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チョコレート戦争 朝に道を聞かば夕べに死すとも可なり
私立百瀬学園。
芸能活動を希望する生徒に向けた、“スタークラス”と呼ばれる芸能クラスを備え、毎年バレンタインデイが重要なイベントとされている。
その日に一番多くのチョコレートをもらった男子生徒は人気No.1“キング”と呼ばれ、先の芸能活動も保証されるからである。
しかし今年の2月14日、事件は起こった。“キング”確定と噂されていた生徒・篠田康太(立石俊樹)が誰かからの毒入りチョコレートが原因で、死亡してしまう。篠田のクラスの副担任・仁科智也(小澤廉)は、篠田が所属していた学園内アイドルユニット“Dust Kiss”のメンバー、吉川優(小南光司)、村木乃亜(古谷大和)、宮田健介(星元裕月)、小暮海斗(TAKA)に話を聞いて行くが……。
果たして誰が、毒入りチョコレートを渡したのか。
様々な憶測や疑惑がうごめく学園で“Dust Kiss”のメンバー、それを取り巻く女生徒や教師たちの隠された事実が次々にあぶり出されて行く。
そして物語は仁科の隠された過去へと遡ることになる。そこにはかつての百瀬学園のスタークラス生徒・久保南碕(植田圭輔)の姿があった。
誰かが言った「チョコレート戦争が始まった」と……。
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ブブキ・ブランキ
新宿の雑踏を駆け抜ける少年、一希東(かずき あずま)。
10年ぶりに日本に戻ってきた東は、武装した男たちに追われて逃げるはめになってしまう。
男たちは、意思を持つ武器である「ブブキ」を捕獲することを目的とする「ブブキ警察」の警察官だった。
捕らえられ尋問を受ける東だったが、突然目の前の床が溶け落ちると、右手の形をした謎の物体が姿を現す。
「右手ちゃん」と呼ばれるそのブブキは、不思議な力を発揮してブブキ警察官たちをなぎ倒すと、主人である少女、朝吹黄金(あさぶき こがね)と共に東を助け出すのだった。
東はさらに、「ブブキ使い」の少年少女、野々柊(のの ひいらぎ)、扇木乃亜(おうぎ きのあ)、種臣静流(たねおみ しずる)と会う。
自分も「心臓」のブブキ使いだと知った東は、柊たちと共に新宿の地下に眠る巨人、ブランキ“王舞”を復活させるために動き出す。
東たちの持つ5つのブブキが40メートルの巨人、ブランキ“王舞”として再生し地上に姿を現すと、真紅の巨人、ブランキ“炎帝”が彼らの前に立ちはだかるのだった。