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亜人 #01 「僕らには関係ない話」
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亜人――それは、決して死なない存在。17年前のアフリカで発見され、以降、全世界で46体、日本国内では2体が確認されている。永井圭は、医学部受験を控えた高校...
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亜人 #02 「何でこんなことになったんだ。僕は悪くないのに」
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夜の闇に紛れ、逃げ続ける圭。山合の車道にはほとんど車も通らず、彼らは順調に逃げ続ける。圭の脳裏には、携帯電話で見た映像――どこかの研究所で亜人らしき...
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亜人 #03 「もうダメじゃないかな?」
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圭が亜人であったという情報は、テレビやインターネットを通じ、世界中に広まっていた。圭が身元不明の協力者と逃げ続けていること、亜人を捕まえれば大金を...
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亜人 #04 「君は黒い幽霊を見たことがあるか?」
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永井慧理子の病室に侵入した黒い幽霊は、部屋にいた人々を切り裂いた。その様を見た慧理子はショックのあまり気を失い、ベッドに倒れ込む。病院の中庭では、...
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亜人 #05 「いざとなったら助けを求める最低なクズ」
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県警本部の荒木は携帯の発信源を元に、圭が潜伏していると思われる場所を特定。多数の警官隊を率い、現場に駆けつける。彼らの手には戸崎の指示で支給された...
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亜人 #20 「クロちゃん、もう一度だけ」
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戸崎を乗せ、走り去る車を見た泉は、単独でアルメイダらを追う。しかし、彼らを止めることはできず、アルメイダたちは米国大使館へと向かう。大使館に逃げ込...
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亜人 #21 「この国ちょっと大変なことになるから」
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「残るターゲットはひとり。武蔵重工の橋口会長だ。取締役会が開かれる3日後の19時、殺しに行くよ」佐藤が出した犯行日時指定の声明。メンツを潰された日本政...
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亜人 #22 「邪魔してるのはあんたの方だろ」
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「ここからは――火と刃物だけの、原始的な戦いだ」武蔵重工に突っこんだトラック。その荷台にはEMP――爆薬発電機が積まれていた。すべての電子機器が使用不...
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亜人 #23 「僕はやりませんよ」
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佐藤を本気にさせた圭。その代償は高く付いた。佐藤IBMによって倒れる泉、攻。無残にも叩き潰される黒服たち。恐怖を感じた圭は、戦意を喪失し、崩れ落ち...
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亜人 #24 「これじゃホントに戦争じゃないすか」
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「1週間後の午後12時までに、日本を明け渡してほしい」佐藤の突拍子もない要求に、すでに緊急事態宣言を発令していた政府は、改めて「国家の危機である」との...
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亜人 #25 「でもまあ、面白そうだからいいけどね」
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佐藤が放ったミサイルは、首相官邸付近に着弾した。佐藤には日本政府と交渉する気など最初からなかった。そのことに気づいた奥山たちは佐藤から離れ、戸崎に...
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亜人 #26 「僕も約束しますよ、佐藤さん」
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「佐藤さん、みんな…、あんたの遊びに付き合うのには…もううんざりしてるんですよ!」起爆装置を押す圭。佐藤と田中の周囲や頭上で、爆発が起こる。大量の瓦...
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亜人 #19 「飼い犬は大変だな」
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厚生労働大臣の前のターゲットが殺害され、ついに佐藤捕獲計画を実行に移す時が来た。だが、肝心の戸崎がアルメイダによって連れ去られてしまう。拉致現場に...
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亜人 #18 「クロちゃん、お願い」
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殺害リストの×印が三分の一を越えた。だが、日本政府は依然、佐藤との交渉を拒否していた。圭たちは実戦を想定し、実地訓練に移る。各チームは3人編成。圭を...
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亜人 #06 「君もブチ殺してやる」
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迎えに来た佐藤に、圭は泣きながら礼を述べた。周囲には無数の死体が転がっていたが、圭は特に動揺することなく無表情に佐藤の後を付いていく。佐藤は圭に、...
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会員無料 ←実験体なんだろ wwwww 言葉にしてくれる人は ギネスでも狙ってんの 殺されるのと自殺じゃ 絶対わかってねえ笑 平沢さんガタイすげえ 黒服に囲まれて落ち着 神様もとんでもない奴23:50
亜人 #16 「俺はいつだって怖い」
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桜井の搭乗していた航空機が静岡県沖に不時着した。桜井を殺害した佐藤が、飛行機のドアを爆破し、逃走したためだった。警視総監は警察の威信と誇りをかけ、...
