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「悪事のついで」徒然草気まま読み#131
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今回扱うのは、第二百九段。全文を紹介すると…人の田を論ずるもの、訟(うた)へにまけて嫉(ねた)さに、その田を刈りて取れとて、人をつかはしけるに、まづ...
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「珍しい鳥獣は不要」徒然草気まま読み#130
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今回扱うのは、第百二十一段。冒頭部分を紹介すると…養ひ飼ふものには馬、牛。繋ぎ苦しむるこそ痛ましけれど、なくて叶はぬ物なれば、如何はせむ。犬は守り防...
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「舶来品は不要」徒然草気まま読み#129
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今回扱うのは、第百二十段。全文を紹介すると…唐の物は、藥の外はなくとも事かくまじ。書どもは、この國に多くひろまりぬれば、書きも寫してむ。もろこし船の...
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「祟りを怖れるな」徒然草気まま読み#128
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今回扱うのは、第二百七段。全文を紹介すると…龜山殿〔嵯峨龜山の仙洞御所〕建てられむとて、地を引かれけるに、大きなる蛇(くちなは)數もしらず凝り集りた...
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「事を成し遂げるには」徒然草気まま読み#127
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今回扱うのは、第百八十八段。冒頭を紹介すると…ある者、子を法師になして、「學問して因果の理〔佛教の一教義、善因に善果、惡因に惡果ある理〕をも知り、説...
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「乗馬の達人」徒然草気まま読み#126
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今回扱うのは、第百八十五段。全文をご紹介すると…城(じゃうの)陸奧守泰盛〔城は出羽秋田城、城介で陸奧守を兼ねた、義景の子、北條時宗の舅〕は雙なき馬乘...
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「宝剣と御剣」徒然草気まま読み#125
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今回扱うのは、第百七十八段。全文をご紹介すると…ある所の侍(さぶらひ)ども、内侍所〔宮中内侍所、鏡を奉安せる所〕の御(み)神樂を見て人に語るとて、「...
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「小野小町の偽書」徒然草気まま読み#124
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今回扱うのは、第百七十三段。全文をご紹介すると…小野小町がこと、極めてさだかならず。衰へたるさまは、玉造といふ文に見えたり。この文清行(きよゆき)が...
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「若者と老人」徒然草気まま読み#123
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今回扱うのは、第百七十二段。一部をご紹介すると…若き時は血氣内にあまり、心物に動きて、情欲おほし。身をあやぶめて碎け易きこと、珠を走らしむるに似たり...
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「尊い罵倒」徒然草気まま読み#122
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今回扱うのは、第百六段。一部をご紹介すると…高野の證空上人京へ上りけるに、細道にて馬に乘りたる女の行きあひたりけるが、口引きける男あしく引きて、聖の...
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「いないはずの人の手助け」徒然草気まま読み#121
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今回扱うのは、第百一段。全文をご紹介すると…ある人、任大臣の節會の内辨〔節會の時、承明門内の諸事を掌る役〕を勤められけるに、内記〔中務省の官吏、詔敕...
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「虚空よくものを容る」徒然草気まま読み#120
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今回扱うのは、第二百三十五段。一部をご紹介すると…主(ぬし)ある家には、すゞろなる人、心の儘に入り來る事なし。主(あるじ)なき所には道行人(みちゆき...
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「笛を吹く男」徒然草気まま読み#119
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今回扱うのは、第四十四段。一部をご紹介すると…怪しの竹の編戸の内より、いと若き男の、月影に色合定かならねど、つやゝかなる狩衣に濃き指貫、いとゆゑづき...
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「清げなる男」徒然草気まま読み#118
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今回扱うのは、第四十三段。短いので、全文をご紹介。春の暮つかた、のどやかに艷なる空に、賤しからぬ家の、奧深く木立ものふりて、庭に散りしをれたる花見...
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「古さの名誉」徒然草気まま読み#117
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今回扱うのは、第九十九段。短いので、全文をご紹介。堀河の相國は、美男のたのしき人にて、その事となく過差を好み給ひけり。御子基俊卿を大理(だいり)に...
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【頑固亭異聞】世界のカオスに続く「新しい中世」とは?[R3/1/26]
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守るべきものと、正すべきもの。日本のために論陣を張ってきた“ガンコ者たち”が集い、時事をはじめとする様々なテーマについて、互いに一家言を交えていきま...
