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チョコレート・アンダーグラウンド
「本日の午後5時以降、チョコレートを禁止
する」
それは驚愕の法律だった。
舞台はおそらく現代のとある国。
国民の無関心により選挙で勝利をおさめてし
まった〈健全健康党〉は、
なんと「チョコレート禁止法」なる法律を発
令したのだ!
チョコレートをはじめとするお菓子や飲み物や、
とにかく美味しいものを「健康に悪い」とす
べて禁止にしてしまった。
そんな中、憧れのルイーズに会いに
今日もバビおばさんのスイーツ・ショップに
立ち寄るハントリーとスマッジャー。
法律ができるまでは大変賑わっていた店も、
今や見る影もない。
肩を落とすバビおばさんを横目に、ルイーズ
がふたりに語ったのは、
街外れの廃坑にチョコレートの密売が行われ
ているという情報。
さっそく廃坑に出向くが、少年たちはそこで
不可解な暗号を見つける。
苦心の末、暗号を解いたふたりは、密売の場
所へ潜入……。
と思いきや、そこでは大勢の人たちが、チョ
コレート・パーティを開催していた!
久しぶりのチョコの味に感激するハントリー
とスマッジャー。
しかし喜びも束の間、パーティ会場はチョコ
レート警察に押し入られてしまう。
逃げ惑う人々。そして、不運にもハントリー
たちの友人であるデイヴが逮捕されてしまう!
許せない!
彼はただ、チョコレートを食べていただけな
のに!
それがそんなに悪いことなのか?
ハントリーとスマッジャーはルイーズとともに、
仲間の協力を得ながらチョコレートの密造・
密売を始めたのだ!
果たして彼らは自身の知恵と情熱で、
それまでの“楽しくて美味しい”自由な世界を
取り戻すことができるのか!?
(C) 2009チョコレート・アンダーグラウンド
製作委員会