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亜人 #15 「どいつもこいつもバカばっかりだ」
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「そしてこれが――カウントダウン開始の合図だ」若井が射殺された。佐藤の暗殺リストトップに名前が挙がっていた男だ。若井の死と同時に、佐藤が言うところの...
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亜人 #14 「なんかめんどくさくなってきた」
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佐藤の凶行を許し、永井圭と中野攻にも逃げられた戸崎。亜人管理委員会から呼び出された彼は、後輩である曽我部に迎えられる。泉と共にヘリコプターから降り...
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亜人 #13 「佐藤さん、あんたのせいでメチャクチャだ」
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佐藤対SATの戦いは、テレビ中継や、佐藤の身につけたウェブカメラを通じ、全世界に発信された。凄惨な現場を目撃した国民の非難は、亜人と共に、テロ対策...
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亜人 #12 「いやあ、疲れたね」
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倒壊した建物の粉塵が舞う中で、両者は静かに対峙していた。片方は、ハンチング帽をかぶった中年の男。もう片方は、警視庁特殊急襲部隊――通称・SATの隊員...
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亜人 #11 「さあ、ショウタイムだ」
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佐藤の出した犯行予告の日まで、あと2日。圭はいつものように山中さんと食卓を囲んでいた。テレビには、グラント製薬ビルの襲撃予告に対する警備の様子が映し...
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亜人 #10 「発生と同時に崩壊が始まっている」
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佐藤たち亜人は、製薬会社襲撃の準備を着々と進めていた。彼らが新たに拠点に選んだのは、閉鎖され、放置された町工場だった。その埃っぽい室内で、佐藤はあ...
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亜人 #09 「待て、もう一度話し合おう」
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佐藤の犯行予告を受け、マスコミ各社は連日、亜人関連の情報を流し続けていた。それによると、テロが決行されるのは10日後の水曜、午後3時。目標は、グラント...
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亜人 #08 「衝戟に備えろ」
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亜人研究所から逃走した圭は、とある海岸に流れ着いていた。痛みには慣れてきた圭だったが、溺れる苦しさは痛みとはまた別物だった。改めて、人助けなどとい...
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亜人 #07 「そして必ず隠蔽する」
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失態を犯した戸崎を、厚生労働大臣は叱責する。このままでは降格か、それ以上の処分が下されるかもしれない。そう宣告された戸崎は身の危険を感じる。もとも...
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亜人 #17 「反吐が出ますね」
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「お前の友人は少年院にいる」突然、戸崎に告げられた圭。彼は一瞬怯むが、すぐに考え直す。これから起こることを考えれば、そこが一番安全な場所だと思えた...
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セントールの悩み #12 ■ファンタジーをRPG気分で作ってみた。 ■激闘! 腕相撲! 女(ヒロイン)だらけの勝負の行方は
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■美津代の書いた作品を、あれこれ批評する羌子と希だったが…。そのお話の内容とは?いったい? ■クラスで、女子腕相撲大会が繰り広げられることになった。い...
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セントールの悩み #10 ■デートに現代美術鑑賞を選んだ場合…その1。 ■デートに現代美術鑑賞を選んだ場合…その2。
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■南極人のスーちゃんが、クラスメイトの男子とデートすることになった。スーちゃんのことを心配する姫乃、希、羌子はそっとふたりを尾行することにしたのだが...
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セントールの悩み #9 ■世間で偉人って言われている人の苦悩って。 ■世間で偉人って言われている人の人生って。
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■最近、メディアに頻繁に登場する両生類人のジャン・ルソー。彼はいったいどんな人物なのか? ■そして、そのジャン・ルソーと面談する要人。その要人の数奇...
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セントールの悩み #8 ■真剣勝負ってメンタルの強さが一番の勝因なのかもしれない。 ■信じるものの不確定さって…なんて不条理に呟いたりして。
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■流鏑馬大会に出場する姫乃。そんな姫乃の宣戦布告をする後輩の綾香。羌子に何やらふきこまれた姫乃は、綾香に賭けをもちかけるのだが…。 ■人魚の街では祭の...
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セントールの悩み #6 ■先祖や歴史のことを遡れるのは、むしろ幸福? それとも不幸? ■本当に好きなことを仕事にすることは果たして幸せなのかな?
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■人馬の祖先達が繰り広げる壮大なロマンと数奇な運命。今、この世界で暮らす姫乃からは、想像出来ない、それはそれは壮絶なものだった。■文筆業を生業とする...
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セントールの悩み #5 ■南極人って噂が一人歩きしてるみたい。 ■でも、結局、南極人って歴史もルーツも謎だよね。
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■ある日突然に、南極人の転校生ケツァルコアトル・サスサススールがやってきた。皆、南極人の転校生に興味津々。だが、姫乃だけは何故か、どうやら南極人にト...