貧乏でマイナー
な神様。
自分の社を築くべく、自分の携帯番号を街な
かやトイレの壁に書き込み、
賽銭<5円>で人助けをする、自称”デリバ
リーゴッド”である。
良家の令嬢・壱岐ひよりは、交通事故に遭い
そうになった夜トを助けようとして、
代わりに自分が交通事故に巻き込まれてしまう。
それがきっかけで”半妖(はんよう=魂が抜
けやすい体質)”となったひよりは、
その体質を治してもらうために夜トを追いか
け、次第に行動を共にするようになる。
さらに、夜トに拾われ、神様が使う道具“神
器(しんき)”となった少年“雪音(ゆき
ね)”も仲間に加わり、
人間に害を与える”妖(あやかし)”と戦いを
繰り広げる一方で、夜トの秘められた過去が
ひもとかれていく。
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ジョゼと虎と魚たち
趣味の絵と本と想像の中で、自分の世界を生きるジョゼ。幼いころから車椅子の彼女は、ある日、危うく坂道で転げ落ちそうになったところを、大学生の恒夫に助けられる。海洋生物学を専攻する恒夫は、メキシコにしか生息しない幻の魚の群れをいつかその目で見るという夢を追いかけながら、バイトに明け暮れる勤労学生。そんな恒夫にジョゼとふたりで暮らす祖母・チヅは、あるバイトを持ち掛ける。それはジョゼの注文を聞いて、彼女の相手をすること。しかしひねくれていて口が悪いジョゼは恒夫に辛辣に当たり、恒夫もジョゼに我慢することなく真っすぐにぶつかっていく。そんな中で見え隠れするそれぞれの心の内と、縮まっていくふたりの心の距離。その触れ合いの中で、ジョゼは意を決して夢見ていた外の世界へ恒夫と共に飛び出すことを決めるが……。