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「琵琶の名器を壊した話」徒然草気まま読み#116
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今回扱うのは、第七十段。短いので、全文をご紹介。玄應の清暑堂の御遊に、玄上は失せにしころ、菊亭の大臣、牧馬を彈じ給ひけるに、座につきてまづ柱(ぢゅ...
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「配所の月」徒然草気まま読み#115
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今回扱うのは、第五段。短いので、全文をご紹介。深う愁(うれえ)に沈める人の、頭(かしら)おろしなど、ふつゝかに思ひとりたるにはあらで、有るか無きか...
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「人の亡き跡」徒然草気まま読み#114
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今回扱うのは、第三十段。動画では冒頭部分だけのご紹介ですが、ここでは全文を掲載します。人の亡き跡ばかり悲しきはなし。中陰(ちゅういん)の程、山里な...
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「はっきりと答えよう」徒然草気まま読み#113
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今回扱うのは、第二百三十四段。冒頭部分を紹介すると…人の物を問ひたるに、知らずしもあらじ、有りのまゝにいはむはをこがましとにや、心まどはすやうに返り...
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「賢しらは見苦しい」徒然草気まま読み#112
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今回扱うのは、第二百三十二段。冒頭部分を紹介すると…すべて人は、無智無能なるべきものなり。ある人の子の、見ざまなど惡しからぬが、父の前にて、人と物い...
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「大欲は小欲に似たり」徒然草気まま読み#111
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今回扱うのは、第二百十七段。冒頭部分を紹介すると…ある大福長者の曰く、「人は萬をさしおきて、一向(ひたぶる)に徳をつくべきなり。貧しくては生けるかひ...
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「大根の勇士」徒然草気まま読み#110
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今回扱うのは、第六十八段。前半を紹介すると…筑紫に、なにがしの押領使などいふやうなる者のありけるが、土大根(つちおおね)を萬にいみじき藥とて、朝ごと...
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「上には上がある」徒然草気まま読み#109
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今回扱うのは、第百七十七段。前半を紹介すると…鎌倉の中書王にて御鞠ありけるに、雨ふりて後、未だ庭の乾かざりければ、いかゞせむと沙汰ありけるに、佐々木...
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「慈悲の心」徒然草気まま読み#108
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今回扱うのは、第百二十八段。冒頭を一部紹介すると…雅房大納言は、才賢く、善き人にて、大將にもなさばやと思しける頃、院の近習なる人、「只今、淺ましき事...
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ぼろぼろの話「徒然草 気まま読み」#107
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今回扱うのは、百十五段。前半から紹介すると…宿河原といふ所にて、ぼろぼろ多く集りて、九品の念佛を申しけるに、外より入りくるぼろぼろの、「もしこの中(...
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吉凶は人による「徒然草 気まま読み」#106
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今回扱うのは、九十一段。前半を紹介すると…赤舌日(しゃくぜつにち)といふ事、陰陽道(おんみゃうだう)には沙汰なき事なり。昔の人これを忌まず。この頃、...
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生きてる間は武勇を誇るな「徒然草 気まま読み」#105
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今回扱うのは、八十段。冒頭を一部紹介すると…人ごとに、我が身にうとき事をのみぞ好める。法師は兵の道をたて、夷(えびす)は弓ひく術知らず、佛法知りたる...
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今でしょ!「徒然草 気まま読み」#104
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今回扱うのは、五十九段。前半部分を紹介すると…大事を思ひたたむ人は、さり難き心にかゝらむ事の本意を遂げずして、さながら捨つべきなり。「しばしこの事果...
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母の教育「徒然草 気まま読み」#103
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今回扱うのは、百八十四段。鎌倉幕府の執権・相模守時頼の母、松下禪尼のエピソード。時頼を招く際、すすけた障子の破れたところだけを、禪尼自ら貼り替えて...
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人の心の弱さ「徒然草 気まま読み」#102
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今回扱うのは、五十八段。冒頭のみ紹介すると…「道心あらば住む所にしもよらじ、家にあり人に交はるとも、後世を願はむに難かるべきかは」と言ふは、更に後世...
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知らぬ道 『徒然草 気まま読み』#101
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今回扱うのは、五十七段。全文を紹介すると…人のかたり出でたる歌物語の、歌のわろきこそ本意なけれ。すこしその道知らん人は、いみじと思ひては語らじ。すべ...