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嘆きの亡霊は引退したい
トレジャーハンターになろうぜ
目指すはただひとつ、世界最強の英雄だ
かつてそんな誓いを交わした六人の中でひとりだけ
圧倒的に才能がなかった少年がいた。
ある日挫折を口にした彼に、幼馴染は言った。
「クライ、お前、特に役割ないんだからリーダーやれよ」
才能があり過ぎる怪物達(=幼馴染達)で結成されたパーティ《嘆きの亡霊(ストレンジ・グリーフ)》は
数年にしてその名を帝都中に轟かせ、
そのてっぺんに据えられた彼は
あれよあれよという間に最強パーティのリーダーとして祭り上げられた。
跳ね上がる周囲からの期待により
彼の言動はいつだって勘違いされ、事態は予想もしない展開に…。
これは、最強パーティのリーダーにして
最強のクランマスターとして名を馳せるクライ・アンドリヒの
栄光と苦悩に満ちた英雄譚である!
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社長、バトルの時間です!
世界の中心、ゲートピア…。かつて世界は果てしない荒廃が続くばかりの魔境だった。
そこへ天から女神が舞い降り、天空に巨大な「門」が出現。人々は「門」の中に世界を維持する奇跡のエネルギー、キラクリが存在することに気づく。月日は流れ、ゲートピアは都市として発展。「門」のダンジョンの中で専門的にキラクリを採取するトレジャーハンターが登場。世界を維持する奇跡のエネルギーは、キラクリハンターの手にゆだねられている。
主人公・ミナトはある日突然、幼馴染のユトリアに呼び出される。淡い期待を持って向かったその場所で、ミナトはユトリアに告げられるーー
「わたし、あなたのこと…社長に向いていると思ってたの!」
こうして先代の跡を継ぎ、ミナトの冒険社長ライフが始まったのだった。